【SDガンダムBB戦士No.398】ライトニングガンダムを筆塗り製作!ファレホ×シタデルカラーで再現する精密射撃機体#1039
SDガンダムBB戦士No.398「ライトニングガンダム」をフリーハンド筆塗りでリペイント。ファレホ&シタデルカラーを使い、コウサカ・ユウマの愛機を精密に再現しました。組み立て工程から塗装色まで詳しく解説します。


■ SDガンダムBB戦士 No.398 ライトニングガンダムとは
ガンダムビルドファイターズトライより登場する、コウサカ・ユウマの愛機「ライトニングガンダム」を制作しました。
発売は2015年、定価660円のキットで、BB戦士シリーズの中でも高い完成度を誇ります。
今回は素組みから塗装仕上げまで、ファレホ&シタデルカラーを使った筆塗り工程を紹介します。

■ キット開封と内容確認
パーツは3色成形で、ポリキャップとシール付きの全2袋構成。
背部の「ライトニングバックウェポンシステム」は分離・合体が可能で、本体に装着して飛行形態にも変形します。
付属品はビームライフルとシールド。さらに、ウイニングガンダムやビルドバーニングガンダムと連動したギミックも搭載。


説明書はコミックワールド付きの8ページ構成で、LEGENDBB規格を踏襲した関節可動も魅力です。
■ ライトニングガンダムの特徴
ライトニングガンダムは、リ・ガズィをベースに製作された遠距離射撃型ガンプラ。
肩部センサーと連動する長距離ビームライフルで高精度の狙撃が可能。
さらにバックウェポンシステムと合体することで高速飛行モードへの変形も実現しています。
戦略性の高い万能機体として、劇中でも高い人気を誇りました。

■ 組み立て工程(素組み)
組み立てはすべて薄刃ニッパーでゲートカットし、接着には「Mr.セメント流し込みタイプ」を使用。
- 頭部:LEGENDBB準拠で装甲の着脱が可能。
- ボディ・腰部:ポリキャップを挟み込む構造で可動性良好。
- 腕部:肘関節が2軸可動。左右を間違えないよう注意。
- 脚部:シール箇所は塗装で再現予定。






シールは最小限で、目のシールは瞳あり・なしを選択可能です。
■ 下地処理とマットコート
組み立て後、塗装前にMr.スーパークリアつや消しを吹き、マットな下地を形成。
塗料のノリを均一にし、後工程での発色を高めます。

■ 塗装①:本体パーツの筆塗り工程
塗料は水性アクリル塗料のファレホを中心に、シタデルカラーを補助的に使用。
下地から上塗りまで2段階構成で筆塗りしています。
【使用したカラー一覧】
- ベース下地:ファレホ ゲームカラー《デッドホワイト》
- 明るい緑:ファレホ モデルカラー《ライトグリーン》
- 黄色:ファレホ ゲームカラー《ゴールドイエロー》
- 濃い青:モデルカラー《インファントリーブルー》
- 赤:ゲームカラー《ブラッディレッド》
- グレー:モデルカラー《ダークグレー》
- 薄いグレー:メカカラー《ストーングレイ》
- トップコート:シタデル テクニカル《ストームシールド》

筆塗りには面相筆と刷毛を使い分け、およそ70分でベース塗装完了。
ファレホ特有の滑らかな塗り心地で、筆ムラも最小限です。



■ ファレホ・シタデルカラーの特性
- ファレホ(Vallejo):発色が良く筆塗りに最適。世界基準の高品質アクリル塗料。
- ゲームカラー:鮮やかでファンタジックな色味。強い隠ぺい力が特徴。
- モデルカラー:幅広い用途に対応する標準シリーズ。
- メカカラー:ロボットやメカ用に最適化されたシリーズ。
- シタデルカラー:マット仕上げで、重ね塗りしても発色がくすまない。

■ 塗装②:武装とバックウェポンの塗装
2回目の塗装では、頭部装甲・シールド・ビームライフル・バックウェポンを中心に色分け。
下地にデッドホワイトを使用し、
- ライトグリーン(ファレホ)
- インファントリーブルー(ファレホ)
- ダークグレー(ファレホ)
- ストーングレイ(メカカラー)
を重ね塗り。

最後にストームシールドでマットコートし、質感を統一しました。

■ 完成レビュー
塗装後は水性トップコートつや消しを吹き、乾燥後に再組立。
頭部装甲をジョイントし、ライトニングバックウェポンシステムを装着。

- 通常形態:フロント・リアともに安定したプロポーション。
- 飛行形態:合体変形がスムーズで美しいシルエット。
- 連動ギミック:No.396「ビルドバーニングガンダム」を乗せたディスプレイも可能。









完成後は精密射撃機らしいクールな印象に仕上がりました。
■ まとめ
今回は**SDガンダムBB戦士 No.398「ライトニングガンダム」**をファレホ&シタデルカラーで筆塗りリペイント。
遠距離型機体の特徴を活かしたカラーリングで、BB戦士シリーズでも屈指の完成度です。
次回は、汚し塗装や光沢仕上げによるディスプレイアレンジにも挑戦していきます。

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