【キンケシ塗装】ジェロニモを水性アクリル筆塗りで再現!07弾フィギュアを丁寧にリペイント#325
2018年リリースの「キンケシ07」より、ジェロニモをフリーハンド筆塗りでリペイント。ファレホ&シタデルカラーを駆使して、王位争奪編アニメカラーを再現しました。下処理から仕上げまで詳しく解説します。

キンケシ07より「ジェロニモ」を筆塗りリペイント!
2018年に登場した「キンケシ07」シリーズから、正義超人ジェロニモをペイントしました。
今回も使用するのはおなじみの水性アクリル塗料(ファレホ&シタデルカラー)。
手作業での筆塗りにこだわり、王位争奪編アニメカラーをモチーフに仕上げています。

ラインナップ紹介:バッファローマンやワザケシも!
「キンケシ07」のブックレットには、

- 王位争奪編コスチュームのバッファローマン
- サンシャインマグナム
- ジャンククラッシュ
など懐かしい人気超人が勢ぞろい。シリーズ全体でも見どころ満載の構成です。
塗装前の状態と造形について
今回のジェロニモは、多少の黒ズミや汚れはあるものの、造形は非常に良好。
新規金型によるレギュラーサイズより少し大きめの造形で、大坂城決戦時のコスチュームデザインを再現しています。



カラーリングコンセプト:王位争奪編アニメカラー
彩色は1990年代アニメ版を参考にしました。
赤いヘッドバンドがアクセントになった、勇ましく力強い配色が特徴です。

下処理工程:塗装前の大事な準備
キンケシやデカ消しを塗装する際は、以下のような下処理を行っています。

- 煮沸処理:ゴム素材を柔らかくして形を整える
- ベンジン漬け込み:可塑剤を抜くために一晩~2日浸け置き
- 乾燥・下地作り:Mr.スーパークリアつや消しで表面をコート



この工程を丁寧に行うことで、塗料の食いつきが良くなり仕上がりが安定します。
使用塗料と筆:ファレホ&シタデルカラー
塗装は全て筆塗りで実施。
細部は面相筆、広い面は平筆やブラシで塗り分け、効率良く進めました。
主な使用塗料は以下の通りです:
- 肌下地:ファレホ「パンツァーエース・肌色ハイライト」
- 茶色(髪・アームカバー等):シタデル「ソンディアブラウン」
- 赤(ヘッドバンド等):ゲームカラー「ブラッディレッド」
- 黄色(コスチューム):ゲームカラー「ゴールドイエロー」
- 肌色(ベース):シタデル「モーンファングブラウン」
- 補助溶剤:シタデル「ラーミアンメディウム」

各色の発色を活かしながら、ムラにならないよう重ね塗りで色を構築していきました。
筆塗りのコツと塗装時間
広い面は筆でなでるのではなく、叩くように塗料を乗せるとムラが出にくくなります。
全体の塗装時間は約50分。
下地の白が効いて、発色も鮮やかに仕上がりました。

キャラクター豆知識:ジェロニモとは
アメリカ・オクラホマ出身の正義超人。
超人強度は83万パワーで、ハワイ超人ヘビー級チャンピオンの経歴を持ちます。
人間から超人へと成長したエピソードが印象的な人気キャラクターです。
仕上げと完成レビュー
塗装後は、ソフト99 ボデーペン・クリアを全体に吹き付けてコーティング。
乾燥後に台座を装着し、フロントビュー・リアビューともに見応えある仕上がりになりました。

赤×黄色×ブラウンの勇ましい配色で、ジェロニモらしい存在感が際立ちます。



まとめ
今回は「キンケシ07」シリーズから、ジェロニモを水性アクリル塗料で筆塗りしました。
下処理から丁寧に仕上げることで、素材特有の質感を活かしながらもアニメカラーを忠実に再現。
キン肉マンファンにはたまらない、こだわりの1体となりました。








