#045 SDガンダムBB戦士No.45 闇皇帝【SDガンプラを水性塗料でうまく塗る方法】

2020年12月9日

SDガンダムBB戦士No.45 SD戦国伝武者七人衆編から、闇皇帝(1989年11月発売)のキットレビュー、制作動画公開をしています。水性塗料で塗装。

この記事のPoint☆

・SDガンダムBB戦士のSD戦国伝武者七人衆編の闇軍団最終キット
・BB戦士・闇皇帝のキットの組み立て~塗装
・SDガンプラを水性アクリル塗料でうまく塗る方法

制作動画をYouTube動画で見る

制作過程を動画で記録しています

素組みの時の動画

素組みの際の動画

塗装の時の動画

水性アクリル塗料で塗装しました

BB戦士 闇皇帝のキット紹介

キットの概要

シリーズNo.45
デザインベース元はザクIIとメッサーラをベースにデザイン
登場シリーズSD戦国伝武者七人衆編
発売1989年11月
価格500円
武器黒星剣、黒星砲
特徴通常形態からバトルモード、モンスターモードへ変形。
一部ランナーがパールカラー、銀メッキ成形です。

ガンダム、BB戦士を作ってる、っていうのを一時忘れてしまうような洗練されたフォルムで、1989年でこれができていた、っていうのが今思うと素晴らしいです。
武者七人衆編のラスボス。悪の首領という雰囲気が出ていますね。

素組み状態のバトルモード

闇皇帝

闇軍団の黒幕で「諸悪の根源」。殺駆頭を闇の鎧で操り、天宮の国に戦乱を引き起こした張本人。何度倒されても滅ぶことのない肉体と魂を持ち、この戦いの後も幾度となく復活して頑駄無たちと戦い続ける。一説では別の宇宙からやって来た暗黒生命体ともいわれ、実態を伴わず、あらゆる世界の環境や状況に応じた形態をとる。過去から現在、そして未来に至るまで大きな禍根をもたらす。その正体は、天魔大帝によって生み出された分身であり手下の1人であった。

過去に初代頑駄無大将軍たちが戦った黒魔神とは同一人物。

闇皇帝のキットを開封~組立

キットを開封して素組みしました

水性アクリル塗料で塗装

塗料は、水性アクリルカラーのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

塗装の際の様子

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

下地塗装で使用した塗料がこちら

まずはシタデルカラーのコントラスト、グリフチャージャーグレイ
青塗装の仕上げの時に下地に使っている塗料です

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

次にアポシカリーホワイト
シルバーを上塗りする箇所に下地として塗りました

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

イアンデンイエローです
ゴールドの仕上げ箇所の下地として

面積の広い、黒の仕上げ箇所には、バシリカヌムグレイを下地として塗りました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している塗料
マットな質感の水性塗料で、色のラインナップは実に300以上に及びます

下地の最後は赤、ブラッドエンジェルレッドです

これより上塗り
上塗り塗装で用いた塗料がこちら
下地塗りを合わせ、この闇皇帝の塗装でかかった時間は約110分でした

シタデルカラーの紺色、ザ・ファングです
BASE塗料で隠ぺい力は強い
腕部、脚部、頭部など、様々な塗装箇所がありました

そして塗装面積も大きいので、テクニカル「ラーミアンメディウム」という溶剤を使って、ムラにならないように着色しました

黒はファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラー

シルバーの1色目、ファレホのゲームカラー、シルバーです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

ゴールドの上塗り
シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです
扱いやすい金色の塗料
隠ぺい力強くてとても多用しています

シルバーの2色目はシタデルカラーのアイアンハンズスティールを使いました

色分け最後は赤、仕上げ色はイーヴィルサンズスカーレット

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げます

この動画では闇皇帝を組み立てましたが、変形によりバトルーモード、モンスターモードと姿を変えることができるキット

塗装後がこちら

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↓天丼のプラモブログさんより

↓こちらはバージョンアップした天下統一編の黒魔神闇皇帝。

この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年12月9日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c