#084 SDガンダムBB戦士No.88 武者璽威武装を作りました。素組みから部分塗装まで

2021年1月22日

この記事のPoint☆

・SD戦国伝の武者璽威武装のキット
・BB戦士・武者璽威武装のキットの組み立て~塗装
・SDガンプラを水性アクリル塗料でうまく塗る方法

部分塗装までやってみてのm3-c blog的感想

組み立てのしやすさNo.28 Gアーマーのパーツを流用したキット。組み立ては難しくはありません。30分程度で完了。
塗装の難易度シールの活用などもあって、No.28のGアーマー時よりは簡単になった印象です。
塗装に要した時間2時間程度の塗装時間でした。(ノーマルガンダム、Gファイター含む)
形態変更等で楽しむバリエーション荒烈駆主を搭乗させることができます。
カッコよさ、かわいさ・フォルム機動機械のキットは貴重。カッコいいです。
購入に向け総合おすすめ度天下統一編の第10弾、時空を超えた戦いが佳境に。

武者璽威武装のキットをご紹介

キットの概要

シリーズNo.88
デザインベースGアーマー
登場シリーズSD戦国伝 天下統一編
発売1991年10月
価格800円
武器ビームサーベル、ビームライフル、シールド×2(ノーマルガンダム)
特徴余りパーツで通常のガンダムとGファイターも作れる
流用パーツに追加されたのは、鋭機の機首と、キャタピラ、コアウィング、盾×2、光空戦闘機

時空砲は、スプリングギミックで弾丸の放出が可能。

↑キット開封時の封入状態はこんな感じでした。

BB戦士 武者璽威武装について

キャラクター概要

武者璽威武装

「SD戦国伝 天下統一編」に登場した、頑駄無軍団所属の機動機械。
搭乗するのは荒烈駆主。

百ノ進が「光の巻」の予言に従って作り上げた超機械で、時空を超える力を持っている。

鋭機、尾機、光空戦闘機(コアファイター)で構成。
荒烈駆主が乗り込んだ際には光空戦闘機は支援機としても機能。
必殺技:「時空破」。

黒魔神を倒した後、荒烈駆主が元の時代に戻るために使われるが、その時代の頑駄無軍団は全滅しており、歴史を変えるために再び時を超えることになる。

◆モチーフになっているGアーマーのHGUCキット

開封して素組みしました

キットを開封して素組みしました

↑こちらが全パーツ

↑組み立て準備

素組みの際の様子

素組みしました

組み立て(素組み)にはニッパーとピンセットさえあれば!

素組み完了

余りパーツで作ったノーマルガンダムとコアファイター

塗装その1(武者璽威武装のパーツ)

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

塗装の際の様子

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
ベースに使用した塗料はこちら
使用したカラーごとに見ていきます

まずはファレホのゲームカラー、白、純白のデッドホワイトからスタートです

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかにめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

この白も、粘性高く隠ぺい力の強いカラー
水で溶いて薄く、重ねてを心がけて白は着色します

青のベースカラーとして、シタデルカラーのコントラスト・グリフチャージャーグレイです

コントラストは本来は染め塗り塗料
模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

黒・グレイの仕上げ箇所の下地としてバシリカヌムグレイを使いました

赤のベースカラーは、ブラッドエンジェルレッドです

ゴールドで仕上げる箇所の下地、イアンデンイエロー

グリーンのベースカラー、ワープライトニング

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

ここからは上塗りです
上塗りで用いた塗料がこちら
このパートでかかった時間は約80分の塗装でした

赤の仕上げにシタデルカラーのLAYER、イーヴィルサンズスカーレットを使いました
上塗り用に作られた塗料ですが、比較的隠ぺい力は強い赤です
ベースにブラッドエンジェルレッドを塗っておいた箇所

時空砲に使った緑、仕上げカラーはシタデルのBASE、キャリバングリーンです
アクセントカラーになる緑です
下地、ワープライトニングを塗った箇所に

ゴールドを上塗り
シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです
鮮やかに発色する、隠ぺい力の強い金色の塗料です

ブルーは2色使います
まずは水色カラー、シタデルのLAYER、ローザンブルーです

そして最も塗装面積の大きい、一般的な青、マクラーグブルー
こちらは先にベースにグリフチャージャーグレイを塗った箇所に使いました

そして塗装面積も大きいので、テクニカル「ラーミアンメディウム」という溶剤を使って、ムラにならないように着色しました

黒はファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
ベースにバシリカヌムグレイを使った箇所

一部、グレイはシタデルカラーのBASE、メカニカススタンダードグレイ
尾機(ビイメカ)、そしてキャタピラはこのカラーにしました

白の重ね塗りで仕上げです
シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを使いました

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げます

このパートでは、鋭機(エイメカ)と尾機を、コアファイターを挟み込む形で組み、コアウィング・キャタピラを下段に組み、武者璽威武装を組み立てます

コアファイターには盾が両側に装着されます

塗装後がこちら

塗装その2(ガンダム+コアファイター)

使用したカラーごとに見ていきます

塗装の際の様子

まずはファレホのゲームカラー、白、純白のデッドホワイトからスタートです

この白も、粘性高く隠ぺい力の強いカラー
水で溶いて薄く、重ねてを心がけて白は着色します

青のベースカラーとして、シタデルカラーのコントラスト・グリフチャージャーグレイです

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

黒・グレイの仕上げ箇所の下地としてバシリカヌムグレイを使いました

赤のベースカラーは、ブラッドエンジェルレッドです

ゴールドで仕上げる箇所の下地、イアンデンイエロー

ここからは上塗りです
このパートでかかった時間は約60分の塗装でした

赤の仕上げにシタデルカラーのLAYER、イーヴィルサンズスカーレットを使いました
上塗り用に作られた塗料ですが、比較的隠ぺい力は強い赤です
ベースにブラッドエンジェルレッドを塗っておいた箇所
ガンダムの頭部や胴体、脚部、コアファイターに塗装箇所

黄色を上塗り
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです
鮮やかに発色する、隠ぺい力の強い黄色の塗料です

ブルーは標準的な青、マクラーグブルー
こちらは先にベースにグリフチャージャーグレイを塗った箇所に使いました

そして塗装面積も大きいので、テクニカル「ラーミアンメディウム」という溶剤を使って、ムラにならないように着色しました

黒はファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
ベースにバシリカヌムグレイを使った箇所

一部、グレイはシタデルカラーのBASE、メカニカススタンダードグレイ
バックパックとライフルはこのカラーにしました

白の重ね塗りで仕上げです
シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを使いました

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げます

このパートでは、武者璽威武装を作った残りのパーツで組み上げきれる、ガンダムとコアファイターを作りました

塗装後がこちら

◆塗装アイテム(筆+塗料+マーカー)

◆素組み~塗装前に一度かけている(水性塗料のノリを良くするため)

◆塗装後に仕上げとしてかけている

制作過程をYoutube動画でチェック!

◆武者璽威武装の塗装

◆ノーマルガンダム+コアファイターの塗装

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◆このキットの関連キャラクター

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2021年1月22日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c