#571【キン消しを塗ろう】2019年・キンケシシリーズ12 ビビンバ
今回は2019年発売、新造形版のキンケシシリーズ12から、ビビンバの色塗りです。
・キンケシシリーズでは珍しい女性キャラクターの造形
・キンケシでレアなキャラクター「ビビンバ」をペイント
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
キン肉星王位争奪編の最終盤、キン肉マンとスーパーフェニックスの激闘の最中再登場したキン肉族の女性超人です。
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塗装前の下処理
塗装前の状態です。
カラーはペールオレンジです。新品、未開封品だったので特段汚れなどはなく、綺麗でした。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のビビンバは問題なく処理できました。
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
肌と髪の毛の色の下地として塗った色です。
ペールオレンジの地のキンケシだったこともあって、色塗りは比較的楽にできた気がします。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約60分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には
先端を糊で固めた極細筆を使いました。
最後の方で目の描き入れに、ガンダムマーカーの0.3㎜極細と、SHARPを使用しました。
次にグレーがかった白、コラックスホワイトです。
今回はビビンバが身にまとった装備品、鎧は上塗り用のカラーでの塗装となったのでほぼ全面に塗り入れました。
シタデルカラーの「BASE」塗料は顔料が多く含まれていて隠ぺい力が高いのが特徴です。
この辺りのカラーは、キンケシの地にも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
3色目に青、マクラーグブルー。
このカラーは、シタデルカラーのBASE塗料。キン消しの地にそのまま塗りました。
次に白です。ホワイトスカー。
1箇所ですが、重要な目の部分に重ね塗りしました。
先に下地を塗った手、顔、首元に、肌の色、フレイドワンフレッシュを上塗り。
装備している鎧の、主に下半身、銀色、アイアン・ハンズスティールを塗り入れました。
銀の塗料は、ものによっては隠ぺい力高めのもありますがこのカラーはそうでもなく、先に塗った下地が効いて色が乗っていきます。
続いて鎧の特徴あるメインカラー、薄い緑は、ガウス・ブラスター・グリーンです。
この塗料はシタデルカラーの「レイヤー」。隠ぺい力は弱いので下地が必須のカラーです。
髪の毛は、黄色、フラッシュ・ギッツ・イエロー。
明るい、鮮やかな黄色です。
顔の口元、目の周りのディテールは、ガンダムマーカーを駆使して何とか描き入れました。
仕上げにシェイドカラーの「ナルンオイル」で影になっている個所などにスミ入れ的に使い質感を出しました。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
なかなか珍しい女性超人だったので、気を使いながら塗装、なんとか見れるくらいまでできて良かったです。
ビビンバについて
カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」キン肉星王位争奪編。
ビビンバは、キン肉族の仲間、ホルモン族の族長の娘、原作ではキン肉星第58代王妃になります。
超人強度は10万パワー。
キン肉星、ホルモンシティー出身で、キン肉スグルを追いかけて地球へ向かいました。
まとめ~あわせて読みたい記事
これらのキンケシがラインナップされた、シリーズ12のブックレットです。
この他には悪魔将軍とストロングザ武道の技ケシもシリーズの中に属しています。
というわけで、今回はキンケシシリーズ12から、ビビンバの色塗りでした。
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