#715【でかキンケシを塗装】サンシャイン(原作カラー)

2024年5月6日

今回は1999年に復刻発売された「でかキンケシ」12種類のラインナップの中から、原作カラーでサンシャイン
水性アクリル塗料で色付けしました

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・9cmサイズのキン消し、1999年に復刻発売されたバンダイ製「でかキンケシ」
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

可塑剤を抜く塗装前の下処理

「懐かしい約9センチ、でかいヤツが完全復活!」と銘打たれてバンダイから定価200円で復刻発売されたでかキンケシ
かつての全12弾から選抜された、12種類の超人がラインナップされていました

悪魔超人からは、今回塗装のサンシャインとアシュラマン。
はぐれ悪魔超人コンビがしっかりと選抜されていました

まずは塗装前の状態です。サンシャインは、従来のデカ消しシリーズでは第2弾にラインナップされていました
目だった傷や損傷はない、きれいな状態のキンケシでした

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料で色塗り

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

以前に塗装した従来デカ消しのサンシャインでは、黄色をベースにした塗装にしましたが、今回はより砂地を意識した仕様にしてカラーを変えました

ベースは、ファレホのゲームカラーカーキをまず全面に。
同じく台座の下地としても塗りこみました

ベースが完全乾燥したのち、シタデルカラーのテクニカルを使います
ミニチュアに様々な特殊効果を付けられるカラー
今回は砂地を意識してアルマゲドンデューンという塗料を使いました

ベースのカーキに上塗りします

台座にも同じく上塗りしました

胸の日輪マークはまず、黒。
ファレホのゲームカラー、ブラックです

同じく日輪マークに今度は赤
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです

ボディカラーを上塗り
ドライブラシで、シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットを使いました
これでほんのり黄色がかったカラーに仕上げることができました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

サンシャインは、砂がモチーフの悪魔超人で、ナスカ平原出身。超人強度は700万パワーの悪魔超人。
パワーファイトと、砂の特性を活かして体の形状を変幻自在に変える攻撃を使います。

今回の塗装で用いた塗料がこちら
かかった時間は約40分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
これまでの人型超人の仕上がりとは少しテイストの変わったサンシャインらしいテクスチャーの仕上げにできました

フロントビューからリアビューまで

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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、でかキンケシ、1999年の復刻版
サンシャインをペイントしました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年5月6日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c