【SDガンダムBB戦士 No.115】頑駄無白龍大帝を素組み&塗装レビュー!初心者でもわかる製作手順#943
1993年に発売された名作キット「SDガンダムBB戦士 No.115 頑駄無白龍大帝」を組み立て&塗装レビューします。
本記事では、素組みから塗装、組み上げまでの工程を丁寧に解説。初心者モデラーの方にも参考になる情報をお届けします。

キットの基本情報と開封レビュー
- キット名:頑駄無白龍大帝(伝説の大将軍編)
- 価格:定価500円
- 特徴:地上最強編・白龍頑駄無の新たな姿を再現、新規造形キット



中身はシンプルに2袋構成。成形色は2色で、メッキパーツ、スプリング、ポリキャップ、シールが付属。
武装としては「双爆砲」と「真双龍刀」を装備可能です。


組み立て工程(素組み)
説明書は縦使いで、コミックワールドPART109が収録。ランナーロック方式で簡単にはめ込み可能です。
かつての「青龍頑駄無」「赤龍頑駄無」のパワーアップパーツも同梱されています。




細部に注意した組み立てポイント
- スプリングとピンパーツの取り付けが少し難易度高め。慎重に作業しましょう。
- 使用工具:Mr.セメント(流し込みタイプ)、薄刃ニッパー

下地処理と塗装準備
素組み後、すべてのパーツに「Mr.スーパークリア(つや消し)」を吹き付けてマットな下地を形成。これにより塗料の食いつきが向上し、色ムラも防げます。

使用塗料とカラー設計(塗装その1)
ベース塗装(下地)
- ファレホ ゲームカラー:エルフィックフレッシュ
→ フレッシュ感のある白で、広範囲の下地に使用

他にも使用可能な代替塗料:デッドホワイト(ファレホ)、コラックスホワイト(シタデル)、レイスボーン など
各部カラー詳細
- 緑:ライトグリーン(ファレホ モデルカラー) – 頭部一部
- 銀:シルバー(ファレホ ゲームカラー) – 頭部中心
- 金:レトリビューターアーマー(シタデル BASE) – 胴体、腕、脚部
- 黒:ブラック(ファレホ) – フェイス、腕、胴体
- 赤:ブラッディレッド(ファレホ) – 頭、胴体、腕、脚部
- 青:マクラーグブルー(シタデル) – 胴体、腕部
- 白(上塗り):デッドホワイト(ファレホ)
- 陰影処理:アポシカリーホワイト(シタデル・コントラスト)を染め塗り

青成形色パーツには「ストームシールド(シタデル テクニカル)」を使い、マットな質感に仕上げました。
筆塗りのポイントと時間配分
使用したのは面相筆や広範囲用の刷毛。
塗装時間:約60分(塗装その1)
塗料は全て水性アクリル(ファレホ+シタデル)で、筆ムラの少ない美しい仕上がりが可能です。
軽装タイプの組み立てと外観
軽装形態でも兜一体型のため、存在感は十分。
フロントビュー/リアビューを写真とともに掲載



塗装その2:龍輝宝と武装の仕上げ
使用したカラーと対象パーツ
- 緑:ライトグリーン(龍部の彩色)
- 銀:シルバー(双爆砲、龍牙、龍頭の牙)
- 金:レトリビューターアーマー(龍装備全般)
- 黒:ブラック(双爆砲)
- 赤:ブラッディレッド(新双龍刀、メッキパーツなど)
- 青:マクラーグブルー(龍尾)
- 白(上塗り):デッドホワイト
- 陰影表現:アポシカリーホワイト
塗装時間:約70分(塗装その2)
最終仕上げと組み立て
全塗装完了後は「水性トップコート(つや消し)」で塗膜を保護し、パーツを丁寧に組み上げます。

- まずは龍輝宝を完成させ、フロント~リアビューを確認。
- 最後に軽装タイプへ装備パーツを取り付け、完全武装状態の頑駄無白龍大帝が完成!






まとめ:頑駄無白龍大帝の魅力と製作の楽しさ
1993年発売とは思えないクオリティとディテールを持つ「頑駄無白龍大帝」。
新SD戦国伝の中でも存在感のあるキャラクターで、塗装によってさらに映えるキットでした。
ポイントまとめ:
- シンプルな構成で初心者にも優しい
- 塗装で劇的に見栄えアップ
- パーツ精度が高く、組み立てもスムーズ
ガンプラ初心者から上級者まで楽しめる、名作BB戦士。あなたもぜひ、手に取ってみてください!
