ジャンククラッシュを塗る――死の五重リング、その激闘をキンケシで再現#560

2023年4月19日

2018年発売の新規造形キンケシ「07」より、ワザ消し「ジャンククラッシュ」を筆塗りで再現します。煮沸・可塑剤抜きによる下処理から、約1時間の集中塗装まで、死の五重リングの名シーンを小さな造形に落とし込んだ制作記録です。

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Point☆

■ ① 名シーンを立体で再現した魅力
「ジャンククラッシュ」という技の一瞬を切り取った造形で、死の五重リングの激闘をリアルに感じられる点が魅力です。小さなキンケシながらも、キャラクター同士の力のぶつかり合いがしっかり表現されています。

■ ② 塗装クオリティを高める下処理の重要性
煮沸による歪み修正やベンジンでの可塑剤抜きなど、塗装前の下準備が仕上がりを大きく左右します。ひと手間かけることで、塗料のノリや完成度が格段に向上するポイントを解説しています。

■ ③ 約1時間で仕上げる実践的な筆塗り工程
短時間でも完成度を高めるための塗装手順を紹介しています。ジャンクマンとロビンマスクそれぞれの質感やカラーリングを意識した、実践的な塗り分けのコツが学べる内容です。

鎧を脱ぎ捨てたロビンが決死でジャンククラッシュを手で受け止めた名シーンの技ケシです。

塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。

カラーは青です。新しめのキン消しなので見た目の汚れとかはなく、多少の手あかや油分が付いている程度でした。

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
最近の新造形キン消しは、ものによってはこのベンジンでの処理で硬化しない素材のものもあるようですが今回の技ケシは問題なく処理できました。

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

筆塗り塗装

そして塗装。です。
色塗りの様子はキャラクターごとにダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。

ロビンマスク

まずはロビンマスクです。

最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
鎧を脱ぎ、素肌となったロビンの上半身です。下地として塗りました。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約40分でした。

次は少し色味を変えて下地色、白のコラックスホワイト。
こちらは脚に塗る薄いブルーの下地として塗りました。

黄色です。アヴァーランドサンセット
ベルトの部分に塗っています。

下地を塗った上半身に、上塗り塗料の「キスレヴフレッシュ」を塗りました。

今回の塗装では、色の境や細かなところを面相筆で、広い面積は模型用ブラシで思い切って塗っています。

黒です。アバドンブラック。
マスクの目の箇所や、パンツ、ブーツ、膝パッドに塗りました。

マスクは青、マクラーグブルーをまず塗ります。

マスクの前面の仮面は少し色味を変えて、カレドールスカイというカラーを塗りました。

赤です。メフィストンレッド
ブーツのライン、目に着色しました。

ロビンマスクの最後は、ブルーホラー
先に白の下地を塗った、足に塗りました。

ジャンクマン

続いてジャンクマンです。

まず部分的に入る黄色のラインを、アヴァーランド・サンセットで塗り入れました。

パンツ、ブーツに黒を塗りました。アバドン・ブラック。

続いて、白のコラックスホワイトを入れました。
目と、食いしばった状態の口に塗っています。また、最後に銀を塗るトゲの下地としても使いました。

部分的な装飾箇所に赤、メフィストンレッドを塗りました。

青、マクラーグブルーを、ジャンクハンドに部分的に入れました。

ボディのメインカラーは紫のデモネット・ハイド
今回塗っているイメージのアニメカラーの特徴的なカラーリングです。

プレス機、ジャンクハンドのメインはメカニカス・スタンダードグレイ
シタデルカラーの一般的なグレーで、下地色にも使えるBASEカラーです。

最後にトゲを、銀色に塗りました。
今回のジャンクマンで下地を効果的に使ったのはここだけでした。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
先のロビンマスクと同じく、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

塗装にかかった時間は約40分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
新造形のキンケシでジャンククラッシュ。なかなか完成度の高いキンケシです。

カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」。

ロビンマスクとジャンクマン

ロビンマスクはイギリス出身、ロビン王朝の正義超人で超人強度は95万パワー。
初期の頃、超人オリンピックから登場している人気超人で、アニメカラーでのこの青、そして原作カラーはマスク・ヨロイがシルバーという設定になっています。

ジャンクマンは、プレス機がモチーフの悪魔超人で、悪魔六騎士の一人。
ジャンクハンドと呼ばれる両腕のプレス機が特徴。超人強度は600万パワー。
オーストラリア出身。

まとめ~あわせて読みたい記事

そのキンケシ07の、カプセルに同梱されているブックレットです。
この弾ではほかにはキン肉マンや、アシュラマンとサンシャインによる技ケシなんかもラインナップされています。

というわけで、今回はキンケシシリーズ07から、ジャンクマンとロビンマスクのワザケシ・ジャンククラッシュの色塗りでした。

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この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年4月19日

Posted by Mさん模活時間の記録