#876【消しゴム塗装】コンバットマン(キン肉マン キン消しPART5)

今回は、当時物のレギュラーシリーズ・PART5、コンバットマンです
本編での活躍はほとんどなかった超人ですが昔キンケシではよく遊んだキャラクター
水性アクリル塗料でペイントしました

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・キン消しレギュラーシリーズPART5 コンバットマン
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

Vlogコンバットマン塗装の動画

Youtubeで塗装動画

Coming soon

before~after

このコンバットマンがラインナップされたPART5のブックレットです
ちなみにこの小冊子そのものは、当時を再現した復刻版
後年に発売されたコンプリートBOXの付録でした。
パート5では、ウォッチマンやアームストロングなど、個性的なコミカルキャラ、地味キャラもたくさんラインナップされていました

ペイントするコンバットマンの消しゴムの塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れ、黄ばみ、黒ずみは適度にありましたが、ペイントに影響するほどではなかったのでそのまま工程を進めていきました

高さ約4㎝程度の消しゴム。軍人のカテゴリーに属するこれでも完璧超人。
もう40年以上前の消しゴムですが、しっかり自立するデフォルメの仕方はさすが日本の金型。

塗装後のレビューを先に

超人図鑑のカラーを参考に彩色しました。白・アイアン・水色の非常にシンプルな彩色になりました

可塑剤を抜く塗装前の下処理

下処理から、塗装の様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください

消しゴムフィギュアの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います

煮沸して整形し、表面の埃や、余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずは下地の塗装として、シタデルカラーのLAYER、パリッドウィッチフレッシュを水で溶いて薄く全体に塗りました

台座にするプレートにも同様に塗りました
プレートのサイズは、直径3cmのものを使用しています

一度の塗入れは、刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます
この形が塗装効率がぐんと上がるので、最近は全面に白を塗るこのペイントスタイルが定着しました

ベースが完全乾燥したのち、まずはメインのカラーの白
少しグレーがかった、顔料を含んで粘性の高い塗料
シタデルカラーのBASE、コラックスホワイトです

面積は意外と広いですが、下地で先に塗った白も効いてうまく色は乗りました

2色目に水色。ファレホのゲームカラーで、サンライズブルーです
ライトなカラーですが、隠ぺい力は強い塗料

上半身首元、ひざの部分に塗りました

ファレホは、スペイン発祥の高性能水性アクリル塗料
少々塗膜の薄いところがありますが、明るい色数も多く、隠ぺい力は強いので、フィギュアやプラモデルの塗装に最適です

3色目の色分けは、濃いシルバー、アイアンカラー
シタデルカラーのBASE、アイアンウォリアーです
目元、頭部、ボディ、ひざ、ところどころに塗装箇所が
鋼のカラーで、一般的な銀・シルバーよりも濃い色味です

シタデルカラーの扱いやすいメタリックの塗料

目をピンクで
シタデルカラーのLAYER、エンペラーズチルドレンです
極細筆で丁寧に
そしてこのピンクで、台座プレートの上塗りに使いました
少し濃いピンクのカラー

仕上げに白の箇所を、シタデルカラーのドライ、プラゼティホワイトでドライブラシ
コラックスホワイトよりも白っぽい色味で仕上げました

シタデルカラーは、イギリス生まれの水性アクリル塗料で、ミニチュア・ホビー用のカラー
BASE、LAYER、コントラスト、シェイド、テクニカルと、用途に応じて様々な種類の塗料があります
粘性が高く隠ぺい力の強いカラーが多いので、下地の色を気にせずに塗装ができます

塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました

筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら

塗装にかかった時間は約50分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、当時物、キン肉マンの消しゴム、レギュラーシリーズのキン消し、PART5のコンバットマン、水性アクリル塗料でペイントしました

今回のコンバットマンは、アメリカ合衆国出身の完璧超人で、超人強度は85万パワーの設定。
過酷な宇宙空間など極地での活動が得意なロボ超人で、アポロ計画に超人界代表として参画する構想もあったのだとか

◆関連する初期のころのキャラクターの模活記録記事

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by Mさん模活時間の記録