#053 SDガンダムBB戦士No.54 二代目将頑駄無

2020年12月18日

SDガンダムBB戦士No.54 SD戦国伝風林火山編から、二代目将頑駄無(1990年6月発売)のキットレビュー、制作動画をご紹介しています。

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・シタデルカラーを使ったガンプラの塗装
・BB戦士・二代目将頑駄無のキットの組み立て~塗装
・SDガンプラを水性アクリル塗料でうまく塗る方法

二代目将頑駄無のキット紹介

キットの概要

シリーズNo.54
デザインベースZガンダム、ムシャZガンダム
登場シリーズSD戦国伝風林火山編
発売1990年6月
価格500円
武器刀、銃、弓矢
特徴ムシャΖガンダムとは異なる完全新規造形です。
超緒羅四恩が付属し、合体ギミックを再現可能です。

武器の名前が、、破邪顕正剣(ハジャケンショウケン)、薙雷威銃(ナギライフル)、厳戒(ゲンカイ)の弓、邪滅(ジャメツ)の矢。なかなか覚えられません 笑

二代目将頑駄無

武者七人衆の一人、武者精太頑駄無が出世した頑駄無軍団ナンバー2の指揮官にして軍師。
隠居した将頑駄無の跡を継いだ武者精太頑駄無の姿。政治、軍事両面で三代目頑駄無大将軍を支える。
愛馬である緒羅四恩も麒麟の神器と合体してパワーアップしており超緒羅四恩<スーパーオラシオン>となっている。合体して「麒麟児着装」となり、音速を超えたスピードを叩き出す。
無口で物静かだが自然や動物を愛する心を持っている。
薙雷威銃<ナギライフル>は銃と薙刀の機能を持つ武器。先祖伝来の武具である厳戒の弓と邪滅の矢で、必殺技・邪滅破を放つ。
刀は、「破邪顕正剣」という。

二代目将頑駄無のキットを開封~組立

キットを開封して組み立てました

水性アクリル塗料で塗装その1 軽装タイプ+刀、サヤ

まず、軽装タイプと刀、サヤを色塗りします。

塗装の様子

塗装の様子をダイジェストにまとめました。

塗料は、ホビー用水性アクリルのシタデルカラー。
筆塗りで色付けをしていきました。
色の境目や細部は面相筆で、広い面積は模型用のブラシなどで着色しました。
さらに細かいところは、先端を糊で固めた細筆を使用しました。

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
BASE、SHADEの両機能を兼ね備えた塗料で、下地にもなり、スジや溝には液体が流れ込んでいくので時短にもなり、最近多用しています。
二代目将頑駄無のキットでは、
アポシカリーホワイト、グリフチャージャーグレイバシリカヌムグレイイアンデンイエローブラッドエンジェルレッド
の5色を使用しました。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。

シタデルカラーでいわゆる白、隠ぺい力の高い、顔料を多く含む塗料です。
少しグレーがかった白です。

このあと白が仕上げ色となるところと、上塗りをするところの下地として塗りました。
隠ぺい力が強いと言っても白、その点は先に塗った下地でカバーしています。

こちらが二代目将頑駄無の上塗りで使用した塗料。
塗装にかかった時間は約70分でした。

黒、アバドンブラックを塗りました。
腕部、胴体、刀、サヤに使用しました。

メインカラーの青は、マクラーグブルーを使いました。
頭部、胴体、腕部、脚部に使用しました。

青ですが少し色味が変わって、グレーがかった色で、ザ・ファング
軽装タイプでは主にバックパック、将頑駄無の特徴であるヒゲで使いました。

赤・メフィストンレッドを塗りました。
この色も、下地としても使える顔料の多い隠ぺい力の高いカラー。
成形カラーの地でもすいすい色が乗っていきました。
胴体、腕部、脚部、バックパックなどに塗り入れました。

銀色、アイアンハンズスティールです。
脚部の一部、刀の刃に塗りました。

次にメタルカラーの金、レトリビューターアーマーです。
刀の鞘、胴体、脚部、頭部、腕部、スカートに塗っています。

メタルカラーは一般的に隠ぺい力が高いことが多いですが、シタデルカラーの金銀はさほどでもないため、何らかの下地処理がしてある方が色が乗っていきます。

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

軽装タイプの組み立て。

刀を収納したサヤは、腰部に取り付けました。

塗装後

塗装後がこちら。

水性アクリル塗料で塗装その2 将頑駄無の完成

塗装その2です

塗装の際の様子

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
二代目将頑駄無のキットでは、アポシカリーホワイト、グリフチャージャーグレイバシリカヌムグレイイアンデンイエローブラッドエンジェルレッドの5色を使用しています。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。
兜の一部に塗りました。

塗装にかかった時間は約50分でした。

黒、アバドンブラックを塗りました。
カブト、鎧、銃に塗っています。
この色も、下地としても使える顔料の多い隠ぺい力の高いカラー。
成形カラーの地でもすいすい色が乗っていきました。

青・ザファングです。銃に使いました。

赤・メフィストンレッドを塗りました。
銃と、カブト・ヨロイにはアクセントになるカラーです。

銀色、アイアンハンズスティールです。
ライフルの一部に使いました。

次にメタルカラーの金、レトリビューターアーマーです。
カブト、鎧、ライフルの主に装飾的な部分に使いました。

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

軽装タイプに武装する形で、武者形態を組んでいきます。

薙雷威銃は、背中、バックパックに取り付けました。

塗装後

塗装後がこちら。

水性アクリル塗料で塗装その3 麒麟児着装

その3の動画

塗装の様子

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
この過程では、アポシカリーホワイト、イアンデンイエローグリフチャージャーグレイブラッドエンジェルレッドの4色を使用しています。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。
超オラシオンのボディカラーです。邪滅の矢にも塗りました。

塗装にかかった時間は約40分でした。

青、マクラーグブルー、厳戒の弓に塗りました。

黒、アバドンブラックを塗りました。
超オラシオンの足の一部に塗っています。

赤・メフィストンレッドを塗りました。
超オラシオンのボディの一部に塗りました
この赤も、下地にも使える顔料の多い隠ぺい力の強いカラーです。

銀色、アイアンハンズスティールです。
邪滅の矢に塗りました。

黄色、アヴァーランドサンセット
超オラシオンの脚部に使いました

次にメタルカラーの金、レトリビューターアーマーです。
厳戒の弓に使いました。

塗装後は、吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

まずは超オラシオンを 組み立てます。

厳戒の弓、邪滅の矢がオラシオンのボディに取り付けられます。

塗装後

塗装後がこちら。二代目将頑駄無と、超オラシオン。

そしてパーツ換装して、麒麟児着装。

制作過程の動画をYouTubeで見る

制作過程を動画に記録しています

素組みの際の動画

素組みの際の動画

塗装その1の動画

塗装その1

塗装その2の動画

塗装その2

塗装その3の動画

塗装その3

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この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年12月18日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c