#711【でかキンケシを塗装】キン肉スグル(原作カラー)

2024年5月2日

今回は1999年に復刻発売された「でかキンケシ」12種類のラインナップの中からキン肉スグル
水性アクリル塗料で色付けしました

Point☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・バンダイから1999年に復刻発売された9㎝の「でかキンケシ」
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

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塗装の様子をどうがにまとめました。

可塑剤を抜く塗装前の下処理

「懐かしい約9センチ、でかいヤツが完全復活!」と銘打たれてバンダイから定価200円で復刻発売されたでかキンケシ
かつての全12弾から選抜された、12種類の超人がランナップされていました

選抜からもれた主力超人がいる一方、カレクックやティーパックマンといったところがラインナップされているのは面白いですね

まずは塗装前の状態です。キン肉マンは、でか消しでは3造形ありましたが、一番流通量も多いおなじみのやつ
目だった傷や損傷はない、それなりの経年の汚れはあるキンケシでした

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料で色塗り

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

肌のカラーは3種類の塗料を使いました
まずはファレホのパンツァーエース、肌色ハイライトカラーでベースを作りました

ピンクを入れます 唇です
ファレホのゲームカラー、スクイッドピンクです

続いてワンポイントで赤
こちらもファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです

原作カラーで仕上げた今回、パンツ、ブーツ、リストバンドにはシタデルカラーのBASE、コラックスホワイトを使いました

目に白
ファレホのゲームカラー、デッドホワイトを使いました

肌のカラーの上塗り
シタデルのコントラスト、スケルトンホードを水で溶いて、薄めた状態で染め塗りしました
いったんこれで陰影が付いて質感が出ました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

黒、ファレホのゲームカラー・ブラックで目と額の肉マークを書き入れます

肌の上塗り2回目
今度はファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーンです

パンツやブーツの仕上げに、ファレホのデッドホワイトです

台座の上塗りはファレホのグレイシャーブルーです

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

キン肉スグルのキンケシだとこれまでに、このデカ消しの同じモデルで赤パンツのアニメカラーや、緑マスクバージョンを作ったこともありました
その他に第2弾で戦闘服スタイル
バンダイ製の「SUPER軍団」シリーズで同じくアニメカラーと、緑マスクバージョンをペイントしたこともありました

今回の塗装で用いた塗料がこちら
かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
今回はパンツ、リストバンド、ブーツも白の原作カラーで塗ってみました

フロントビューからリアビューまで

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、でかキンケシ、1999年の復刻版
キン肉スグルを原作カラーでペイントしました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年5月2日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c