#551【キン消しを塗ろう】2008年・復刻版キンケシ5 ベストバウトスペシャル ネプチューンマン・サンダーサーベル
今回は2008年発売、キンケシ復刻版5、ベストバウトスペシャルから、夢の超人タッグ編でサンダーサーベルをかついだネプチューンマンの色塗りです。
・ネプチューンマンがサンダーサーベルを持っているキンケシ
・復刻版キンケシは、従来のものよりサイズが小さい?
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
キン肉マン29周年を記念してサイトで応募されたファンが選んだベストバウトからラインナップされたキンケシです。
塗装の様子を動画で!
Youtube動画
塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。
カラーはペールオレンジです。約15年前のキンケシですが保管状態はよく、目だった汚れなどはありませんでした。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
可塑剤は、新しいキン消しシリーズはものによってはベンジンで抜けて素材が硬化しないものもあるようですが、このネプチューンマンはしっかり処理ができました。
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
のちほど塗装する露出している肌の部分の下地として塗りました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
ホビー用水性アクリルのシタデルカラーを使っています。
塗装にかかった時間は約40分でした。
次にコラックス・ホワイト。
先の下地色とは少し違う、グレーがかった白です。
チョッキやマスク、リストバンドなどの下地に塗りました。
3色目が黄色のベースカラー、アヴァーランドサンセットです。
髪の毛やレッグカバーはこれを下地にします。
武器であるサンダーサーベルは、今回はこの色でそのまま仕上げとしました。
黒。アバドンブラックです。
パンツ、それからシューズの色として塗りました。
アニメカラーのネプチューンマンの特徴的な緑。
チョッキと、リストバンドの上塗りに「ワープストーン・グロウ」を塗りました。
今回の塗装では、色の境界付近や細かなところを面相筆や細部を書くために先を固めた極細筆、ある程度面積があるところは模型用のブラシという3種類の筆を使い分けて塗りました。
次に、肌の色の上塗りに、キスレヴフレッシュというレイヤーカラーを使いました。
少し濃いめの肌の色が表現できる塗料として愛用しています。
1箇所ですが、マスクにある目の部分はブルーホラー。
チョッキについたトゲ、そしてマスクをシルバー、アイアンハンズスティールで着色。
これも1箇所ですが、口を赤、メフィストンレッドで塗り入れました。
緑のチョッキの縁取りに少し色味を変えた薄い色、「ガウス・ブラスター・グリーン」を使いました。
髪やレッグカバーの毛の上塗りの黄色は、フラッシュギッツイエロー。
明るいカラーリングの黄色です。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
かなり細かい色分けがあった塗装でしたが、なんとか見られるくらいまで仕上げられてよかったです。
ネプチューンマンについて
ネプチューンマンは、イギリス出身の完璧超人で超人強度は2800万パワー。
正体は最強の超人、ケンカマン。マグネットパワーの使い手で、今回のキンケシのサンダーサーベルもその磁気による力から生み出されたもの。タッグ編の準決勝で、バッファローマンに対して放った技でした。
まとめ~あわせて読みたい記事
今回色塗りしたネプチューンマンが属する、復刻版5のブックレットです。
このシリーズはキン肉マンVsウォーズマンや、ロビンマスクVSマンモスマンなど、ファンが選んだベストバウトの組み合わせの2体が同じカプセルに入っている、という設定のキンケシでした。
というわけで、今回は復刻版キンケシシリーズ5から、サンダーサーベルをかついだネプチューンマンの色塗りでした。
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