【SDガンダムBB戦士 No.157 雷龍頑駄無】素組みから筆塗り全塗装まで|超SD戦国伝 武神輝羅鋼編 #946

2025年6月21日

今回は、1996年2月発売の「SDガンダムBB戦士 No.157 雷龍頑駄無」を製作していきます。シリーズは「超SD戦国伝 武神輝羅鋼編」。まずは素組みからスタートです。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!

◆素組み組立

◆塗装その1

◆塗装その2

■ キット概要と開封レビュー

雷龍頑駄無は、地上最強編・伝説の大将軍編に登場した「白龍頑駄無」および「頑駄無白龍大帝」の息子という設定。価格は定価500円で、パーツは2袋構成。メッキパーツは2色成形で、ジュエルシールや通常シール、ポリキャップが付属しています。

武器は神龍戟(しんりゅうげき)。説明書は4ページ構成で、コミックワールドは通算151話、「武神輝羅鋼編」第1話として掲載されています。

■ 素組みでの組み立て工程

まずは腕から順に各パーツを組み立て。接着にはMr.セメント(流し込みタイプ)を使用。パーツはすべて薄刃ニッパーで丁寧にカットして準備しました。

ジュエルシール「宝雷石(ほうらいせき)」は兜に貼付け。ピンセットで丁寧に位置を合わせながら貼りました。

軽装タイプでは頭部・胴体・脚部・腕部をジョイント。バックパックはドラゴンヘッドと連結し、かなり豪華な仕上がりです。ここで素組みは完了。塗装に備えて、Mr.スーパークリア(つや消し)を吹いて下地処理を行います。


【塗装その1】各部位のベース塗装とカラー分け

使用する塗料はすべて水性アクリル。シタデルカラーとファレホを併用し、すべて筆塗りで仕上げています。

● 下地塗装

最初に塗ったのは、ファレホ・ゲームカラーの「エルフィックフレッシュ」。白に近いフレッシュ系カラーで、全体の発色を良くするための下地に使用。下地の有無で後の塗装効率が大きく変わります。

下地には他にも、

なども場面に応じて使い分けています。

● カラー分けと塗料

  • ブラック(ファレホ):フェイスや目のスミ入れに使用。
  • グレー(シタデル・エシングレイ:胴体や腕部に。
  • レッド(ファレホ・ブラッディレッド:腕部、脚部、胴体に鮮やかに発色。
  • ゴールド(シタデル・レトリビューターアーマー):頭部や背面、細部に多用。
  • ホワイトスミ入れ(シタデル・アポシカリーホワイト):白パーツの陰影付けに。
  • ストームシールド(シタデル・テクニカル):元の白成形パーツにマット質感を追加。

筆は面相筆をメインに、広い面積は刷毛やブラシで効率よく塗装。下地塗り~上塗りを2段階で実施し、この工程だけで約50分ほどかかりました。


【塗装その2】武装・アーマーパーツの塗装工程

ここでは主にアーマーや武器など、装備パーツを中心に塗装しています。

● ベース塗装と色分け

  • 下地:エルフィックフレッシュ(再使用)
  • ブラック(ファレホ):ドラゴンパーツ(肩アーマーなど)
  • グレー(シタデル・エシングレイ:アーマーに使用
  • レッド(ファレホ・ブラッディレッド:兜・肩アーマー・鎧・龍の目に
  • グリーン(ファレホ・ミディアムオリーブ:兜やドラゴンパーツに
  • シルバー(ファレホ):神龍戟の刃や兜の一部に
  • ゴールド(シタデル・レトリビューターアーマー):神龍戟、兜、鎧、肩アーマーなど
  • スミ入れホワイト(シタデル・アポシカリーホワイト)
  • 表面仕上げ(シタデル・ストームシールド)

この塗装工程には約70分を要しました。


■ 完成組み立てと最終仕上げ

全パーツの塗装が終わったら、再度組み立て。フェイスのシールも丁寧に貼って仕上げます。

  • 軽装タイプの完成形をチェック(フロントビュー&リアビュー)
  • 武装パーツを装着して「雷龍頑駄無」としてフル装備状態へ
  • 神龍戟はバックパックにマウント可能
  • パーツ換装により「神龍雷激波形態(じんりゅうらいげきはけいたい)」にも変化!

使用塗料まとめ(筆塗り・水性アクリル)


おわりに

1996年発売のキットながら、パーツ構成や造形は非常に完成度が高く、現代の塗料と技術でしっかり仕上げることができます。特に戦国伝シリーズのキットは、ゴールドやジュエルシールの映えが楽しく、筆塗りとの相性も抜群です。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年6月21日

Posted by Mさん模活時間の記録