【SDガンダムちーびー戦士】No.2 灼熱騎士F91Jr.を筆塗りで徹底リペイント!#938
今回は、1992年発売の「SDガンダムちーびー戦士 No.2 灼熱騎士(バーニングナイト)F91Jr.」を製作・塗装していきます。価格は当時300円の低価格キットながら、ギミック豊富で作り応えのある内容となっています。


制作Vlogはこちらからご覧いただけます!
今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!
◆素組み・組立
◆塗装その1
◆塗装その2
キットの内容と組み立て工程
パーツは1袋にまとまっており、組み立て説明書には「ちーびーコミックワールド」も掲載。スタンド、ちーびーメダル、シール、切り取って使う紙製マントなど、お楽しみ要素が満載です。




まずは素組みで「ライトタイプ」を構成。頭部・腕・脚・胴体の内部パーツをMr.セメント(流し込みタイプ)で丁寧に接着していきます。



【塗装工程その1】ライトタイプの筆塗り塗装
素組みした各パーツは一度分解し、Mr.スーパークリア(つや消し)を吹いて塗装の下地処理を行います。塗装はすべて筆塗りで、水性アクリル塗料の「シタデルカラー」「ファレホ ゲームカラー」を併用しています。

使用塗料と配色の詳細
- 下地塗装(ホワイト)
→ ファレホ「エルフィックフレッシュ」
やや肌色を感じる白で、下地として最適。 - 銀(シルバー)
→ ファレホ「シルバー」
顔・胴体・手足に使用。下地の白が効き、発色良好。 - 青(ライトブルー)
→ シタデル「カレドールスカイ」
白成形パーツを明るく彩る鮮やかな水色。 - 金(ゴールド)
→ シタデル「レトリビューターアーマー」
高発色で筆塗りしやすい金属塗料。細部は極細筆で塗装。 - 赤(レッド)
→ ファレホ「ブラッディレッド」
顔・脚部に使用。非常に鮮やかで発色が強い。 - 黒(ブラック)
→ ファレホ「ブラック」
スミ入れや目のシール下地に使用。 - 質感調整(マット仕上げ)
→ シタデル「ストームシールド」
成形色を活かしたパーツに筆塗りでマット仕上げ。
使用筆は、細部用に面相筆、広範囲にはブラシを使い分け。下地から上塗りまで約60分で完了しました。
【組み立て】ライトタイプの完成
塗装済みパーツを再び組み立て、目のシールをピンセットで丁寧に貼り付け。完成したフロントビュー&リアビューはこちら!



【SDガンダムちーびー戦士】No.2 灼熱騎士F91Jr.【その2:武装パーツ編】
続いて、ヘルメットやアーマー、武器類のパーツを塗装していきます。こちらもすべて分解・下地処理済み。
使用塗料と配色の詳細(武装編)
- 銀(シルバー)
→ ファレホ「シルバー」
兜飾り・アーマー・鎧・ソードなどに使用。 - 濃銀(アイアン)
→ シタデル「アイアンウォリアー」
「鳴動の盾」を全体塗装。粘性が高く一発発色。 - 緑(グリーン)
→ ファレホ「ミディアムオリーブ」
一部の兜飾りにアクセントとして。 - 青(ディープブルー)
→ シタデル「マクラーグブルー」
アーマーなどに標準的な青を使用。 - 明るい青
→ シタデル「カレドールスカイ」
ライトタイプ同様に活用。 - 金(ゴールド)
→ シタデル「レトリビューターアーマー」
細部に丁寧に筆塗り。 - 赤(レッド)
→ ファレホ「ブラッディレッド」
彩度の高い差し色として使用。 - マット仕上げ
→ シタデル「ストームシールド」
【組み立て・最終仕上げ】灼熱騎士F91Jr.完成!
塗装後のパーツを組み上げ、スタンドに装飾。2本のソードは背面にセットして、ついに「灼熱騎士F91Jr.」が完成!



フロントビューとリアビューもバッチリ仕上がりました。



【まとめ】水性アクリル塗料で仕上げるSDガンダムの魅力
今回の製作では、ファレホとシタデルカラーの水性アクリル塗料を使い分け、全パーツを筆塗りで仕上げました。どちらも隠ぺい力・発色・作業性に優れ、プラモデル初心者にも扱いやすい塗料です。

「ちーびー戦士」シリーズは構成もシンプルで塗装初心者にもオススメ。特に灼熱騎士F91Jr.は、カラーリングの楽しさと塗りごたえが魅力です。


次回も引き続き、ちーびー戦士のリペイント作品を紹介予定です!
