【SDガンダムちーびー戦士No.8】キャプテンフォーミュラー91Jr.を素組み&筆塗り全塗装で再現!#1037
1993年発売の「SDガンダムちーびー戦士 キャプテンフォーミュラー91Jr.」を制作。素組みから聖獣スターグリフォンへの変形、そして筆塗り全塗装までの工程を詳しく紹介します。
🧩キット概要
今回は、1993年発売の「SDガンダムちーびー戦士 キャプテンフォーミュラー91Jr.」を制作しました。
当時の定価は300円。低価格ながら、聖獣スターグリフォンへの変形ギミックやちーびーメダル付きの台座など、遊び要素満載の構成です。

説明書にはおなじみの「コミックワールド」も収録されており、当時の雰囲気をしっかり味わえるキットです。


🧱素組み工程:パーツを丁寧に組み立て
まずはランナーを開封し、薄刃ニッパーでパーツを丁寧にカットしていきます。
組み立てには**Mr.セメント(流し込みタイプ)**を使用。しっかりと接着しながら組み進めました。

- ボディ:内部に「ちーびーフレーム」を挟み込み、可動を確保
- 脚部:聖獣スターグリフォン時の前足パーツも一体化
- 頭部:サイドと額のパーツを接着し、目のシールを貼付
- 武装:ビームプラズマ―とシャイニングシールドを組立



背部のアーマーは、変形時に後ろ足になる仕様。
完成時は小型ながらもディテールのしっかりした造形に仕上がっています。



🎨塗装準備:下地処理とクリア吹き
素組み後はいったん全パーツを分解し、Mr.スーパークリアつや消しを吹きつけてマットな塗膜を形成。
この下地処理によって、後の筆塗り塗料の乗りが安定します。

🖌️筆塗り全塗装:使用カラーと工程
今回は**水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)**を併用し、オール筆塗りで仕上げました。
工程は「下地塗り → 上塗り」の2段階構成です。
●ベース下地
使用カラー:ファレホ ゲームカラー「デッドホワイト」
👉 濁りのない純白で、上塗りの発色を良くする下地づくり。

●メインカラー(金属色)
使用カラー:ファレホ モデルカラー「ブロンズ」
👉 くすみのある渋めのゴールド。
広い面積はラーミアンメディウムで溶きながら重ね塗りし、ムラを防止。

※他に使うことが多い金色:
- ファレホ「ポリッシュドゴールド」
- シタデル「レトリビューターアーマー」「オーリックアーマーゴールド」
●その他の色分け

各部位に対応して丁寧に筆塗りしました。
●仕上げ:シェイドによる陰影付け
金属部分には**シタデルカラー「ナルンオイル」**を使用。
水で薄めて溝に流し込み、陰影を強調。ディテールの立体感が際立ちます。

🧴塗料とツール紹介
- 使用塗料:シタデルカラー、ファレホ(モデルカラー/ゲームカラー)
- 使用筆:面相筆、平筆、刷毛
- トップコート:水性つや消しトップコート
- 塗装時間:約70分


水性アクリル塗料のため扱いやすく、筆ムラが少なく無臭で作業しやすいのが特長です。
🦅完成!キャプテンフォーミュラー91Jr.&聖獣スターグリフォン
全塗装後、各パーツを再組立。
フロントビュー・リアビューともに金属感が引き立つ仕上がりになりました。



さらにパーツ換装で、聖獣スターグリフォン形態も再現。
重厚感あるメタリックカラーと、ファンタジックな変形ギミックの融合が見どころです。



🪙まとめ
今回は、**SDガンダムちーびー戦士No.8 キャプテンフォーミュラー91Jr.**を素組みから筆塗り全塗装まで再現しました。
低価格ながらもギミック豊富で、塗装次第で見違える完成度を楽しめる名キットです。









