#908【キンケシ塗装記録】ロビンマスクをアニメカラーで再現!消しゴムフィギュアを完全リペイント

2025年4月19日

今回は、2019年のJR東日本スタンプラリー限定「コンプリートBOXキンケシ」のロビンマスクを、アニメ第1期・第2期をイメージした青と水色で塗装しました。使用したのは高性能水性アクリル塗料のファレホとシタデルカラー。消しゴムフィギュア(通称:キンケシ)の塗装テクニックや下地処理のコツを、写真付きで詳しくご紹介します。


■ キンケシ塗装の下準備~下地処理の流れ

まずは塗装前の下処理から。キンケシ本体は深い緑色。以下の工程を行いました:

  • 煮沸して整形&油分除去
  • ベンジンに漬けて可塑剤を抜き、表面を硬質化
  • 乾燥後、「Mr.スーパークリア(つや消し)」で下地を形成

このステップにより、塗料の定着と発色が格段に向上します。


■ 使用塗料と塗装の工程紹介

筆塗りでのリペイントには、主に以下の塗料を使用:

  • 下地白:ファレホ「デッドホワイト」
  • 黒(マスク・装備):ファレホ「ブラック」
  • 青(マスク前部):シタデル「カレドールスカイ」
  • 濃青(マスク後部・鎧):シタデル「マクラーグブルー」
  • 水色(肌):ファレホ「サンライズブルー」
  • 黄色(ベルト・バックル):ファレホ「ディープイエロー」
  • 赤(目・装飾):ファレホ「ブラッディレッド」

どのカラーも発色・隠ぺい力に優れ、特に白い下地が鮮やかな彩色をサポートしました。


■ 塗装のコツと仕上げ

筆は用途に応じて使い分け。面相筆・ブラシ・極細筆を駆使し、細部まで丁寧に仕上げました。全工程で約50分。塗装後は、**ソフト99のボデーペン(車用トップコート)**でコーティングし、可塑剤の滲み出しを防止。

最後は専用台座にセットし、フロントビューからリアビューまでしっかり撮影。完成度の高いアニメカラー仕様ロビンマスクに仕上がりました!


▼まとめ

消しゴムフィギュアの塗装は、手間はかかるものの、完成時の満足度は抜群です。特にキンケシのような懐かしアイテムは、塗装で“自分だけの一体”に仕上げる楽しみがあります。

キンケシの塗装に興味がある方、アニメカラーでの再現を目指している方に、今回の塗装記録が参考になれば幸いです!

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年4月19日

Posted by Mさん模活時間の記録