【キン消し塗装】レギュラーサイズ パート17 ゴーレムマンを超人図鑑カラーでリペイント #1001
レギュラーサイズの当時物キン消し「パート17 ゴーレムマン」を水性アクリル塗料で筆塗りリペイント。超人図鑑カラーを参考に、下処理から仕上げまでの工程を詳しく紹介します。
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ゴーレムマンをキン消しでペイント
今回はレギュラーサイズの「当時物キン消し」パート17から、ビッグボディチームの中堅超人・ゴーレムマンをペイントしました。
彩色はいつものように**水性アクリル塗料(ファレホ&シタデルカラー)**を使用。参考にしたのは「超人図鑑カラー」です。
キン消しパート17の魅力的なラインナップ
当時のパッケージにはブックレットが同梱されており、パート17には正義超人・悪魔超人に加えて、キング・ザ・100トンやミキサー大帝など、王位争奪編に登場する超人たちも含まれていました。コレクション性の高い弾でしたね。
塗装前の状態確認
塗装前のゴーレムマンは大きな破損や曲がりはありませんでしたが、表面の汚れや黒ずみが目立つ状態でした。ディフォルメ造形はしっかりしており、自立も問題なし。ここから下処理に入ります。
下処理の工程
キン消し・デカ消しの塗装前処理は、以下の手順で行いました。
- 煮沸処理 … ゴム素材を柔らかくし、形を整える
- ベンジン漬け … 一晩〜2日で可塑剤を抜き、表面を安定化
- 乾燥後の下地作り … 「Mr.スーパークリア・つや消し」を全体に吹き付け塗装準備完了
使用した塗料と筆
- 塗料:ファレホ(ゲームカラー・モデルカラー)を中心に、要所でシタデルカラーを使用
- 筆:模型用の面相筆をメインに、広い面は平筆やブラシで効率よく塗装
下地塗り
全身にファレホ ゲームカラー・エルフィックフレッシュを塗布。
この下地があることで、その後の発色が格段に良くなります。乾燥後、各部位ごとの塗り分けに入りました。
彩色の工程
- メインカラー(茶色)
シタデルカラー「モーンファングブラウン」を使用。広い面はムラが出やすいため、- ラーミアンメディウムで希釈
- 筆先で叩くように塗布
という工夫で質感を整えました。
- 目の緑
ファレホ モデルカラー「ライトグリーン」で極細筆にて彩色。 - 肌(顔・腕・腹・脚)
ファレホ モデルカラー「フラットフレッシュ」を塗布。下地効果で発色も良好。 - 足の赤色
ファレホ ゲームカラー「スカーレットレッド」を使用。 - スミ入れ
シタデルカラー コントラスト「スケルトンホード」を水で溶き、彫り部分へ流し込んで陰影を強調。
塗装時間と仕上げ
約40分で塗装が完了。
最後にソフト99 ボデーペン・クリアを全体に吹き付け、乾燥後に台座へ設置。フロントビューからリアビューまで立体感のある仕上がりになりました。
まとめ
今回は、当時物キン消し レギュラーサイズ・パート17 ゴーレムマンを超人図鑑カラーを参考にリペイントしました。
造形の彫りがしっかりしていたため、塗装後は陰影が際立ち、より迫力ある仕上がりになったと思います。
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