#908【キンケシ塗装記録】ロビンマスクをアニメカラーで再現!消しゴムフィギュアを完全リペイント
今回は、2019年のJR東日本スタンプラリー限定「コンプリートBOXキンケシ」のロビンマスクを、アニメ第1期・第2期をイメージした青と水色で塗装しました。使用したのは高性能水性アクリル塗料のファレホとシタデルカラー。消しゴムフィギュア(通称:キンケシ)の塗装テクニックや下地処理のコツを、写真付きで詳しくご紹介します。

■ キンケシ塗装の下準備~下地処理の流れ
まずは塗装前の下処理から。キンケシ本体は深い緑色。以下の工程を行いました:
- 煮沸して整形&油分除去
- ベンジンに漬けて可塑剤を抜き、表面を硬質化
- 乾燥後、「Mr.スーパークリア(つや消し)」で下地を形成



このステップにより、塗料の定着と発色が格段に向上します。
■ 使用塗料と塗装の工程紹介
筆塗りでのリペイントには、主に以下の塗料を使用:
- 下地白:ファレホ「デッドホワイト」
- 黒(マスク・装備):ファレホ「ブラック」
- 青(マスク前部):シタデル「カレドールスカイ」
- 濃青(マスク後部・鎧):シタデル「マクラーグブルー」
- 水色(肌):ファレホ「サンライズブルー」
- 黄色(ベルト・バックル):ファレホ「ディープイエロー」
- 赤(目・装飾):ファレホ「ブラッディレッド」







どのカラーも発色・隠ぺい力に優れ、特に白い下地が鮮やかな彩色をサポートしました。
■ 塗装のコツと仕上げ
筆は用途に応じて使い分け。面相筆・ブラシ・極細筆を駆使し、細部まで丁寧に仕上げました。全工程で約50分。塗装後は、**ソフト99のボデーペン(車用トップコート)**でコーティングし、可塑剤の滲み出しを防止。

最後は専用台座にセットし、フロントビューからリアビューまでしっかり撮影。完成度の高いアニメカラー仕様ロビンマスクに仕上がりました!



▼まとめ
消しゴムフィギュアの塗装は、手間はかかるものの、完成時の満足度は抜群です。特にキンケシのような懐かしアイテムは、塗装で“自分だけの一体”に仕上げる楽しみがあります。


キンケシの塗装に興味がある方、アニメカラーでの再現を目指している方に、今回の塗装記録が参考になれば幸いです!
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