#246 皇騎士ガンダムの出世の話し キングガンダムⅡ世と2キット並べてみました

2021年12月24日

m3-c blogブログです。
SDガンダムBB戦士の0~99番台の初期シリーズ、SDガンダム外伝の集大成ともいえる難攻不落(塗装が)のキットが「キングガンダムⅡ世」。今回は、前身の「皇騎士ガンダム」と2キットを並べてみました。

この記事のPoint☆

・BB戦士の1990年代、初期シリーズのキット
・No.78の皇騎士ガンダムと、No.95のキングガンダムⅡ世
・SDガンプラを水性塗料で失敗せずに塗装する

左がNo.78、前身の皇騎士ガンダム(クラウンナイト)、右がNo.95 キングガンダムⅡ世です。
パッケージ、並べていますが、キングガンダムⅡ世は800円キットなので箱は一回り大きいです。

クラウンナイトとキングガンダムⅡ世

キットのご紹介前に、それぞれのキャラクターのご紹介と出世の話しを。

皇騎士ガンダム

SDガンダム外伝第5弾ヴァトラスの剣以降の主人公。
ブリティス国王キングガンダムの息子であるが、幼い頃ブリティス王国がザビロニア帝国に占領され、辺境の村で賢者アントニオに匿われ、一介のジムとして育てられていた。
ブリティス王家に伝わるヴァトラスの剣を持ち、祖国を滅ぼしたザビロニア帝国との戦いの中で剛の鎧(ジーアーマー)、フルアーマーの鎧、と装いを変えてゆき、キングガンダム編ではついにブリティス城を奪回、キングガンダムⅡ世として王位を継いだ。
デザイン的には、ガンダム顔とユニオン族の十字星以外は欧州の甲冑がベース。
パワーアップのパターン(剛の鎧→フルアーマー)は元祖主人公機たるガンダムをモデルにしている。

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キングガンダムⅡ世

七年前、ザビロニア帝国によって滅ぼされたブリティス王国の皇子にしてただ1人の王位継承者。
11人の仲間と共に新生円卓の騎士となり、グレートデギンの野望を阻止すべくロンデニオン山に向かい、闇騎士ガンダムマークⅡの参戦と共に聖杯を奪還。グレートデギンが変貌した邪獣王ギガサラマンダーを破り平和を取り戻した。

円卓の間において先代キングガンダムから王位を継承した皇騎士ガンダムの新たなる姿。ブリティス城を奪還した際に、王位を継いでキングガンダムII世となり、新生円卓の騎士を率いてザビロニアとの最終決戦へと向かった。
追っ手から逃れるため、鎧騎士F90に連れられ賢者アントニオの住むベルファスト村に落ち延びた。七年後、村へやってきた邪騎士ザクエスとの戦闘をきっかけにブリティス王国再興のため、仲間を募りザビロニア帝国に戦いを挑む事となる。
ヴァトラスの剣に加え、新たに聖剣キングキャリバーを装備。

ラナール地方を救った後、王家に伝わる「剛の鎧(ジーアーマー)」を装着。ゼダンの要塞攻略後は賢者アントニオから「フルアーマー」を渡される。

「聖機兵物語」終盤に円卓の騎士を伴ってダバード王国救援のため駆けつけた。
「黄金神話」編では、ジャックインダイヤの称号を持つシャッフル騎士団の一員として、皇機兵ロードヴァトラスを駆り参戦。

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それでは両キットを見ていきましょう。

BB戦士No.78 皇騎士ガンダム

まずはNo.78の皇騎士ガンダム

シリーズNo.78
デザインベースRX-78-2 ガンダム、フルアーマーガンダム、パーフェクトガンダム
登場シリーズSDガンダム外伝Ⅴ ヴァトラスの剣
発売1991年6月
価格500円
武器ヴァトラスの剣、シルバーランサー、銀の剣
特徴ライトタイプ→皇騎士ガンダム→アイテム装着形態の3段階が可能
鎧のスタンドは1基付いています

キャラクターの設定はしっくりきますが、キットがいかんせん、顔がベビーフェイスでなんだか垂れ目。
塗装箇所も多くて、部分塗装が8割くらい仕上がってきてようやく、らしい雰囲気になってきます。

ライトタイプ

ライトタイプ塗装済

アイテム銀の兜と魔法の鎧を装着

アイテム装着

皇騎士の鎧

スタンドに飾って

皇騎士ガンダムと、アイテム銀の兜+魔法の鎧のスタンド

皇騎士ガンダム

その他、皇騎士ガンダムのキットの情報はこちらの記事をどうぞ!

BB戦士No.95 キングガンダムⅡ世

続いてNo.95のキングガンダムⅡ世です

シリーズNo.95
デザインベースRX-78-2ガンダム、フルアーマーガンダム、パーフェクトガンダム
登場シリーズSDガンダム外伝円卓の騎士編
発売1991年12月
価格800円
武器ヴァトラスの剣、シルバーランサー、銀の剣、キングキャリバー、キングシールド
特徴No.78「皇騎士ガンダム」に新規パーツ(フルアーマー、キングの鎧)を加えたキット
マントのデザインは変更されている

このキットは、BB戦士の初期シリーズでは最高級に難しい。
塗装の範囲、面積、細かさがすごいんですよね。

ライトタイプ

ライトタイプ(塗装済)

アイテム銀の兜と魔法の鎧(スタンド)

スタンドにディスプレイ

アイテム銀の兜+魔法の鎧を装着

アイテム装着

皇騎士の鎧(スタンド)

スタンドにディスプレイ

皇騎士ガンダム

皇騎士ガンダム

ちょっとここでひと息…
とにかくお色直し(形態変更)が多いですね 笑
ちなみにこの皇騎士ガンダムの状態で、No.78(前身キット)と並べてみました

左がNo.95皇騎士ガンダム。右がNo.78。
ベビーフェイスで少し眠そうだったキット、改良(成長)されたんですね!

ベースタイプ

皇騎士のライトタイプに兜を被せ、足を別造形に変えたものが、キングⅡ世のベースタイプ。

フルアーマー(スタンド)

スタンドにディスプレイ

フルアーマー装備形態

フルアーマー装備形態

キングの鎧(スタンド)

スタンドにディスプレイ

そして、、、

キングガンダムⅡ世にして、皇騎士ガンダムと並べてみました

キングガンダムⅡ世とベースキット

シールの付いていない、塗装泣かせの「シールド」を持たせて
こんな感じです。

まとめと、合わせて読みたい記事

今回は、SDガンダム外伝の皇騎士ガンダムと、その出世した姿である「キングガンダムⅡ世」の両キットのそろい踏みでした。
いかがでしたか。
塗装しがいのあるキットであると同時に、出世、改めの発売に際して微妙に成型も変わっていて感動しました。

ほかに、出世作の話しはこの、ムシャガンダム&ムシャゼータガンダムの記事を!

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2021年12月24日

Posted by エムサンチャンネル