#301キン消し塗装初心者必見!ロビンマスクを原作カラーで仕上げる方法

2022年2月25日

今回は消しゴム塗装。シリーズで、2019年のJR東日本スタンプラリーのコンプリートBOXキンケシをペイントします
複数体獲得したものがあったので、バージョンも変えながら。
今回はロビンマスクの銀、原作カラーイメージ。

🛠️ 塗装の様子を動画でじっくり公開中!

実際にどんなふうに塗装しているのか、動画にまとめました!ビフォーアフターの違いもはっきり分かるので、ぜひチェックしてみてください。

before~after

塗装前です。キンケシのカラーは深い緑の仕様でした。
下地が必須になるので丁寧に色を乗せていきます。
2010年代以降、新装されたキンケシの仕様。当時当初のキンケシよりは若干大きめになっています。

塗装後のレビューを先に。
原作カラーの鎧はシルバー、肌カラーはフレッシュで塗りました。

下処理からペイント様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください

可塑剤を抜く塗装前の下処理

キンケシ・消しゴムペイントの下処理の流れはおよそこんな工程です。

煮沸して整形、表面の埃や余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込む工程は重要。これで可塑剤、塩ビを柔らかくする材料を抜き硬質化

乾燥させて、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装下地を作ります

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です。
ペイントの記録は、カラーごとにダイジェストで見ていきます

まずは下地塗装です
濃い色味の素体の消しゴムなので重要な工程です
使ったのは、ファレホ・ゲームカラーのデッドホワイト
水で溶いて薄めて全体に塗りました
模型用のブラシで、2、3分程度で塗り切ります
この工程が、あとの塗装を効率よくしてくれます

ファレホはスペインが発祥、高性能水性アクリル塗料
主に使っているのはモデルカラーとゲームカラーですが、水性なので嫌な臭いなし、乾燥も早く、総じて粘性が高くて隠ぺい力が強い
明るいカラーも豊富で、実に1000種類以上のカラーバリエーションです

下地が完全乾燥ののち、色分けの1色目は黒です
ファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
今回のペイントでは、マスクに数カ所

原作カラーのロビンの肌はフレッシュ。使ったのはファレホのモデルカラーのフラットフレッシュです。
はっきりとした色味の、濃いフレッシュカラー
下地の白が効いていたのでそこそこ楽に色が乗りました

首元、腹部、腕部、脚部です

メインカラーとなるマスク、鎧、アームカバー、ひざパッド、ブーツは今回はグレーシルバー
シタデルカラーのBASE、メタリック塗料の、グレイナイトスティールを使いました

シタデルカラーは、イギリス生まれの水性アクリル塗料で、ミニチュア・ホビー用の塗料です
隠ぺい力強く、下地の色にさほど左右されずに色を乗せることができる、特徴的なボトルに入った塗料
顔料を多く含むBASE、上塗り用のハイライトカラーのLAYER、この2種類の塗料をメイン塗装では用いています

ベルト・バックル部分に金色です
シタデルカラーのBASE、レトリビューターアーマーを使いました

フィギュアやプラモデル塗装では重用しているゴールドです

キーのカラーとなる赤。ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
眼・肩・胸の色として
鮮やかな赤カラーです
ゲームカラーは、ファンタジックな特別色で鮮やかな色味が多い塗料種
人物・モンスター系のフィギュアに最適な塗料で、粘性はやや弱め、塗膜と隠ぺい力は強いです

仕上げに肌カラーに染め塗り
シタデルカラーのコントラスト、スケルトンホードを使いました

塗料は水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗り 筆は基本は模型塗装の用の面相筆、面積の広い箇所は刷毛・ブラシ、細部は極細筆を使っていきます

この塗装で用いた塗料はこちら
塗装にかかった時間は約50分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン。車体用のトップコート
可塑剤のにじみだしを防ぐコーティング

台座をつけて塗装後です

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ということで今回は、2019年のJR東日本スタンプラリーの記念キンケシ
シリーズ第1体目はロビンマスクを原作カラーのシルバーでペイントしました

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この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年2月25日

Posted by Mさん模活時間の記録