#712【でかキンケシを塗装】モンゴルマン(原作カラー)

2024年5月3日

今回は1999年に復刻発売された「でかキンケシ」12種類のラインナップの中からモンゴルマン
水性アクリル塗料で色付けしました

Point☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・1999年にバンダイから復刻発売された9㎝サイズの「でかキンケシ」
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

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Youtube塗装動画

☆今回は水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)で塗装をしました

可塑剤を抜く塗装前の下処理

「懐かしい約9センチ、でかいヤツが完全復活!」と銘打たれてバンダイから定価200円で復刻発売されたでかキンケシ
かつての全12弾から選抜された、12種類の超人がランナップされていました

今回塗装のモンゴルマンが入っている一方でラーメンマンは選抜から漏れていたりと、なかなか面白い超人のチョイスになっていました

まずは塗装前の状態です。モンゴルマンは、従来のデカ消しシリーズでは第4弾にラインナップされていました
目だった傷や損傷はない、それなりの経年の汚れはあるキンケシでした

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料で色塗り

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

肌のカラーは3種類の塗料を使いました
まずはファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーンでベースを作りました

原作カラーで今回は仕上げるため、パンツは赤です
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
このカラーで髪を束ねるリボン、そしてフェイスの模様も書き入れました

目と、脚部の一部に白
台座はベースに
ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです

台座の上塗りには、水色
ファレホのゲームカラー、サンライズブルーを使いました

黒はファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
髪と、シューズに使用しています

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

肌のカラーの上塗りです、シタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて、薄めた状態で染め塗りしました
いったんこれで陰影が付いて質感が出ました

目元にシタデルカラーのシェイド、ナルンオイルを使いました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

モンゴルマンは、ラーメンマンが終点山でドクターボンベから授かったマスクを被ってアイドル超人軍に加勢、ブロッケンJr.を窮地から救い、ミスターカーメン、スプリングマンといった悪魔超人を倒した救世主でした
デカ消しシリーズの塗装ではこれまでにアニメカラーの塗装もしたことがありました
バンダイ製のSUPER軍団シリーズでは、2000万パワーズ造形のデカ消しも存在していました

今回の塗装で用いた塗料がこちら
かかった時間は約60分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
赤パンツのモンゴルマン、原作カラーで塗ってみました

フロントビューからリアビューまで

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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、でかキンケシ、1999年の復刻版・モンゴルマンをペイントしました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年5月3日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c