#002 SDガンダムBB戦士No.8 サザビー(機動戦士ガンダム逆襲のシャアより)
SDガンダムBB戦士No.8 機動戦士ガンダム逆襲のシャアから、サザビー(1988年5月発売)のキットをレビュー、制作動画をご紹介しています。
・SDガンダムBB戦士の超初期のキット
・サザビーのキットの組み立て
・水性アクリル塗料での色塗り
サザビーのキット紹介
キットの概要
シリーズNo. | 8 |
デザインベース | – |
発売 | 1988年5月 |
価格 | 300円 |
武器 | ビームショットライフル、シールド、ビームトマホーク、ファンネル、パンチ |
特徴 | ライフルからスプリングギミックで、ファンネル・ビームトマホーク・パンチ・脱出ポッドを飛ばすことができる。 BB弾ではない、ミサイルタイプの弾丸が登場した初めてのキットです |
赤ボディ、大面積で必須な塗装はそんなにないので、素組み状態や、塗装ビギナーでも、ある程度かっこよく見せることができるキットだと思います
No.7 νガンダムに次ぐキットなので、コミックワールドはPART2。
サザビー (SAZABI)
初出は、1988年に公開されたアニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』。
作中の敵側勢力である新生ネオ・ジオン軍の総帥シャア・アズナブルの専用機。特殊な人間であるニュータイプ用に開発された高性能機で、歴代のガンダム作品に登場するジオン系MSの集大成とされる。
作中のMSのなかでも大柄な体躯と、シャアのパーソナルカラーである赤い機体色が特徴。
背部上段に装備された2基のコンテナには、「ファンネル」と呼ばれる遠隔誘導ビーム砲台を合計6基搭載している。
劇中終盤において、主人公アムロ・レイが搭乗するνガンダムと死闘を繰り広げる。
サザビーのキットを開封~組立
キットを開封して素組みしました
水性アクリル塗料で塗装しました
塗装の様子をダイジェストにまとめました。
塗装の際の様子
塗料は、水性アクリルのシタデルカラー。
筆塗りで色付けをしていきました。
色の境目や細部は面相筆で、広い面積は模型用のブラシなどで着色しました。
さらに細かいところは、先端を糊で固めた細筆を使用しました。
まず下地塗りとして、シタデルカラーの「コントラスト」を使用しました。
BASE、SHADEの両機能を兼ね備えた塗料で、下地にもなり、スジや溝には液体が流れ込んでいくので時短にもなり、最近多用しています。
このサザビーのキットでは、グリフチャージャーグレイ、イアンデンイエロー、ブラッドエンジェルレッド、バシリカヌムグレイの4色を使用です。
まずはイアンデンイエロー。
主に、黄色を上塗りする箇所の下地として使いました。
次にグリフチャージャーグレイ。
バックパック、ライフル、シールドなどの武器・防具の成形パーツに塗りました
このカラーをそのまま仕上げ色にした部分もありました。
バシリカヌムグレイ。
黒の箇所、スミ入れの部分に使いました
続いてブラッドエンジェルレッド。
こちらは赤を上塗りする箇所の下地として使いました。
サザビーのメインカラーです。
隠ぺい力も強めの下地カラーなので、そのまま仕上げになった部分もありました
このサザビーのキットは、映画、逆種のシャアの公開に合わせてコンセプトを一新させて展開され始めたBB戦士の、起点となるタイミングで、ニューガンダムと同時に発売されました
武器はライフルにビームトマホーク、ファンネル、パンチが付属
上塗りもカラーごとに見ていきます。
まずは、黒・シタデルカラーの、アバドンブラックを使いました。
粘性の高い、隠ぺい力の強めの黒です。
腕部、胴体の一部に使用しました。
黄色はアヴァーランドサンセット。
先に塗った下地、イアンデンイエローが効いてうまく着色しました。
赤、メフィストンレッドを塗りました。
下地、ブラッドエンジェルレッドを塗った箇所に上塗りしました。
およそ3分の2は、コントラストカラーで着色できていたので、残りを、ムラのある個所など補完する形で色を入れていきました
下地でバシリカヌムグレイを塗った箇所に、レイヤー塗料のエシングレイを塗りました
色分けとしては、これが最後のカラーとなりました
こちらが今回の、サザビーの上塗りで使用した塗料。
この動画分で塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約60分でした。
塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。
色塗り終った各パーツを組み上げていきます。
SDですがサザビーらしい良いポロポーションで、パーツの数にしてはクオリティ高いキットです。
塗装後
塗装後がこちら。
動画をYoutubeで見る
制作過程を動画に記録しています
素組みの際
素組みの動画
塗装の動画
塗装の動画
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