#041 SDガンダムBB戦士No.41 将ガンダム【水性アクリル塗料で塗装する方法】

2020年12月5日

この記事のPoint☆

・SDガンプラを失敗せずに塗装する方法
・水性アクリル塗料を使用
・BB戦士の将ガンダムの制作

BB戦士 将ガンダムのキット紹介

シリーズNo.41
デザインベースパーフェクトガンダム
発売1989年10月
価格500円
武器大槍、刀、ガトリング砲、頑ショット
特徴軽装形態→武者形態
守護獣の武者タイガー・ハリマオと合体することも可能
戦国伝シリーズ初のいろプラ(多色成形)

当時は髭の生えたガンダムは異質に思いましたが、今見てみるとなかなかの好キットです。
デザインベースがパーフェクトガンダムだったとは、恥ずかしながら最近知りました 汗

将ガンダム

頑駄無軍団とその最強部隊「頑駄無七人衆」を束ねる将として活躍、若くして大将軍に就いた雷鳳を補佐する。泰平の世では、農民として二人の子(武者頑駄無&農丸頑駄無)を育てていたが、闇軍団の動きを察知し再び七人衆を招集してこれに立ち向かった。

百戦錬磨にして武芸百般のため、あらゆる武器を巧みに使いこなす強者。
相棒にタイガーがおり、将武装(しょうアーマー)を装備した状態で「武者タイガー」に 自身が鎧を着装し合体すると【ハリマオスペシャル】と呼ばれる戦闘形態を取ることができる。

時穏の国を治める殺駆頭とはかつての好敵手。強い友情で結ばれている。 彼が闇軍団の一員として現れたことから不穏を感じ、武者らを招集し、武者七人衆を結成、来るべき闇軍団との戦いに備えた。

もともとは先代の大将軍(初代頑駄無大将軍)の弟である雷頑駄無。
大将軍が黒魔神に敗れた後、落ち延び、農民として潜伏しつつ、二人の息子である武者と農丸、のちに二代目大将軍となる雷凰頑駄無を育てていた。

将頑駄無のキットを開封~組立

塗装その1 軽装タイプ

塗装の様子

塗装の様子をダイジェストにまとめました。

塗料は、ホビー用水性アクリルのシタデルカラー。
筆塗りで色付けをしていきました。
色の境目や細部は面相筆で、広い面積は模型用のブラシなどで着色しました。
さらに細かいところは、先端を糊で固めた細筆を使用しました。

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
BASE、SHADEの両機能を兼ね備えた塗料で、下地にもなり、スジや溝には液体が流れ込んでいくので時短にもなり、最近多用しています。

この将頑駄無のキットでは、アポシカリーホワイト、グリフチャージャーグレイバシリカヌムグレイイアンデンイエローブラッドエンジェルレッドの5色を使用しました。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。

シタデルカラーでいわゆる白、隠ぺい力の高い、顔料を多く含む塗料です。
少しグレーがかった白です。

このあと白が仕上げ色となるところに塗りました。頭部、腕部、胴体、脚部です。
隠ぺい力が強いと言っても白、その点は先に塗った下地でカバーしています。

こちらが将ガンダムの上塗りで使用した塗料。
この動画分で、塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約60分でした。

黒、アバドンブラックを塗りました。
胴体、腕部、バックパック、ガトリング砲などに使用しています。

銀、アイアンハンズスティール
将頑駄無のヒゲと、脚部に使用しました。

青、マクラーグブルーです。
脚部、胴体、頭部の一部に塗り入れました。

赤・メフィストンレッドを塗りました。
この色も、下地としても使える顔料の多い隠ぺい力の高いカラー。
頭部、胴体、脚部に塗り入れました。

黄色、アヴァーランドサンセット
胴体の一部に使っています

次にメタルカラーの金、レトリビューターアーマーです。
胴体、バックパック、ガトリング砲、それぞれの適所に塗っています。
メタルカラーは一般的に隠ぺい力が高いことが多いですが、シタデルカラーの金銀はさほどでもないため、何らかの下地処理がしてある方が色が乗っていきます。

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

軽装タイプの組み立て。

塗装後

塗装後がこちら。

塗装その2 武者形態

塗装の際の様子

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
この将頑駄無のキットでは、アポシカリーホワイト、グリフチャージャーグレイバシリカヌムグレイイアンデンイエローブラッドエンジェルレッドの5色を使用しています。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。

シタデルカラーでいわゆる白、隠ぺい力の高い、顔料を多く含む塗料です。
少しグレーがかった白です。

このあと白が仕上げ色となるところに塗りました。兜、肩鎧です。
隠ぺい力が強いと言っても白、その点は先に塗った下地でカバーしています。

この分で、塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約50分でした。

黒、アバドンブラックを塗りました。
兜、肩鎧、刀、サヤなどに使用しています。

赤・メフィストンレッドを塗りました。
この色も、下地としても使える顔料の多い隠ぺい力の高いカラー。
兜、肩鎧に塗り入れました。

次にメタルカラーの金、レトリビューターアーマーです。
兜、肩鎧、刀、サヤ、それぞれの適所に塗っています。

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

軽装タイプに武装する形で、武者形態を組んでいきます。

塗装後

塗装後がこちら。

塗装その3 ハリマオスペシャル

塗装の際の様子

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
この将頑駄無のキットでは、アポシカリーホワイト、グリフチャージャーグレイバシリカヌムグレイイアンデンイエローブラッドエンジェルレッドの5色を使用しています。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。

シタデルカラーでいわゆる白、隠ぺい力の高い、顔料を多く含む塗料です。
少しグレーがかった白です。

タイガーの、白の部分のカラーにしました。

この分で、塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約60分でした。

銀色、アイアンハンズスティールです。
タイガーの足の部分に着色しました。

黄色、アヴァーランドサンセットです。
タイガーの黄色のメインカラーとして使いました。
隠ぺい力に懸念があるイエローですが、このカラーは顔料多めで優秀なカラー。
しっかり色が乗っていきます。

金色、レトリビューターアーマーです。
タイガーの一部と、武器として持たせる頑ショット、大槍にも使いました。

黒、アバドンブラックを塗りました。
タイガーの主に縞模様の部分、そして頑ショットと大槍に使っています。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

下半身を外した将頑駄無を、タイガーに連結します。
大槍はバックパックに取り付け、右手に頑ショットを持たせました。

塗装後

塗装後がこちら。

制作の様子の動画をYouTubeで見る

素組みの際の動画

塗装その1の動画

塗装その2の動画

塗装その3の動画

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↑将ガンダムとは

↑BB戦士No39 闇将軍

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年12月5日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c