【SDガンダムBB戦士No.203】ウイングガンダムゼロカスタムを筆塗りで製作!Gジェネシリーズの名キットを再現#1042

2025年11月7日

2000年発売のSDガンダムBB戦士No.203「ウイングガンダムゼロカスタム」を製作。Gジェネレーション「ジーゼロ」シリーズ第5弾として登場したキットを、素組みから筆塗りまで丁寧に仕上げた制作記録です。

SDガンダムBB戦士 No.203 ウイングガンダムゼロカスタムとは

2000年発売の「BB戦士 No.203 ウイングガンダムゼロカスタム」。
Gジェネレーション「ジーゼロ」シリーズ第5弾として登場したキットです。
定価は500円で、No.202のGP-02Aサイサリスに続くラインナップでした。

パッケージを開封すると、パーツは2袋封入。
Gジェネシリーズ初期らしい構造ながら、可動・変形の工夫が詰まっています。


キットの特徴と構造

  • 脚の関節は現行BB戦士より少なめ
  • 手首の可動はなし
  • 肩の引き出し機構でツインバスターライフル発射形態を再現
  • 大気圏突入モードに変形可能
  • パイロット「ヒイロ・ユイ」のSDフィギュアが付属

旧キットらしさを残しながら、ギミック豊富な仕上がりになっています。


素組み工程:各部の組み立て

まずは素組みから開始。

頭部は目のシールを先に貼り、アンテナと側面パーツを取り付け。
胴体はポリキャップと腕部引き出しパーツを内蔵し、4分割構造で色分けを再現。
腕部は手首可動がないものの、細かなパーツ分割と複雑な造形で精密感を演出しています。
腰部・脚部も4パーツ構成。ポリキャップをしっかり埋め込んで安定した接地性を確保。

バックパックは翼とアームで構成され、ポリキャップを多用。
変形や角度調整の自由度が高い仕様になっています。


ヒイロ・ユイと武装の組み立て

付属するパイロット「ヒイロ・ユイ」もSDサイズで再現。
武装にはツインバスターライフルとビームサーベルが付属します。

最後に頭部を取り付け、Mr.セメント流し込みタイプで丁寧に接着。
これで素組み状態が完成です。


下地処理と塗装準備

塗装に入る前に、Mr.スーパークリア つや消しを吹き付け、
マットな下地を作っておきます。
これにより水性アクリル塗料の食いつきが良くなり、発色も安定します。


使用塗料と筆塗りスタイル

塗装にはシタデルカラーと**ファレホ(Vallejo)**を併用。
筆塗りでフリーハンド塗装を行い、細部は面相筆や極細筆を使って仕上げました。


主要カラーと塗装工程(その1)

  • ライトフレッシュ(ファレホ モデルカラー)
     → 色分け箇所のベースカラーとして使用
  • ダークグレー(ファレホ モデルカラー)
     → 胴体や関節部の基本色
  • ブルー:マクラーグブルー(シタデルBASE)
     → 腕部や頭部アクセントに
  • レッド:ブラッディレッド(ファレホ)
     → 胸部・細部ポイント
  • イエロー:ゴールドイエロー(ファレホ)
     → アクセントカラー
  • ホワイト:デッドホワイト(ファレホ)
     → 仕上げの上塗りに使用

スミ入れにはシタデルカラーのブラックテンプラーを使用し、
陰影を強調しました。


ヒイロ・ユイと武器の塗装(その2)

  • 肌色:ベーシックスキントーン(ファレホ)
  • シャツ:ミディアムオリーブ(ファレホ)
  • パンツ:ソンブルグレー(ファレホ)
  • シューズ:カーキ(ファレホ)
  • ツインバスターライフル:ダークグレー系で全塗装
  • ビームサーベル:ライトグリーン(ファレホ)

細部のはみ出しやムラは丁寧に補修。
最終仕上げに水性トップコート・つや消しを吹き付けて完成。


最終組み立てと完成レビュー

塗装後の各パーツを組み直し、
胴体→腰→脚→腕→バックパック→頭部の順で接続。

2基のツインバスターライフルを連結し、
大気圏突入モードにも変形可能です。

ヒイロ・ユイのフィギュアと並べると、
Gジェネシリーズらしい世界観がしっかり再現されています。


まとめ:旧BB戦士の魅力を再発見

BB戦士No.203「ウイングガンダムゼロカスタム」は、
旧シリーズながらも変形ギミックや色分け構造が充実。
筆塗りによってクラシックな造形に深みが増し、
Gジェネシリーズファンにはたまらない一体です。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年11月7日

Posted by Mさん模活時間の記録