#047 SDガンダムBB戦士No.48 サタンガンダム

2020年12月12日

この記事のPoint☆

・SDガンダムBB戦士のサタンガンダムを制作
・SDガンプラを水性塗料でうまく塗る方法
シタデルカラーを使ってガンプラを塗装

BB戦士 サタンガンダムのキットをご紹介

キットの概要

シリーズNo.48
デザインベース
発売1990年1月
価格500円
武器ドラゴンの杖
特徴サタンガンダムからブラックドラゴンへの変身可能
変身用パーツを組み合わせてドラゴンブレインとすることが可能

頭部・マントを閉じた時ののはめ込み。湾曲になっているマントの赤シールの貼りつけがけっこう難しくて手こずりました。デザインはなかなか珍しい、オリジナリティあふれるフォルムになっています。

サタンガンダム

SDガンダム外伝の「ラクロアの勇者」編のラスボス。
スダ・ドアカワールドの支配を目論むジオン族の魔王。
黒魔術師的な三角帽とマントを身に付け、髑髏の杖を持ち頭に角が生えているのが特徴。
その正体はブラックドラゴンと呼ばれるドラゴン族の長であり、スペリオルドラゴンと武者頑駄無真悪参の悪の心を持つ騎士ガンダムの半身。

魔王としてラクロアに侵攻し、人々を苦しめていたが、騎士ガンダムによって討伐される。
しかしその魂は戦士ガンキャノンに乗り移り(第2章「伝説の巨人」)、肉体はドラゴンベビーとして分離し、復活を狙っていた。

第四章では自身に突き立てられた炎の剣を取り込んでネオブラックドラゴンとして復活し、ジークジオンの配下として騎士ガンダムの前に現れる。しかし元々の支配者気質は変わらず、実際はジークジオンの命令に従う気はさらさらなく、いつでも下剋上を狙うつもりだった模様。

最後は騎士ガンダムと共に自らの真実を悟り、騎士ガンダムを取り込もうとして融合を受け入れ、スペリオルドラゴンとして蘇ることとなる。

サタンガンダムのキットを開封~素組み

キットを開封してまずは素組みしました。

塗装その1 サタンガンダム

水性アクリル塗料で塗装しました。

塗装の際の様子

塗料は、水性アクリルカラーのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

下地塗りで用いた塗料がこちら。

まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトです。
フェイス、脚部。
面積も小さかったのでこのカラーでそのまま仕上げ色にしました
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラーです

シタデルカラーのコントラスト、グリフチャージャーグレイです
メインボディ、青のカラーの下地としました

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

ゴールドで仕上げる箇所の下地として、イアンデンイエローを使いました

続いて赤の下地色、ブラッドエンジェルレッドです

一部緑の下地にワープライトニング

黒塗装の下地として、バシリカヌムグレイを使いました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している塗料
マットな質感の水性塗料で、色のラインナップは実に300以上に及びます

これより上塗り

ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブ

ゴールドの上塗り
シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです

腕部、脚部、マントの外側、胴体等に塗りました

黒、ファレホのゲームカラー、ブラックです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

赤の仕上げ色は、イーヴィルサンズスカーレットです
シタデルカラーのLAYER。
上塗り用の塗料ですが、さすが赤、隠ぺい力強いです

ボディ、脚部、マントの外側に青・シタデルカラーのマクラーグブルー
この青も隠ぺい力の強い、扱いやすいカラーです

上塗りで用いた塗料は右上のこちら
塗装にかかった時間は、下地塗りを合わせてこのパートで約50分でした

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

基本体を作り、このパートではマントを閉じて、サタンガンダム

塗装後がこちら

塗装その2 ブラックドラゴン

続いて換装形態、ブラックドラゴンです。

塗装の際の様子

まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトです。
杖。
面積も小さかったのでこのカラーでそのまま仕上げ色にしました
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラーです

シタデルカラーのコントラスト、グリフチャージャーグレイです
このパートでは主に肩アーマーのカラーの下地としました

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

ゴールドで仕上げる箇所の下地として、イアンデンイエローを使いました

続いて赤の下地色、ブラッドエンジェルレッドです

一部緑の下地にワープライトニング

黒塗装の下地として、バシリカヌムグレイを使いました

これより上塗り

ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブ
杖、ドラゴンブレインの一部に

ゴールドの上塗り
シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです

肩アーマー、杖に塗りました

黒、ファレホのゲームカラー、ブラックです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

マントの内側がこのパートの塗装箇所

赤の仕上げ色は、イーヴィルサンズスカーレットです
シタデルカラーのLAYER。
上塗り用の塗料ですが、さすが赤、隠ぺい力強いです

ドラゴンブレインの各パーツに

肩アーマーに青・シタデルカラーのマクラーグブルー
この青も隠ぺい力の強い、扱いやすいカラーです

シルバー、アイアンハンズスティールです。

仕上げに再度コントラストのブラッドエンジェルレッド

塗装にかかった時間は、下地塗りを合わせてこのパートで約40分でした

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

サタンガンダムのマントを開き、頭部にはドラゴンブレインを装着

塗装後がこちら

制作の様子 動画をYouTubeで見る

制作過程を動画で記録しています。

素組みの際

素組みの際の動画

塗装その1の動画

サタンガンダムの完成まで

塗装その2の動画

ブラックドラゴンの完成まで

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↑この次、No.49はナイトサザビー

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年12月12日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c