#016 【SDガンプラ塗装レビュー】BB戦士 No.22 Sガンダムを水性アクリルでリペイント!

2020年10月16日

SDガンダム BB戦士 No.22 ガンダムセンチネルから、エスガンダム(1989年3月発売)のキットをレビュー、制作動画をご紹介しています。

この記事の3つのPoint☆

初期BB戦士シリーズの貴重なキット紹介
1989年3月に発売されたBB戦士No.22「Sガンダム」は、ガンダムセンチネルシリーズから登場した初期のキットで、価格は300円。 ブースターユニット型やEX-Sガンダムなど、3つの形態に変形可能な特徴を持ち、独特のフォルムが魅力です。

組み立てから塗装までの制作プロセスを詳細に解説
記事では、キットの開封から素組み、さらに水性アクリル塗料を使用した塗装工程までを丁寧に紹介しています。 白・青・赤・黄のガンダムカラーで塗装されたSガンダムは、より魅力的な仕上がりとなっています。

制作過程を収めたYouTube動画の紹介
素組みや塗装の様子を収めたYouTube動画が掲載されており、視覚的に制作過程を確認できます。 これにより、初心者でも制作の流れを理解しやすくなっています。

BB戦士 Sガンダムのキット紹介

キットの概要

シリーズNo.22
デザインベース
登場シリーズガンダムセンチネル
発売1989年3月
価格300円
武器ビームスマートガン、ソード
特徴ブースターユニット型、EX-Sガンダムと3つの形態が可能
ガンダムセンチネルから、ゼータプラスに続いて連番で2体目のキットです

独特のフォルムをしていますが、塗装されるとかなりカッコよくなります。
白・青・赤・黄のザ・ガンダムカラーで、なおかつ新しいイメージのするMSでした

Sガンダム(スペリオルガンダム、SUPERIOR GUNDAM)

初出は、1987年から1990年まで『モデルグラフィックス』誌上で連載されていた小説・フォトストーリー『ガンダム・センチネル』。
作中の登場勢力のひとつ「地球連邦軍」の試作機で、『機動戦士ガンダムΖΖ』の主役機「ΖΖガンダム」と同時期に開発された可変MS(TMS)。ΖΖガンダムと同じく機体を3機の航空機として分離・運用することが可能で、各種オプションパーツを追加・換装した複数の形態を持つ。制御系に特殊な人工知能を搭載しており、無人機としての運用も可能とされている。劇中では「α任務部隊」に配属された「リョウ・ルーツ」がメインパイロットを務め、連邦軍を離反した者たちで結成された敵勢力「ニューディサイズ」と戦う。

◆SガンダムのHGUCキット

Sガンダムのキットを開封~組立

キットを開封して組み立てました

組み立て(素組み)にはニッパーとピンセットさえあれば!

塗装しました

今回は、SDガンダムBB戦士 No.22「Sガンダム」のキットを、水性アクリル塗料を使って丁寧にリペイントしました。
1989年3月に発売されたこの懐かしのガンプラ、長年手元にあった素組み状態から、塗装で生まれ変わらせます!


■ キット概要と塗装準備

このSガンダムは、当時「ガンダム・センチネル」に登場した伝説の機体をSD化したもの。
本体ユニットの組み替えで多様な形態に変化できるのが特徴で、今回はその魅力を塗装によってさらに引き出していきます。

まずはMr.スーパークリア(つや消し)で全体に下地処理を行い、塗料の定着性をアップさせました。


■ 使用した塗料と筆塗り工程

使用したのは、ホビー用水性アクリル塗料の「シタデルカラー」と「ファレホ(Vallejo)」。
筆塗りを基本に、面相筆や極細筆、模型用ブラシを使い分けながら、パーツごとに丁寧に色を乗せていきました。

● ホワイト(白)

ファレホの「デッド・ホワイト」を使用。顔料が多く、隠ぺい力の高い純白の塗料です。
頭部、脚部、腕部、胴体、バックパック、ブースターユニットのパーツに使用しました。

● ブラック(黒)

ファレホの「ブラック」で、頭部やフェイス部分に塗装。
目にシールを貼る部分の下地にも使いました。

● レッド(赤)

ファレホの「ブラッディレッド」を使用。シールで色分けされていた部分を塗装で再現することで、立体感と存在感が大きく向上しました。

● ブルー(青)

シタデルカラーの「カレドール・スカイ(BASE)」を使用。粘性が高く、発色も良好です。

● イエロー(黄色)

脚部やフェイスの一部には、シタデルカラー「アヴァーランドサンセット(BASE)」を採用。

● グリーン(緑)

ファレホの「ライトグリーン(モデルカラー)」で、頭部の一部を極細筆で細かく塗り分けました。

● グレー

シタデルカラーの「エシングレイ(LAYER)」を使用。隠ぺい力もあり、武装や関節部などに最適です。


■ 質感表現と仕上げ

成形色を活かしたい白・青・グレーのパーツには、シタデルカラーのテクニカル塗料「ストームシールド」でマットな質感を追加。
スマートガンなど、ツヤを抑えたい部分にも使用し、リアル感を演出しました。

塗装時間はおよそ80分。
すべてのパーツ塗装後、水性トップコート(つや消し)を全体に吹きつけ、乾燥後に組み立てて完成です!


■ 完成レビューとSガンダムの魅力

まずは標準形態で組み立てたあと、ブースターユニット装着型へと変形。
フロントビューからリアビューまで、どの角度から見ても重厚感のある仕上がりに。

Sガンダムは、1987年~1990年に模型誌『モデルグラフィックス』に連載された『ガンダム・センチネル』の主役機。
ユニット構造によってさまざまな形態に変化できる、まさに“無限の可能性を秘めた究極のガンダム”とされています。


まとめ

今回は「SDガンダムBB戦士 No.22 Sガンダム」を水性アクリル塗料でリペイント。
基本形態と、ブースターユニット装着形態の2モードを組み上げました。
長年愛され続ける名機体を、塗装でよみがえらせる楽しさを改めて実感できました!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回のガンプラ制作もお楽しみに!

制作時の動画をYoutubeで見る

制作過程を動画で記録しています

素組みの際の動画

素組みの際

塗装の動画

塗装の際の動画

Coming soon

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この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年10月16日

Posted by Mさん模活時間の記録