#907 SDガンダムBB戦士No.15「ゲルググ」を水性アクリルでリペイント!懐かしのキットをリゲルグにカスタム!
今回は、1988年発売のSDガンプラ「BB戦士No.15 ゲルググ」のキットを使って、当時の懐かしさを感じつつ、筆塗りによるリペイントにチャレンジしました。

元々遊んでいた古いキットを、今の技術と道具で再仕上げ。目指すは「リゲルグ」仕様への換装です。水性アクリル塗料を使い、丁寧に色分けと陰影を施してみました。
下地処理からスタート
まずは素組みの状態から、塗料のノリを良くするために「Mr.スーパークリア(つや消し)」を全体に吹き付け、下地を作成しました。

使用した塗料と筆塗りの工程
今回の塗装には、**水性アクリル塗料の「シタデルカラー」と「ファレホ」**を使用。筆塗りで、細部から広い面積まで丁寧に色を重ねていきました。
- 細かい部分 → 面相筆や極細筆
- 広い面積 → 模型用のブラシを使用
■ ベースカラー:デッド・ホワイト(ファレホ)
まずは全体の色ノリを良くするために、「デッド・ホワイト」で下地塗装。隠ぺい力の高い純白の顔料で、頭部・脚部・腕部・胴体・バックパック・シールドなど、すべてのパーツに薄く塗り重ねました。
■ メインカラー①:ブラック(ファレホ)
黒系の色分けには「ゲームカラー・ブラック」を使用。頭部・肩・脚部・バックパック・シールドに加え、胴体も全塗装しました。白の下地が効いて、発色も良好でした。
■ メインカラー②:ワイルドライダーレッド(シタデルカラー)
ゲルググの成形色に近いオレンジ〜朱色の再現には、シタデルカラー「LAYER・ワイルドライダーレッド」を選択。上塗り用ですが、隠ぺい力もあり色分けに活用できます。
■ シェイド:フューガンオレンジ(シタデルカラー)
成形色を活かしたパーツには、シタデルの「シェイドカラー」を使用。フューガンオレンジを塗布することで、自然な陰影とマットな仕上がりを実現しました。
■ アクセントカラー:ジェイドグリーン(ファレホ)
胴体のワンポイントには「ジェイドグリーン」を使用。全体のカラーアクセントになっています。





塗装時間と仕上げ
塗装にかかった時間は約40分。乾燥後に「水性トップコート・つや消し」で仕上げ、パーツを組み上げていきます。

完成!リゲルグ仕様のBB戦士
今回組み上げたのは、このキットのギミックを活かして作る「リゲルグ」バージョン。フロントビューからリアビューまで、しっかりと塗り分けが効いた満足の仕上がりになりました。



リゲルグとは?
リゲルグは、ジオン残党軍(ネオ・ジオン軍)が旧型機「ゲルググ」をベースに改修した強化機体。「リファインド・ゲルググ(Refined Gelgoog)」の略称で、特徴は2倍以上に延長された巨大ショルダーアーマー。初登場は『機動戦士ガンダムZZ』でした。
まとめ
今回は、SDガンダムBB戦士No.15「ゲルググ」のキットを、水性アクリル塗料で塗装・リペイントし、リゲルグ仕様に組み上げてみました。

1988年発売のキットですが、現代の塗料やテクニックで再仕上げすると、当時とはまた違った魅力が楽しめます。ぜひ皆さんも、懐かしのキットにもう一度命を吹き込んでみてください。
ご覧いただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに!
合わせて読みたい記事
◆大阪でガンプラ、フィギュアを探すなら(梅田)
◆大阪でガンプラ、フィギュアを探すなら(難波・日本橋)