【キンケシ塗装】ジェロニモを水性アクリル筆塗りで再現!07弾フィギュアを丁寧にリペイント#325

2022年3月12日

2018年リリースの「キンケシ07」より、ジェロニモをフリーハンド筆塗りでリペイント。ファレホ&シタデルカラーを駆使して、王位争奪編アニメカラーを再現しました。下処理から仕上げまで詳しく解説します。

キンケシ07より「ジェロニモ」を筆塗りリペイント!

2018年に登場した「キンケシ07」シリーズから、正義超人ジェロニモをペイントしました。
今回も使用するのはおなじみの水性アクリル塗料(ファレホ&シタデルカラー)
手作業での筆塗りにこだわり、王位争奪編アニメカラーをモチーフに仕上げています。


ラインナップ紹介:バッファローマンやワザケシも!

「キンケシ07」のブックレットには、

  • 王位争奪編コスチュームのバッファローマン
  • サンシャインマグナム
  • ジャンククラッシュ

など懐かしい人気超人が勢ぞろい。シリーズ全体でも見どころ満載の構成です。


塗装前の状態と造形について

今回のジェロニモは、多少の黒ズミや汚れはあるものの、造形は非常に良好
新規金型によるレギュラーサイズより少し大きめの造形で、大坂城決戦時のコスチュームデザインを再現しています。


カラーリングコンセプト:王位争奪編アニメカラー

彩色は1990年代アニメ版を参考にしました。
赤いヘッドバンドがアクセントになった、勇ましく力強い配色が特徴です。


下処理工程:塗装前の大事な準備

キンケシやデカ消しを塗装する際は、以下のような下処理を行っています。

  1. 煮沸処理:ゴム素材を柔らかくして形を整える
  2. ベンジン漬け込み:可塑剤を抜くために一晩~2日浸け置き
  3. 乾燥・下地作り:Mr.スーパークリアつや消しで表面をコート

この工程を丁寧に行うことで、塗料の食いつきが良くなり仕上がりが安定します。


使用塗料と筆:ファレホ&シタデルカラー

塗装は全て筆塗りで実施。
細部は面相筆、広い面は平筆やブラシで塗り分け、効率良く進めました。
主な使用塗料は以下の通りです:

  • 肌下地:ファレホ「パンツァーエース・肌色ハイライト」
  • 茶色(髪・アームカバー等):シタデル「ソンディアブラウン」
  • 赤(ヘッドバンド等):ゲームカラー「ブラッディレッド」
  • 黄色(コスチューム):ゲームカラー「ゴールドイエロー」
  • 肌色(ベース):シタデル「モーンファングブラウン」
  • 補助溶剤:シタデル「ラーミアンメディウム」

各色の発色を活かしながら、ムラにならないよう重ね塗りで色を構築していきました。


筆塗りのコツと塗装時間

広い面は筆でなでるのではなく、叩くように塗料を乗せるとムラが出にくくなります。
全体の塗装時間は約50分。
下地の白が効いて、発色も鮮やかに仕上がりました。


キャラクター豆知識:ジェロニモとは

アメリカ・オクラホマ出身の正義超人。
超人強度は83万パワーで、ハワイ超人ヘビー級チャンピオンの経歴を持ちます。
人間から超人へと成長したエピソードが印象的な人気キャラクターです。


仕上げと完成レビュー

塗装後は、ソフト99 ボデーペン・クリアを全体に吹き付けてコーティング。
乾燥後に台座を装着し、フロントビュー・リアビューともに見応えある仕上がりになりました。

赤×黄色×ブラウンの勇ましい配色で、ジェロニモらしい存在感が際立ちます。


まとめ

今回は「キンケシ07」シリーズから、ジェロニモを水性アクリル塗料で筆塗りしました。
下処理から丁寧に仕上げることで、素材特有の質感を活かしながらもアニメカラーを忠実に再現。
キン肉マンファンにはたまらない、こだわりの1体となりました。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年3月12日

Posted by Mさん模活時間の記録