#907 SDガンダムBB戦士No.15「ゲルググ」を水性アクリルでリペイント!懐かしのキットをリゲルグにカスタム!

2025年4月18日

今回は、1988年発売のSDガンプラ「BB戦士No.15 ゲルググ」のキットを使って、当時の懐かしさを感じつつ、筆塗りによるリペイントにチャレンジしました。

元々遊んでいた古いキットを、今の技術と道具で再仕上げ。目指すは「リゲルグ」仕様への換装です。水性アクリル塗料を使い、丁寧に色分けと陰影を施してみました。


下地処理からスタート

まずは素組みの状態から、塗料のノリを良くするために「Mr.スーパークリア(つや消し)」を全体に吹き付け、下地を作成しました。


使用した塗料と筆塗りの工程

今回の塗装には、**水性アクリル塗料の「シタデルカラー」と「ファレホ」**を使用。筆塗りで、細部から広い面積まで丁寧に色を重ねていきました。

  • 細かい部分 → 面相筆や極細筆
  • 広い面積 → 模型用のブラシを使用

■ ベースカラー:デッド・ホワイト(ファレホ)

まずは全体の色ノリを良くするために、「デッド・ホワイト」で下地塗装。隠ぺい力の高い純白の顔料で、頭部・脚部・腕部・胴体・バックパック・シールドなど、すべてのパーツに薄く塗り重ねました。

■ メインカラー①:ブラック(ファレホ)

黒系の色分けには「ゲームカラー・ブラック」を使用。頭部・肩・脚部・バックパック・シールドに加え、胴体も全塗装しました。白の下地が効いて、発色も良好でした。

■ メインカラー②:ワイルドライダーレッド(シタデルカラー)

ゲルググの成形色に近いオレンジ〜朱色の再現には、シタデルカラー「LAYER・ワイルドライダーレッド」を選択。上塗り用ですが、隠ぺい力もあり色分けに活用できます。

■ シェイド:フューガンオレンジ(シタデルカラー)

成形色を活かしたパーツには、シタデルの「シェイドカラー」を使用。フューガンオレンジを塗布することで、自然な陰影とマットな仕上がりを実現しました。

■ アクセントカラー:ジェイドグリーン(ファレホ)

胴体のワンポイントには「ジェイドグリーン」を使用。全体のカラーアクセントになっています。


塗装時間と仕上げ

塗装にかかった時間は約40分。乾燥後に「水性トップコート・つや消し」で仕上げ、パーツを組み上げていきます。


完成!リゲルグ仕様のBB戦士

今回組み上げたのは、このキットのギミックを活かして作る「リゲルグ」バージョン。フロントビューからリアビューまで、しっかりと塗り分けが効いた満足の仕上がりになりました。


リゲルグとは?

リゲルグは、ジオン残党軍(ネオ・ジオン軍)が旧型機「ゲルググ」をベースに改修した強化機体。「リファインド・ゲルググ(Refined Gelgoog)」の略称で、特徴は2倍以上に延長された巨大ショルダーアーマー。初登場は『機動戦士ガンダムZZ』でした。


まとめ

今回は、SDガンダムBB戦士No.15「ゲルググ」のキットを、水性アクリル塗料で塗装・リペイントし、リゲルグ仕様に組み上げてみました。

1988年発売のキットですが、現代の塗料やテクニックで再仕上げすると、当時とはまた違った魅力が楽しめます。ぜひ皆さんも、懐かしのキットにもう一度命を吹き込んでみてください。

ご覧いただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに!

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年4月18日

Posted by Mさん模活時間の記録