#885【消しゴム塗装】ダイナマイトパイパー(キン肉マン キン消しPART8)

2025年3月17日

今回は、当時物のレギュラーサイズキン消し・PART8、ダイナマイトパイパーです
初期の頃、ロビンマスクと戦って、タワーブリッジに屈した超人
水性アクリル塗料でペイントしました

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・キン消しレギュラーシリーズPART8 ダイナマイトパイパー
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

Vlogダイナマイトパイパー 塗装の動画

Youtubeで塗装動画

before~after

このダイナマイトパイパーがラインナップされたPART8のブックレットです
この小冊子そのものは、当時を再現した復刻版
後年に発売されたコンプリートBOXの付録でした。
これまでのシリーズのキン消しが塗装済みで掲載された一覧あり、PART8では、これまでに、どうべるまん、どぐうまんダークⅡ世やアポロザジャイアントなどちょっとマイナーな超人もペイントを重ねてきました

ペイントするダイナマイトパイパーの消しゴムの塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れ、黒ずみはありましたが、ペイントに影響するほどではなかった、比較的保管状態は良かったキン消しだったと思います

高さ約4㎝程度の消しゴム。非常にシンプルなデザインの人型超人です

塗装後のレビューを先に

当時のアニメカラーも参考に色分けをしました
シンプルで素朴なんですが、ここ最近でも屈指の出来になった気がします

可塑剤を抜く塗装前の下処理

下処理から、塗装の様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください

消しゴムフィギュアの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います

煮沸して整形し、表面の埃や、余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずは下地の塗装として、シタデルカラーのLAYER、パリッドウィッチフレッシュを水で溶いて薄く全体に塗りました

台座にするプレートにも同様に塗りました
プレートのサイズは、直径3cmのものを使用しています

一度の塗入れは、刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます
この形が塗装効率がぐんと上がるので、最近は全面に白を塗るこのペイントスタイルが定着しました

台座プレートを先に上塗りしました
ファレホのゲームカラー、ヘクスドライケン
刷毛で一気に塗りました。少し濃い目の紫のカラーです

本体の塗装はまず、フェイス・胴体、脚部、腕部の肌カラー
ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュを使っています
粘性高く、隠ぺい力強い、濃い・しっかりとした色味を出せる肌カラーで重宝しています

今回も下地の白も効いて、一発で色が乗ってくれました

2色目は黒です
瞳と、頭髪に
ファレホのゲームカラー・ブラック
細かな色分けがあるので、極細筆で丁寧に色を入れていきました

ファレホは、スペイン発祥の高性能水性アクリル塗料
少々塗膜の薄いところがありますが、明るい色数も多く、隠ぺい力は強いので、フィギュアやプラモデルの塗装に最適です

そして濃い赤
今回のペイントはこの3色でほぼ色分けしきってしまいます
シタデルカラーのBASE、コーンレッドです
かなり重みのある赤になります

パンツ・ブーツ・リストバンドをこのカラーにしました

最後は肌カラーに陰影を付けます
シタデルカラーのコントラスト、スケルトンホードを水で溶いて薄めて染め塗りです
彫られたスジに流し入って、質感が高まります

シタデルカラーは、イギリス生まれの水性アクリル塗料で、ミニチュア・ホビー用のカラー
BASE、LAYER、コントラスト、シェイド、テクニカルと、用途に応じて様々な種類の塗料があります
粘性が高く隠ぺい力の強いカラーが多いので、下地の色を気にせずに塗装ができます

塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました

筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら

塗装にかかった時間は約40分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、当時物、キン肉マンの消しゴム、正規品レギュラーサイズのキン消し、PART8からダイナマイトパイパー。水性アクリル塗料でペイントしました

今回のこのダイナマイトパイパーは、アメリカ合衆国出身の正義超人です。
超人強度は78万パワー。
世界超人同盟きっての暴れん坊で、ダーティなファイトとキーロックを得意としています。

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この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年3月17日

Posted by Mさん模活時間の記録