#713【でかキン消しを塗装】ロビンマスク(原作カラー)復刻版
今回は1999年に復刻発売された「でかキンケシ」12種類のラインナップの中からロビンマスク
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・9cmサイズのキン消し、1999年にバンダイから復刻発売された「でかキンケシ」
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
キン肉マングッズでおすすめ
Youtube動画で見る
塗装の様子を動画にまとめました。
可塑剤を抜く塗装前の下処理
「懐かしい約9センチ、でかいヤツが完全復活!」と銘打たれてバンダイから定価200円で復刻発売されたでかキンケシ
かつての全12弾から選抜された、12種類の超人がラインナップされていました
今回塗装のロビンマスクをはじめ、テリーマン、ウォーズマン、リキシマンなど正義超人主力どころもしっかりノミネートされていました
まずは塗装前の状態です。ロビンマスクは、従来のデカ消しシリーズでは第1弾にラインナップされていました
目だった傷や損傷はない、それなりの経年の汚れはあるキンケシでした
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
肌のカラーは2種類の塗料を使いました
まずはファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーンでベースを作りました
目の部分、マスクに一部黒
ファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
台座はベースに
ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです
ここはアニメ版も原作版も変わらない赤
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使用しました
メインカラー
原作版はほぼこのカラーですが、銀色です
ファレホのゲームカラー、メタリックのシルバーを使用
一部、ベルトのバックル部分に金色
シタデルカラーのBASE、レトリビューターアーマーを使いました
肌のカラーの上塗りです、シタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて、薄めた状態で染め塗りしました
いったんこれで陰影が付いて質感が出ました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
台座の上塗りです
ファレホのゲームカラー、ラストフルパープルを使いました
肌の部分に再度、最初に塗ったベーシックスキントーンを乗せて仕上げています
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
ロビンマスクのカラーは、今回の原作版と、おなじみの青のアニメカラー
アニメカラーでは小さい方のキンケシで
・オーソドックスなシングルスタイル
・ワザケシでジャンクマンとのジャンククラッシュ
・マリポーサとのロビンスペシャル
などを塗装したことがありました
そして、昨今発売されたフルアクションキンケシで、ユニコーンヘッドのバージョンまで仕上げました
今後は、バンダイ製、SUPER軍団シリーズのデカ消しもあるので、チャレンジしようと思っています
今回の塗装で用いた塗料がこちら
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
シルバーの鎧、マスク、原作カラーで塗ってみました
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、でかキンケシ、1999年の復刻版・ロビンマスクをペイントしました
あわせて読みたい記事
◆キン肉マンの記事TOPIX
◆関連するキン消しの塗装記事