BB戦士No.85 頑駄無四獣王の一人「犀頑駄無」のキットを組み立て~塗装

2021年1月19日

今回は、SDガンダムBB戦士 No.85、犀頑駄無。
組み立てから部分塗装までです。

犀頑駄無のキットをご紹介

まずはキットの開封。
このキットは、最近の再販っていうのがなかなかなくて、四獣王が揃えられないなぁ、と思っていたら
たまたま中古ショップで見つけたので即買い!して手に入れたものです。

↑キット開封時の封入状態

全パーツ。
まだまだ初期のBB戦士のキット、パーツ数も色分けも少なく、シールで補う、という感じの構成です。
その分、塗装のし甲斐があって今、大人になってみると楽しみ方が広がる内容です。

まずは無塗装で組み上げました

素組みです。

当時主流だったランナーロック方式でしたが、バラして組み立てました。

◆軽装形態+守護獣「紫犀」

・装備部品であり守護獣
 紫犀は、変形させて鎧となる守護獣です。

◆犀頑駄無

・武器・防具
 武器として、犀王剣(さいおうけん)、爆鋼烈(ばくこうれつ)というライフル
 防具は豪力の盾

◆犀王の陣

素組み完成でこんな感じです。
シールで一見豪華に見えますが、箱絵を見ると色分けはまだまだ
シールも、広い面積のものや湾曲部、折り曲げなど無理があるところもあったのでこのあとの塗装でフォローします

パーツの切り離しに10分、組み立てにかかった時間は約40分でした。

塗装その1(軽装タイプ)

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

塗装の際の様子

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
ベースに使用した塗料はこちら
使用したカラーごとに見ていきます

まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトで白のペイントからスタートです
水を含ませ、薄く重ねて、を心掛けて白は色を乗せていきました
顔料を含み隠ぺい力のあるカラーなので、結果的にはこれが仕上げカラーになりました

シタデルカラーのコントラストでベースを作りました

赤はブラッドエンジェルレッド

シルバーの仕上げ箇所にはアポシカリーホワイトをベースで塗りました

ゴールドを上塗りする箇所、イアンデンイエローを塗りました

わりと塗装面積の広い、黒の仕上げ箇所、バシリカヌムグレイを使いました

そしてサイコガンダムからの流れでメインカラーである紫のベースは、シャイシュパープルを使いました

コントラストは本来は染め塗り塗料
模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

ここからは上塗りです
上塗りで用いた塗料がこちら
このパートでかかった時間は約60分の塗装でした

ファレホのゲームカラー、紫のヘックスドライケン
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

この紫も、塗りやすく重用している塗料
胴体、脚部に使っています

赤の上塗りにはシタデルカラー、LAYER、イーヴィルサンズスカーレットです
上塗り用の明るい赤
この動画パートでも頭部、胴体、脚部に使いました

シルバーはファレホのゲームカラー、シルバーを使いました

犀頑駄無では紫と並んで塗装面積の広い黒は、仕上げにファレホのゲームカラー・ブラックを使いました

色分けの最後はゴールド、シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです
隠ぺい力の強い金色のカラー

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

このパートでは、犀頑駄無の軽装タイプを組み立て

塗装後がこちら

塗装その2(紫犀~犀頑駄無)

使用したカラーごとに見ていきます

塗装の際の様子

まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトで白のペイントからスタートです
水を含ませ、薄く重ねて、を心掛けて白は色を乗せていきました
顔料を含み隠ぺい力のあるカラーなので、結果的にはこれが仕上げカラーになりました

シタデルカラーのコントラストでベースを作りました

赤はブラッドエンジェルレッド

シルバーの仕上げ箇所にはアポシカリーホワイトをベースで塗りました

ゴールドを上塗りする箇所、イアンデンイエローを塗りました

わりと塗装面積の広い、黒の仕上げ箇所、バシリカヌムグレイを使いました

そしてサイコガンダムからの流れでメインカラーである紫のベースは、シャイシュパープルを使いました

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

ここからは上塗りです
このパートでかかった時間は約70分の塗装でした

ファレホのゲームカラー、紫のヘックスドライケン
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

この紫も、塗りやすく重用している塗料
紫犀本体や、爆鋼烈に使っています

赤の上塗りにはシタデルカラー、LAYER、イーヴィルサンズスカーレットです
上塗り用の明るい赤
この動画パートでも紫犀や豪力の楯、爆鋼烈などに使いました

シルバーはファレホのゲームカラー、シルバーを使いました

犀頑駄無では紫と並んで塗装面積の広い黒は、仕上げにファレホのゲームカラー・ブラックを使いました

色分けの最後はゴールド、シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです
隠ぺい力の強い金色のカラー

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

まずはいったん、守護獣の紫犀を組み上げました

そしてパーツ換装させてゆき、前回作った軽装タイプに武装していって、犀頑駄無を完成します

塗装後がこちら

まとめ~あわせて読みたい記事

というわけで、組み立てから部分塗装まで一連の流れを見ていただきました。

犀頑駄無は、1991年8月に発売されたキット。価格は税抜き500円。
戦国伝、天下統一編の第8弾で、ガンダム四獣王の一人です。
モチーフはサイコガンダムで、武者斎胡、風林火山編に登場の弟・砕虎摩亜屈の兄弟の父親という設定でした。
兜に備える、闇夜でも輝く「巨山の光角」が、プラモデルでは特殊素材の「蓄光パーツ」で、明るいところから
暗いところに持っていくと、ぼんやり光る素材になっています。

ストーリー上は、犀の河原で、初代頑駄無大将軍らを待っています。
豪力の盾、それから隼頑駄無を呼ぶ「呼び子笛」を与えます。
暗黒軍団との決戦に向けては、のちのムシャサイコガンダムとなる「若犀頑駄無」も参戦しました。

制作過程の動画をYoutubeで見る

制作過程を動画に記録しています

素組みの際の動画

塗装その1の動画

塗装その1

塗装その2の動画

塗装その2

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◆BB戦士のTOPIXの記事

◆このキットの関連キャラクター(隼頑駄無)

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2021年1月19日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c