#716【でかキンケシを塗装】丸越製第11弾・ゴーレムマン(原作カラー)
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第11弾の、ゴーレムマンをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・9㎝サイズ丸越製デカ消し、昭和レトロの第11弾・ゴーレムマン
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1427-530x530.jpeg)
Youtubeで見る
Youtube塗装動画
可塑剤を抜く塗装前の下処理
第11弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
11弾は後発の、やや流通量も少なめのシリーズ、今回のゴーレムマンをはじめ主に王位争奪編の登場超人でした
![](https://i0.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2022/03/EPSON056-1024x375.jpg?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2022/03/EPSON057-1024x377.jpg?ssl=1)
ソルジャーやゼブラ、ビッグボディ、運命の5王子のうち3体が、この弾に選抜されていました。
![](https://i2.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1238-1024x1024.jpeg?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1239-1024x1024.jpeg?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1240-1024x1024.jpeg?ssl=1)
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありません、経年の汚れは多少ありますが、ペイントには支障なく、いつもの工程で進めていきました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/03/Recipe-15-2-346x530.png)
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_8590-530x530.jpeg)
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0036-530x530.jpeg)
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0188-530x530.jpeg)
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1397-530x530.jpeg)
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装に使用した塗料はこちら
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_7-1-530x530.jpg)
まずは肌のカラーのベース
ファレホのモデルカラー、ダークフレッシュです
比較的濃いフレッシュカラーで、隠ぺい力の強い塗料
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_8-1-530x530.jpg)
下地として足に塗ったファレホのゲームカラー・カーキです
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_10-530x530.jpg)
そしてこちらも結果的には下地になった、シタデルカラーのBASE、茶色です
モーンファングブラウン
ボディ全般、古代神殿の外壁のイメージですね
台座の下地としても使いました
ゴーレムマンは、イスラエル出身の超人で超人強度は580万パワー
ビッグボディチームの中堅として、王位継承サバイバルマッチに登場しました
以前に同じ造形のデカ消しを、アニメカラーの黄色で塗ったことがありました
ゴーレムは、伝説に登場する自立型の泥人形。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_14-530x530.jpg)
下地が完全乾燥したのち、まずは肌カラーに上塗り
シタデルカラーのコントラスト、スケルトンホードを水で溶いて染め塗りしました
陰影が付いて質感が出ました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_11-1-530x530.jpg)
そして外壁のボディの茶色に上塗り
シタデルのテクニカル、スターランドバトルマイアです
特殊効果がつけられるカラー種
外壁らしい仕上がりが表現できました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_12-1-530x530.jpg)
そして、次
同じくテクニカルの・マーシアンアイアンクラストです
こちらは本来は溶岩を表現するカラー
足元と、台座に今回は使いました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_13-530x530.jpg)
最後に目を緑
ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブを使いました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1398-530x530.jpeg)
台座をつけて、塗装後です
今回は原作カラーのイメージで特殊効果などはオリジナル
アニメ版とはまた雰囲気の違ったゴーレムマンにできました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_17-530x298.jpg)
フロントビューからリアビューまで
![](https://i2.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1423-1024x1024.jpeg?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1425-1024x1024.jpeg?ssl=1)
![](https://i2.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/IMG_1426-1024x1024.jpeg?ssl=1)
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第11弾
ゴーレムマンを原作カラーイメージでペイントしました
あわせて読みたい記事
◆キン肉マンの記事TOPIX
◆関連するキン消しの塗装記事