【当時物キン消し塗装】キン肉マン音頭 ロビンマスク|丸越製デカ消しを水性アクリル筆塗りで再生#855
昭和80年代に発売された、丸越製「キン肉マン音頭」シリーズのデカ消し・ロビンマスクを、令和のいま水性アクリル塗料で塗装しました。約9cmの重みある当時物キンケシを、下処理からフリーハンド筆塗りまで丁寧に記録。シタデルカラーとファレホを使い、アニメを意識した青のカラーリングでよみがえらせます。
Youtubeで塗装動画
① 昭和当時物・丸越製デカ消しを令和の技法で塗装
1980年代に発売された「キン肉マン音頭」シリーズのロビンマスクを、現代の水性アクリル塗料でリペイント。
当時物キンケシならではの質感や重みを活かしつつ、令和の視点でよみがえらせています。
② 下処理から完成までを丁寧に解説した消しゴム塗装記録
煮沸・ベンジン漬け・つや消し下地といったデカ消し特有の下処理工程から、フリーハンド筆塗りによる色分けまでを詳しく紹介。
初めて消しゴム塗装に挑戦する人にも参考になる内容です。
③ アニメEDを意識した青基調のカラーリング再現
キン肉マン音頭のアニメエンディングを意識し、肌色や浴衣の青を現代的な配色で表現。
シタデルカラー&ファレホを併用し、筆塗りならではの味わいを活かした仕上がりを目指しています。
before~after
キン肉マン音頭のデカ消し、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
丸越製の特別に組まれた10体の浴衣仕様の正義超人のパッケージにはこれが入っていました
キン肉マンが造形違いで2体
あとは、リキシマンからジェロニモまで、主要な正義超人が軒並みラインナップされたシリーズです
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありません。
高さ約9㎝ですが、ずしりと重い消しゴムの仕様
40年以上前の消しゴムですが、良好な保管状態にあったと思います
塗装後のレビューを先に
アニメのエンディングで流れていたカラーリングを参考に色分け
露出している肌の色は、水色ではなくフレッシュカラーです
可塑剤を抜く塗装前の下処理
下処理から、ペイントの様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
まずはベース塗装です
シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを水で溶いて薄めながら塗りました
全体に塗りました
この方法が結果として効率が良いので、最近は消しゴム塗装では、この薄く白の下地を入れる、作業は、ほぼ全面に行うようにしています
刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます
色分けの1色目は、首元、腕部、脚部の露出している肌カラー
ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュを塗りました
フレッシュの塗料の中ではしっかりとした色味、少し濃い肌カラー
下地の白も効いて、一発で上手く色が乗ってくれました
続いて黒です。ファレホのゲームカラー、ブラックです
マスク、仮面、フェイスの部分に
上塗りで赤や青が入るところなので、多少のはみ出しはこの時点ではあまり意識せずに塗りました
マスクの後部、そして今回は浴衣の帯に。
使った青の中では一番濃い、シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーです
隠ぺい力強い、顔料を含む塗料で扱いやすい
ここで一番塗装面積の大きかったカラー、浴衣の淡い青です
ファレホのゲームカラー、グレイシャーブルーを使いました
ライトなカラーですが、色のノリも隠ぺい力も優秀
白の下地も効いて、一発で色が乗っていきました
マスクの前の部分は、少し明るめの青
シタデルカラーのBASE、カレドールスカイを使いました
黒との色分けがあるので、ここは慎重に色を入れていきました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
浴衣の花の模様を上塗りします
水色、ファレホのゲームカラー、サンライズブルーを使いました
細かな作業が続きますが、慎重・丁寧に
塗るというよりも、固まりの塗料を持っていく感じで色を乗せていきました
足元、下駄の部分を、ファレホのゲームカラー・レザーブラウンにて。
こちらも色分けが細かいので、丁寧に極細筆で色を付けました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
最後は目。ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです。
ポイントになる部分なのでここはしっかりと
これで色分け完了
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・キン肉マン音頭のロビンマスクを、青のアニメカラー、水性アクリル塗料を使ってペイントしました
まとめ~あわせて読みたい記事
ロビンマスクは、イギリス・ロンドン出身の正義超人で、超人強度は95万パワー。
ロビン王朝の当主で、頭脳派。
ロビン戦法という独自の戦法で戦います。
弟子や後進の育成にも長け、指導力にも定評があります
デカ消しは、約9㎝サイズの少し大きいサイズのキン消しで、バンダイの子会社、つり下げ玩具を得意とした株式会社丸越が販売していたフィギュアシリーズでした
レギュラーでは各弾約10体、全12弾までリリースされていました
このキン肉マン音頭は、超人タッグ編のころの夏季に、季節限定でエンディング曲として使われた映像に登場した正義超人をフィギュア化した番外編的なシリーズでした
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