【SDガンダムBB戦士 No.159 獣破頑駄無】素組みから筆塗り塗装まで徹底レビュー|超SD戦国伝 武神輝羅鋼編 #947

2025年6月24日

今回は、1996年4月発売のBB戦士キット「No.159 獣破頑駄無(じゅうはがんだむ)」を製作します。
超SD戦国伝・武神輝羅鋼編に登場するキャラクターで、軽装タイプから白虎を模した獣形態「白虎丸」へと変形するギミックを備えています。


制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!

◆素組み組立

◆塗装その1

◆塗装その2

【開封レビュー】メッキ付き!白虎への変形ギミックも魅力

定価500円のキットには、2色成形のランナーとメッキパーツ、ポリキャップ、シール類(プリズムシール含む)が同梱。
武器として「疾風剣」と「回転手裏剣砲」が付属し、手裏剣砲は高速回転で放出可能という設定が面白いポイントです。

説明書は全4ページ構成で、コミックワールドは通算第153話(武神輝羅鋼編 第3話)を収録。


【素組み】プラモデル用接着剤で丁寧に組み上げる

組み立ては説明書に沿って、頭部→胴体→四肢の順に進めました。
白虎をモチーフとする頭部パーツは特徴的で、独特のフォルムが魅力。

使用工具:

軽装タイプ→武者形態への組み立てもスムーズ。パーツ構成がシンプルで、無駄なくすべて使い切れました。


【塗装工程1】ベースカラー塗りと色分け

まずは下地処理。
パーツをいったん分解し、Mr.スーパークリア(つや消し)を吹き付けてマットな塗膜を作ります。

使用したベースカラー:

  • ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」
     → 白系でフレッシュ感のある色。水で薄めて丁寧に下塗り

各カラーごとのハイライト塗装:

  • シルバー:頭部・胴体の銀牙に(ファレホ)
  • ブラック:スミ入れ・虎模様・帷子など(ファレホ)
  • ブラッディレッド:頭・胴・脚部のアクセントカラー(ファレホ)
  • エイリアンパープル:銀牙の一部(ファレホ)
  • デッドホワイト:補修用(ファレホ)
  • アポシカリーホワイト(シタデル・コントラスト):白パーツのスミ入れに
  • ストームシールド(シタデル・テクニカル):成形色を活かす表面仕上げ

筆塗りには面相筆とブラシを併用し、下塗りから上塗りまでの所要時間は約60分。


【塗装工程2】武者形態・白虎形態用の詳細塗装

続いて、武者形態や「白虎丸」用の塗装工程へ。

使用カラーのポイント:

  • 銀:疾風剣や肩アーマーに(ファレホ)
  • 黒:肩アーマー全体(ファレホ)
  • オレンジ:アーマー・盾・兜・手裏剣砲(シタデル・トロールスレイヤーオレンジ
  • 赤:兜・肩アーマーの縁取り(ファレホ)
  • 緑:兜と肩アーマーの一部(ファレホ モデルカラー)
  • 紺色(補修):ナイトロードブルー(シタデル)
  • アポシカリーホワイト(再):白成形パーツのスミ入れ
  • ストームシールド(再):白・紺成形色仕上げに

こちらの塗装所要時間は約70分でした。


【完成!】武者形態から白虎形態「白虎丸」への変形

塗装後、パーツを組み立てて完成へ。

  • 軽装タイプにプリズムシールを丁寧に貼付
  • 武者形態への変形後は、疾風剣・手裏剣砲・アーマーを装着
  • さらに変形して銀の牙を装着し、「白虎丸」へ

全体を水性つや消しトップコートでコーティングし、マットな質感に仕上げました。


【使用塗料まとめ】

ファレホ(Vallejo)

  • ゲームカラー:シルバー、ブラック、レッド、パープル、ホワイト
  • モデルカラー:ライトグリーン
    → 筆塗りでもムラになりにくく、発色が美しいのが特徴。

シタデルカラー(Citadel)


まとめ

「獣破頑駄無」は、変形ギミックや豊富なカラーリングが魅力のキット。
筆塗りによる塗装でも十分に映える仕上がりになり、塗料の工夫次第で個性を表現できます。

水性アクリル塗料(シタデル&ファレホ)を活用した塗装をお考えの方には、ぜひ参考にしていただきたい作例です!

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年6月24日

Posted by Mさん模活時間の記録