#720【家にあるソフビをペイント】水性アクリル塗料で仮面ライダーアマゾン
仮面ライダーのソフビのペイントをしています。
小学生になった長男が小さいころ遊び倒したライダーのフィギュアがたくさん。
・昔のソフビって今ペイントできるの?
・昭和ライダー、仮面ライダーアマゾンのフィギュアをカッコよく塗りたい
・ソフビペイントにおすすめの水性塗料は?
基本的に塗りなおし、全塗装をしています。
今回は、昭和のライダーの一人・仮面ライダーアマゾンです。
Youtubeで見る
Youtube塗装動画
煮沸して成形→下地を作る下処理
まずは塗装前の状態です。
ソフビの刻印は1989年になっていました。おそらくRXが放映中の歴代ライダーとして発売されたものです。
変形してしまっていたところがあるので、熱処理から下準備をしました。
煮沸すると、ビニールが柔らかくなり、元の形にいったん成形しやすくなります。
乾燥したのち、Mr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付け、塗装の下地を作りました。
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です。
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装に使用した塗料はこちら
まずはシタデルカラーのBASE、キャリバングリーンという濃い緑のカラーを使いました。
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラーです
前面には一応書いてあった赤のラインは、いったん書き直す前提で緑の箇所に全面塗りました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
次もシタデルカラー、白、少しグレーがかったホワイトカラーの、BASE塗料・コラックスホワイトです
ベルトとマフラーに主に使いました
ベルトのバンド部分と、ブーツ、グローブは黒
ファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
扱いやすい、粘性の高い塗料です
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
ギギの腕輪には銀色、ファレホのゲームカラー・シルバーを使っています
さすがの銀の発色です
頭部の一部と、胸の下地として、シタデルカラーの黄色のBASE塗料、アヴァーランドサンセットを使いました
黄色の塗料では随一の隠ぺい力を誇るカラーです
そして、一番時間を要したのが、ボディの文様です。
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使って、細筆で地道に塗り入れました
ガイドがあるので塗りやすく、そしてそこまで厳密には求めなかったので、適度なスピード感で塗っていきました
濃すぎず薄すぎずの、水分量の調整が面倒でした
台座の下地を塗りました
ファレホのゲームカラー、カーキを使っています
胸の部分はオレンジ一色で
シタデルカラーのBASE、ジョケイロオレンジという塗料を使いました
なかなか難しいオレンジのカラーで、粘性の高い隠ぺい力の強い塗料です
最後は台座の上塗りです
シタデルカラーのテクニカル、様々な特殊効果を表現できる塗料種の、アルマゲドンダストという、岩石を表現できるカラーを使いました
かかった時間は約80分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
ソフビでは塗られてなかった背面を含め、全塗装ができたアマゾンライダーです
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、仮面ライダーのソフビフィギュア、昭和ライダーから、仮面ライダーアマゾンを水性アクリル塗料でペイントしました
◆仮面ライダーの記事TOPIX