【SDガンダムBB戦士No.176】天界武将 戦刃丸を筆塗りで再現!90年代キットをシタデル&ファレホで美しく仕上げる制作記録#113
1990年代の名作SDガンプラシリーズ「超SD戦国伝 武神輝羅鋼編」より、BB戦士No.176《天界武将 戦刃丸》を制作しました。
今回は、素組みから筆塗り塗装までを水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)で丁寧に仕上げています。
独特のデザインや細かいディテールを活かした塗装ポイントや、古いキットならではの魅力と工夫もたっぷりご紹介。
SDガンダム戦国伝ファンの方や、筆塗り仕上げに興味のある方はぜひご覧ください!
✅ ポイント①:90年代SDガンプラの魅力を再発見
BB戦士No.176「天界武将 戦刃丸」は、1990年代の「超SD戦国伝 武神輝羅鋼編」に登場するキット。
当時ならではの個性的なデザインや構造を、現代の目線で丁寧に仕上げています。
✅ ポイント②:筆塗りによる丁寧な塗装表現
シタデルカラーとファレホの水性アクリル塗料を使用し、すべて筆塗りで仕上げています。
メタリック表現や細部塗り分けなど、筆塗りならではの味わいを重視。
✅ ポイント③:製作工程をわかりやすく記録
素組みから塗装・仕上げまでの工程を、写真と共に丁寧に記録。
同じキットを制作する方へのヒントや、筆塗り初心者にも参考になる情報を掲載。
塗装までやってみて感想
組み立てのしやすさ | パーツも大きく、ポリキャップの使用もちょうど良く作りやすいキットです |
塗装の難易度 | ディテールにこだわらなければ塗装箇所はさほどなく簡単でした |
塗装に要した時間 | 40分程度で完了 |
形態変更等で楽しむバリエーション | 軽装タイプ→武者形態(騎馬形態も可能)→天界神技形態へ。 |
カッコよさ、かわいさ・フォルム | ゴールド、シルバーの2色のメッキパーツで豪華。 |
購入に向け総合おすすめ度 | 1,000円キットですが、なかなかのボリュームです。 |
BB戦士 天界武将戦刃丸のキット概要
キットの概要
シリーズNo. | 176 |
デザインベース | GX-9901-DXガンダムダブルエックス&Gファルコン |
登場シリーズ | 超SD戦国伝 刕覇大将軍編 |
発売 | 1997年7月 |
価格 | 1000円 |
武器 | 雷槍の矢、流剣扇 |
特徴 | 天雷轟に騎乗、そして天雷轟を変形させて「天界神技形態」へ 刕覇大将軍シリーズ第7弾キット |
シリーズ主人公三兄弟の長男、戦刃丸が再登場です。
腕の可動が広めで、装備・装着がゆったりできます。
↑キット開封時の封入状態
天界武将戦刃丸について
天界武将戦刃丸
「超SD戦国伝 刕覇大将軍編」に登場した天界武将。
鉄機武者との戦いで命を落とした紅零斗丸の兄、戦刃丸が転生した姿で、天界の神馬・天雷轟を奪い、天宮へと舞い降りた。
黄金・白銀の鎧は軽量&丈夫。兜中央の円空鏡は悪しき心を照らすことができ、鉄機武者を操る黒幕を暴き出した。
天雷轟が巨大な弓状の天界神器「シグマアーチェリー」に変形し、最大の技「ゴウマレツダン」で雷槍の矢を発射。
◆モチーフのガンダムダブルエックスのUGキット
開封して素組みしました
開封して素組みしたハイライト
↑こちらが全パーツ
↑組み立て準備
素組みの際の様子
組み立て(素組み)にはニッパーとピンセットさえあれば!
素組み完了
◆軽装タイプ+天雷轟
◆武者形態(騎馬)
◆天界神技形態
塗装その1 軽装タイプ+雷槍の矢
塗装の様子をハイライトで。
塗装の際の様子
色塗りの様子は、使ったカラーごとに動画にまとめています。
工程は、下地塗り~上塗りの2段階。
まずは、シタデルカラーの塗料を使って色分けしながら下地を塗っていきます。
レイヤー塗料のホワイトスカー。
白の成形パーツを白に上塗りするときに下地に使っているカラーです。
バシリカヌムグレイ。
ここから「コントラスト」という種類の塗料。
ベース、シェイド、ハイライトがひと塗りで表現できる18mlボトルに入った液体塗料。
下地を作る顔料を含みつつ、液体塗料で色の境目がきれいに色分けできるため、上塗りの目安をつけるのにも役立ってるカラーです
赤の下地に使った、ブラッドエンジェルレッド
ワープライトニング。緑色の下地色です。
アポシカリーホワイト。
イアンデンイエロー。
上塗りでゴールドを入れる箇所の下地にしました。
下地塗装で使った塗料がこちら。
ここから上塗りに入ります。
シタデルカラーのBASE塗料でメタルカラー、アイアンハンズスティール。
緑はファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブ。
ゴールドは、ファレホのゲームカラー、ポリッシュドゴールドを使いました。
明るいゴールドのカラーです。
少し隠ぺい力は弱めなので2度ほど上塗りして発色させました
赤の上塗り、メフィストンレッドです。
こちらはシタデルカラーのBASE塗料、隠ぺい力の強いカラーです
黒の上塗りにアバドンブラック。
最後に白の上塗り。ファレホのゲームカラー、デッドホワイト。
今回は白の成形パーツをあらためて塗る箇所が多かったですが、真っ白を表現するには隠ぺい力も踏まえ、今回のパターンのホワイトスカー~デッドホワイトのコンビネーションが最近は一番塗りやすく効果も出しやすい感じがしています。
ファレホはスペイン発の水性アクリル塗料、明るい色のバリエーションと、総じて粘性が高くて隠ぺい力が強いので最近愛用しています。
こちらが上塗りで用いた塗料。
塗装に要した時間は約60分でした
色塗り後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
色塗り終った各パーツを組み上げていきます
この動画では、軽装タイプの組み立て
こちらが雷槍の矢
塗装後
塗装後がこちら
塗装その2 武者形態~騎馬形態
武者形態を作ります
塗装の際の様子
まずは、シタデルカラーの塗料を使って色分けしながら下地を塗っていきます。
レイヤー塗料のホワイトスカー。
白に上塗りするときに下地に使っているカラーです。
バシリカヌムグレイ。
ここから「コントラスト」という種類の塗料。
ベース、シェイド、ハイライトがひと塗りで表現できる18mlボトルに入った液体塗料。
下地を作る顔料を含みつつ、液体塗料で色の境目がきれいに色分けできるため、上塗りの目安をつけるのにも役立ってるカラーです
赤の下地に使った、ブラッドエンジェルレッド
ワープライトニング。緑色の下地色です。
アポシカリーホワイト。
イアンデンイエロー。
上塗りでゴールドを入れる箇所の下地にしました。
ここから上塗りに入ります。
シタデルカラーのBASE塗料でメタルカラー、アイアンハンズスティール。
攻刃角(こうじんかく)の中央、円空鏡などに塗り入れました
緑はファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブ。
ゴールドは、ファレホのゲームカラー、ポリッシュドゴールドを使いました。
明るいゴールドのカラーです。
少し隠ぺい力は弱めなので2度ほど上塗りして発色させました
赤の上塗り、メフィストンレッドです。
こちらはシタデルカラーのBASE塗料、隠ぺい力の強いカラーです
黒の上塗りにアバドンブラック。
下地で塗ったバシリカヌムグレイが効いて、それを補完する程度での上塗りだったので
塗った箇所は少なかったです
天雷轟の各種パーツと、カブトなどに主に塗りました
最後に白の上塗り。ファレホのゲームカラー、デッドホワイト。
真っ白を表現するには隠ぺい力も踏まえ、今回のパターンのホワイトスカー~デッドホワイトのコンビネーションが最近は一番塗りやすく効果も出しやすい感じがしています。
塗装に要した時間は約60分でした
塗装後
色塗り後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
色塗り終った各パーツを組み上げていきます
前回作った軽装タイプに武装する形で、戦刃丸の武者形態を組み上げます
続いて、天雷轟の軽装タイプ
塗装後がこちら
パーツを加えて、神馬・天雷轟
◆塗装アイテム(筆+塗料+マーカー)
動画でチェック!
制作過程を動画に記録しています
組み立ての際の動画
素組みの際の動画
塗装の際の動画
◆その1
◆その2
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