#059 SDガンダムBB戦士No.60 ムシャジオ 武者璽悪 

2020年12月24日

SDガンダムBB戦士 No.60 SD戦国伝風林火山編から武者璽悪のキットレビュー、制作動画をご紹介しています。水性アクリル塗料でペイント。

この記事の3つのPoint☆

・SD戦国伝・風林火山編の闇軍団のキャラクター、武者璽悪
・BB戦士・武者璽悪の組み立て~塗装
・SDガンプラを水性アクリル塗料でうまく塗る方法

武者璽悪のキット概要

キットの概要

シリーズNo.60
デザインベースPMX-003(ジ・O)
発売1990年8月
価格400円
武器隠刀/地獄邪悪砲<ヘルジャークホウ>→スプリングギミック付き
特徴復活闇将軍のための「闇の鎧」が付属しています
左右のアシンメトリー、左手はメッキ素材の別パーツになっています

400円→この価格で発売されたBB戦士は6体のみでした。そのうちの一つ。

風林火山編では貴重な敵側キャラクターのキット。鎧は一体成型型。
そして、ガンプラとして初めてのジ・Oのバリエーションのキット化でした。
闇のかけらなどはブラックメッキで成型されています。
目は、さほどではないですがレバーで左右に動かすことが可能。

武者璽悪<ムシャジオ>

巨忍一族頭領。巨忍一族、飛忍軍団を率いる。

秘密の古文書によって闇皇帝の正体を知り、まだ赤子だった荒烈駆主を狙った。表面上は若殺駆頭へ忠誠を誓っているが、その裏では以前と変わらず闇軍団掌握を目論む。
暗黒のかけらは背中に装着されており、復活闇将軍の胸の鎧となる。
その強い野心のためか「武神輝羅鋼編」では亡霊魔将として復活させられることになる。

BB戦士No.60 武者璽悪のキットを開封~組立

キットの開封~素組み

水性アクリル塗料で色塗り

塗料は、水性アクリル塗料のシタデルカラーとファレホを併用

塗装の際の様子

オール筆塗りで色付けしました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆
面積の広い箇所は、ブラシを使って時短させ、効率的に塗っていきました

まずはシタデルカラー、コントラストのグリフチャージャーグレイ
青を上塗りする箇所の下地です

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴です
顔料を含むため下地にもなるので、最近はこうして使うことも多くなりました

次にイアンデンイエロー
ゴールドで仕上げる箇所の下地にしました

アポシカリーホワイト
シルバーを上塗りする箇所の下地です

次にブラッドエンジェルレッド
赤の下地色です

バシリカヌムグレーです
黒で仕上げる箇所の下地にしました
成形カラーによっては、これがもう仕上げ色になったところもありました

下地の最後は、メインボディのスケルトンホードです
塗ったというよりも、水で溶いて薄めた状態で、上塗りがスムーズにいくように下処理をした感じで色を乗せていきました

下地に使用した塗料がこちら
工程は、下地塗り~上塗りの2段階です

これより上塗り

シタデルカラーのBASE塗料、レトリビューターアーマーです
最もよく使っているゴールドの塗料
隠ぺい力も強く、扱いやすいメタリックカラーです

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している塗料
マットな質感の水性塗料で、色のラインナップは実に300以上に及びます

腕部、胴体、ヘルジャーク砲、カクシガタナなど、塗装箇所はまんべんなくありました

次に青、マクラーグブルーです
これも一般的な青のカラーで、BASE塗料、隠ぺい力高いです
腕部や胴体に着色しました

銀、アイアンハンズスティールです
頭部や胴体など部分的に塗る箇所がありました

もっとも塗装面積の広い、メインボディのカラーはファレホのゲームカラー、カーキです。
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラーです
なかなか珍しい色の成形パーツに、塗り入れていきます

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ、筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

フェイス、胴体、腕部、脚部、武装パーツなど塗装箇所は幅広くありました

上塗りで用いた塗料がこちらです
塗装にかかった時間は、約70分でした

シタデルカラーのメフィストンレッドで赤を上塗り

下地、バシリカヌムグレイの塗装箇所に補填的に、アバドンブラック、黒を塗りました

色塗り後は、水性トップコートつや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成です

塗装後

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

なかなか珍しい造形、プロポーションのキャラクターです
闇の鎧は背中に取り付けました

レバーを動かせば、ジオの目玉が左右に動くギミックが付いていました

塗装後がこちら

制作の動画をYoutubeで見る

制作の過程を動画に記録しています

素組みの際の動画

素組みの時の動画

塗装の際の動画

塗装の際の動画

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この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年12月24日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c