SDガンダムBB戦士No.10 ジェガン制作レビュー|1988年キットをフリーハンド筆塗りで再現#004

2020年10月4日

1988年発売のBB戦士ジェガンを素組みからフリーハンド筆塗りで丁寧に仕上げました。水性アクリルのシタデルカラー&ファレホを使った塗装工程を詳しく紹介します。逆襲のシャア世代に響く懐かしさと作る楽しさをぜひ。

素組みのときの動画

塗装の際

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BB戦士 ジェガンのキットをご紹介

機体、キャラクター

シリーズNo.10
デザインベース
登場シリーズ機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
発売1988年6月
価格300円
武器ライフル、サーベル
特徴ビームライフル、サーベル、シールドが付属。

逆襲のシャアシリーズ4キット目。
シンプルながら洗練された造形なので、無塗装でもカッコよく飾れます。

■ジェガン

アナハイム・エレクトロニクス社がロールアウトさせた、地球連邦軍の全領域対応の汎用量産型モビルスーツ。
当時の地球連邦政府議会議員のジョン・バウアーが、シャア・アズナブルによる新生ネオ・ジオン軍の決起を見越して量産を強行したと言う逸話があり、宇宙世紀0090年よりそれまで主力であったジムⅢからの転換が進められた。

ジェガンのキットを開封~組立

キットを開封して素組み

水性アクリル塗料で塗装しました

水性塗料でペイント

塗装の際の様子

塗装の様子をダイジェストにまとめました。

塗料は、水性アクリルのシタデルカラー。
筆塗りで色付けをしていきました。
色の境目や細部は面相筆で、広い面積は模型用のブラシなどで着色しました。
さらに細かいところは、先端を糊で固めた細筆を使用しました。

まず下地塗りとして、シタデルカラーの「コントラスト」を使用しました。
BASE、SHADEの両機能を兼ね備えた塗料で、下地にもなり、スジや溝には液体が流れ込んでいくので時短にもなり、最近多用しています。
このジェガンのキットでは、グリフチャージャーグレイ、イアンデンイエロー、ブラッドエンジェルレッド、バシリカヌムグレイ、ワープライトニングの5色を使用です。

まずはブラッドエンジェルレッド
主に、赤を上塗りする箇所の下地として使いました。

次にイアンデンイエロー
バックパック、脚部などに塗りました
黄色の下地。

グリフチャージャーグレイ
水色と、青を上塗りする箇所の下地に使いました
武器は今回はほぼこのカラーを下地にしたので塗装面積はそこそこありました

続いてバシリカヌムグレイ
こちらは濃いグレーを上塗りする箇所の下地として使いました。

メインボディのグリーンの下地として、ワープライトニング
濃くなってしまわぬよう、予め水で溶いて、かなり薄めた状態で色を乗せました
塗ったというよりも、最後の上塗りがスムーズにいくよう下処理をした感じです

このジェガンのキットは、映画、逆種のシャアの公開に合わせてコンセプトを一新させて展開され始めたBB戦士の、起点となるタイミングで、4番目のキットとしてNo.9のヤクトドーガと同時期に発売されました

武器はビームサーベル、バズーカ、パンチ・ミサイル・手投げ弾、ライフルと小さいながらも豊富なラインナップでした

左腕にはシールドを装着できます

工程は下地塗から上塗りの2段階

上塗りもカラーごとに見ていきます。

まずは、グレイ・シタデルカラーの、エシングレイを使いました。
レイヤー塗料ですがそこそこ粘性の高い、隠ぺい力の強めのカラーです。
頭部、腕部、胴体などの一部に使用しました。

赤、メフィストンレッドを塗りました。

下地、ブラッドエンジェルレッドを塗った箇所に上塗りしました。

黄色はアヴァーランドサンセット
先に塗った下地、イアンデンイエローが効いてうまく着色しました。

青はシタデルカラーのBASE塗料、ザ・ファング
下地でグリフチャージャーグレイを塗った個所に
シタデルカラーのBASE塗料

今回は武器はほぼほぼ全面このカラーで一気に塗りました

同じく下地でグリフチャージャーグレイを塗った箇所に、レイヤー塗料のローザンブルーを塗りました

最後は、ファレホのゲームカラー・ベルデグリ
ライトカラー、薄い緑
ジェガンのボディカラーはこれかな、というチョイスで登場させたカラーです
色分けとしては、これが最後のカラーとなりました

こちらが今回の、ジェガンの上塗りで使用した塗料。
この動画分で塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約60分でした。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

水性アクリル塗料で塗装後

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

SDですがジェガンらしい良いプロポーションで、パーツの数にしてはクオリティ高いキットです。

塗装後がこちら。

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↑ジェガンとは

↑同じく逆襲のシャアから、リ・ガズィ。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年10月4日

Posted by Mさん模活時間の記録