【ドラゴンボール プラモデル】フィギュアライズスタンダード「未来悟飯」を水性アクリル塗料で全塗装!#933
今回は、ドラゴンボールのプラモデルシリーズ「Figure-rise Standard アルティメット孫悟飯」のキットを使用し、「未来悟飯」バージョンを水性アクリル塗料で全塗装しました。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!
今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!
■ 塗装準備:まずは下地処理から
塗装前に、キットを素組みし、**Mr.スーパークリア(つや消し)**で下地を整えました。これにより、塗料の食いつきが良くなり、ムラなく色を乗せることができます。

■ ベース塗装:薄く白っぽい下地で発色UP
まずは全体に下地色として、**ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を水で薄めながら塗装。白に近いフレッシュカラーを全面に塗ることで、後の発色が鮮やかになります。

この工程は最近の塗装スタイルの定番で、特に人物フィギュアでは効果的です。
■ パーツごとのカラーリング
- 肌色(フェイス・腕・首元)
→ ファレホ モデルカラー「ベーシックスキントーン」
薄く重ね塗りして、自然なスキンカラーに仕上げました。 - 道着の帯(明るい青)
→ シタデルカラー BASE「カレドールスカイ」
隠ぺい力が高く、発色も鮮やかな青で彩色。 - 超サイヤ人の髪・眉(黄色)
→ ファレホ モデルカラー「アイスイエロー」
→ シタデルカラー BASE「アヴァーランドサンセット」(暗めの黄)
明暗を使い分けて、陰影をつけました。 - ブーツや靴底
→ 暗めの黄色でアクセントを。 - 道着(オレンジ)
→ シタデルカラー LAYER「ファイアドラゴンブライト」
シタデルの中でもっとも明るいオレンジで、道着全体に塗装。 - フェイス・首元・手など(陰影)
→ シタデルカラー コントラスト「スケルトンホード」
染め塗りによって、立体感を強調。 - ブーツ・上半身インナー(濃いグレー)
→ シタデルカラー コントラスト「グリフチャージャーグレイ」
落ち着いたトーンで、全体の印象を引き締めました。
■ 塗装方法:筆塗り+メディウムでムラ防止
すべて筆塗りで仕上げています。細部には面相筆、広い面にはブラシや刷毛を使用し、効率よく塗装。

**シタデルの「ラーミアンメディウム」**を使って塗料を希釈し、塗りムラを抑えながら塗装しました。
■ 使用塗料まとめ
- シタデルカラー(BASE / LAYER / CONTRAST)
→ ゲームズワークショップ製の高品質ホビー用水性アクリル塗料。高い隠ぺい力と発色が特徴。 - ファレホ(モデルカラー / ゲームカラー)
→ 世界的に評価されているアクリルカラー。滑らかで筆ムラが出にくく、人物フィギュアに最適。

■ 作業時間と仕上げ
塗装にかかった時間は約70分。仕上げには水性つや消しトップコートを吹き付け、マットな質感に整えました。

■ キットの仕様と組み立て
このキットは、「アルティメット悟飯」と「未来悟飯」のいずれかを選んで組み立て可能。未来悟飯用の顔パーツには傷のモールド、背中のシールも付属しています。
表情は2種あり、今回は通常表情を選択。腕やインナーの長さが異なるため、差し替え式ではなく別バージョンとして選択式になっています。



塗装後のパーツを組み立てて、フロントビューからリアビューまで一通り完成です。



まとめ:未来悟飯のキャラクター性を塗装で再現!
今回のように、「フィギュアライズスタンダード アルティメット孫悟飯」のキットを使って、未来悟飯を水性アクリル塗料で丁寧に塗装することで、より魅力的な完成品に仕上がります。

ドラゴンボールのプラモデル塗装にチャレンジしてみたい方には、筆塗りによる表現力の幅広さも体験できる良い題材です!
■これまでの孫悟飯関連の塗装(別個体・カラー)記事
