#613【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第4弾(D型)イワオ
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第4弾、D型のイワオを塗装しました。
以前に一度塗ったデカケシの2体目の塗装。今回は少し濃いめのグレーで仕上げてみました。
・昭和レトロ、昔のキン肉マン消しゴムに色を付ける
・水性アクリル塗料、シタデルカラーの使い心地
・水性塗料で、キンケシをべたつかせず失敗せずに塗装する方法
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塗装前の下処理
当時物、第4弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
この弾、今回塗装のイワオのパートナーのキン骨マンや、悪魔騎士の忍者、ジャンクマン、モンゴルマンなどもラインナップされていてバラエティに富んでいます。
まずは塗装前の状態です。
保管状態も良く、汚れ、キズなども特にありませんでした。
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
最初のカラーは赤、ブラッドエンジェルレッド。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
2色目に全面に塗った、コントラストのバシリカヌムグレイ。
目と歯を、白・コラックスホワイトで入れました。
今回の塗装はこちらの4色目、メカニカススタンダードグレイの塗りこみがほとんどでした。
仕上がりは濃いめのグレイ。
先のコントラストカラーが溝に流し入り、目地で分けられて浮き出た岩肌の部分をひとつづつ塗っていきました。
黒の目地を上手く出して表現できないかと思いこの順番で塗ってきました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
いつものように、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約40分でした。
仕上げに、全体に、シェイドカラーのナルンオイルという液体塗料を塗りました。
再度、目地に黒いカラーが流れ込み、質感と陰影を出しました。
今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。
BASEとシェイド、どちらの機能も担える「コントラスト」というカラーのバシリカヌムグレイ、下地に使えるBASEのメカニカススタンダードグレイ、そしてスミ入れ的に使ったナルンオイルの3段階で、岩を表現してみました
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
今回は黒っぽい仕上がりになりました。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
まとめ~あわせて読みたい記事
イワオは、岩石がモチーフの怪獣で、ドクロ星出身。超人強度は15万パワー。
岩石攻撃が得意で、怪獣の中では戦闘力が低く最弱とも言われています。キン骨マンの舎弟で、共に行動をすることが多く、特にアニメ版のキン肉マンでは登場シーンもたくさんあり、ギャグの多いオリジナルエピソードでよくお目にかかりました
というわけで、今回はでかキンケシ・第4弾から、イワオの色塗りでした。
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