SDガンダムBB戦士No.33 カゲニンジャシャザク制作記録|素組みから筆塗り仕上げまで徹底レビュー#031

2020年10月27日

1989年発売のSDガンダムBB戦士No.33「カゲニンジャシャザク」を素組みから部分塗装まで丁寧に仕上げました。水性アクリルのシタデルカラー&ファレホでフリーハンド筆塗りを行い、武者七人衆編ならではの魅力を楽しめる初期パーツ流用キットの制作工程を詳しく紹介します。

◆素組みの際の動画

◆塗装の際の動画

この記事のPoint☆
  1. 1989年発売のレトロBB戦士キットを丁寧に制作

SDガンダムBB戦士No.33「カゲニンジャシャザク」という初期キットを、素組みから部分塗装までしっかり仕上げている点が大きな魅力です。

  1. 水性アクリル塗料(シタデル&ファレホ)でのフリーハンド筆塗り工程が分かる

使った色・筆塗りのこだわり・質感の出し方など、手作業ならではの塗装テクニックが参考になります。

  1. SD戦国伝「武者七人衆編」&初期BB戦士パーツ流用キットとしての特徴を紹介

シリーズ背景やキットの造形的魅力、当時の仕様など、ファンが知りたい情報を押さえた内容になっています。

カゲニンジャシャザクのキットをご紹介

キットの概要

シリーズNo.33
デザインベースシャア専用ザク
登場シリーズSD戦国伝武者七人衆編
発売1989年8月
価格300円
武器刀、斧、手甲、大砲
特徴シリーズNo.4 ザックンを作ることもできる
黒い三連星専用機っぽいザクが作れる

ムシャカゲシリーズは第4弾、実は闇軍団からはSD戦国伝で最初のキットだったんですね。これ。

キット開封時の封入状態はこんな感じ。

カゲニンジャシャザクについて

キャラクター

カゲニンジャシャザク

SD戦国伝 武者七人衆編に登場。
闇軍団の忍者。殺駆頭直属の隠密で情報収集・分析を任務とする。

脚力が高く、他の忍者の3倍の速さで動ける。

開封して素組みしました

全パーツは、こんな感じでした。

素組みの際の様子

素組みの様子をハイライトで

素組み完了

素組み~シール貼り付けでこんな感じです

水性アクリル塗料で塗装しました

塗料は、水性アクリルカラーのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

塗装の際の様子

塗料は、水性アクリルカラーのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

シタデルカラーのコントラスト、ワープライトニングです。
緑の下地カラーとして使いました

アポシカリーホワイト
こちらはシルバーの下地色

ブラッドエンジェルレッドです
キットのカラーではアクセントになる、赤の下地に使いました

メインボディのカラーは今回は紺色にします
グリフチャージャーグレイを全体に塗り入れました

一部は黒、下地はバシリカヌムグレイ

イアンデンイエローです
ゴールドで仕上げる箇所の下地にしました

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

ここはファレホのゲームカラー、デッドホワイトを下地に使います
濃いカラーの成形パーツへの白塗装なので、隠ぺい力の強いカラーでも一発ではいきません。何度かの重ね塗りをしました

下地で用いた塗料がこちら

これより上塗り

シタデルカラーのBASE塗料、キャステラングリーンです
両手に塗りました

ボディのメインカラー、紺色は、シタデルカラーのナイトロードブルーで表現しました

ゴールドを上塗り
レトリビューターアーマーです。メタリックのBASE塗料
脚部、胴体、刀、頭部に塗装箇所がありました

先ほど一度塗った白、デッドホワイトをここで2度目の塗入れ

赤、ブラッドエンジェルレッドを塗っておいた箇所に、レイヤー塗料のイーヴィルサンズスカーレットです。
頭部と脚部

上塗り塗料ですが隠ぺい力は強いカラー

シルバー、アイアンハンズスティールです

ボディの一部にシタデルカラー、ザ・ファング

白の仕上げ色は、シタデルカラーのホワイトスカー

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している塗料
マットな質感の水性塗料で、色のラインナップは実に300以上に及びます

色塗り後

色塗り後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

このキットは、ザックンとのコンパチ。
ほぼ、旧パーツを使った仕様になっています

塗装後がこちら

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年10月27日

Posted by Mさん模活時間の記録