#097 SDガンダムBB戦士 No.103 武者全武装頑駄無を作りました。素組みから筆塗り塗装まで。

2021年2月7日

この記事のPoint☆

・新SD戦国伝、BB戦士の武者全武装頑駄無のキット
・BB戦士・武者全武装頑駄無のキットの組み立て~塗装
・SDガンプラを水性アクリル塗料でうまく塗る方法

BB戦士No.103 武者全武装頑駄無のキットをご紹介

キットの概要

開封時のキットはこんな感じです。

SDガンダムBB戦士 No.103
新SD戦国伝 地上最強編
武者全武装頑駄無
1992年7月発売

地上最強編シリーズ第6弾のキット。
軽装タイプー武勇形態(鎧を装着)ーパーツ組み換えにより強化形態となる。

付属武器:鋼炎剣、頑強の楯、光砲、二連光砲、パワーハンド、パワーソード

右肩アーマーと装備を激闘頑駄無に付け替えることが可能。
衛府弓銃壱、激闘頑駄無の3体の武器を組み合わせることで大型武器「最強破壊砲(グレートバスターキャノン)」が完成。

武者全武装頑駄無とは

新SD戦国伝 地上最強編に登場する、天宮(アーク)の国・不論帝悪(フロンティア)村の若武者。第2章「大蛇飛駆塞虫(オロチビグザム)の襲来!」に登場する。
激闘頑駄無、衛府弓銃壱は幼馴染。
村の危機を救うために立ち上がり、やがては天宮、世界の命運をかけた闘いに関わっていく。

根がまじめで曲がったことが嫌いな性格。
戦闘時は、冷静沈着で的確なサポートをする。
強力な射撃武器「光砲(ビームキャノン)」、「二連光砲(ツインビームキャノン)」を装備。
鋼光剣(コウエンケン)から放たれる「掃滅破(ソウメツハ)」が必殺技。

強化形態では、腕にパワーハンド、パワーソードを装着し、最強形態では右肩アーマーを激闘頑駄無と交換する。(防御力の強化)

「伝説の大将軍編」では、風刃の神器を授かり「風刃頑駄無」と改名する。
<激闘頑駄無は雷刃頑駄無となる>

デザインベースはFA-78-1 フルアーマーガンダム。

キットを開封して素組みしました

全パーツ

こちらが全パーツです。

素組み時の様子

素組みの様子

軽装モード

軽装モード

武者全武装頑駄無

武者全武装頑駄無

塗装その1(軽装タイプ)

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

塗装の際の様子

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
ベースに使用した塗料はこちら
使用したカラーごとに見ていきます

まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトからスタート
粘性の高い隠ぺい力の強い白、純白です

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

ここからはコントラストカラーでベース塗装

赤のベースに使ったのはブラッドエンジェルレッドです

続いて黒のベースに、バシリカヌムグレイを使いました

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

アポシカリーホワイト
こちらはシルバーで仕上げる箇所のベースに使用しました

ゴールドで仕上げる箇所のベースに使ったのはイアンデンイエロー

緑のベースカラー、ワープライトニングです

ここからは上塗りです
上塗りで用いた塗料がこちら
このパートでかかった時間は約60分の塗装でした

ゴールドの仕上げは、シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマー
扱いやすい金色の塗料
隠ぺい力の強いカラー

銀色の仕上げにはファレホのゲームカラー、シルバーです
下地にアポシカリーホワイトを塗った箇所
さすがの銀の発色、隠ぺい力の強さです

赤の上塗りにはシタデルのLAYER、イーヴィルサンズスカーレットです
頭部、胴体等に使用しました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している塗料
マットな質感の水性塗料で、色のラインナップは実に300以上に及びます

黒の上塗りは、ファレホのゲームカラー、ブラック
腕部、頭部、胴体、刀・鋼炎剣、頑強の楯等に使いました

緑の上塗りは、下地・ワープライトニングの上に、ファレホのゲームカラー、青緑色のジェイドグリーンを使用しました
少し成形カラーからはイメージが変わって、明るい仕上がりになりました

この動画パートでは脚部、胴体・腕部の一部と鋼炎剣・頑強の楯等に使用しました

白の仕上げにシタデルカラーのホワイトスカーを上塗り

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

このパートではまず軽装タイプを組み立て

刀・鋼炎剣は腰に装着しました

塗装後がこちら

塗装その2(武勇形態~強化形態)

使用したカラーごとに見ていきます

塗装の際の様子

まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトからスタート
粘性の高い隠ぺい力の強い白、純白です

ここからはコントラストカラーでベース塗装

赤のベースに使ったのはブラッドエンジェルレッドです

続いて黒のベースに、バシリカヌムグレイを使いました

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

アポシカリーホワイト
こちらはシルバーで仕上げる箇所のベースに使用しました

ゴールドで仕上げる箇所のベースに使ったのはイアンデンイエロー

緑のベースカラー、ワープライトニングです

ここからは上塗りです
このパートでかかった時間は約60分の塗装でした

ゴールドの仕上げは、シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマー
扱いやすい金色の塗料
隠ぺい力の強いカラー

銀色の仕上げにはファレホのゲームカラー、シルバーです
下地にアポシカリーホワイトを塗った箇所
さすがの銀の発色、隠ぺい力の強さです

赤の上塗りにはシタデルのLAYER、イーヴィルサンズスカーレットです
明るい赤で上塗り用の塗料ですが、隠ぺい力の強いカラー
下地にブラッドエンジェルレッドを塗った箇所に塗り入れました

黒の上塗りは、ファレホのゲームカラー、ブラック
ベースにバシリカヌムグレイを塗った箇所に塗りました

緑の上塗りは、下地・ワープライトニングの上に、ファレホのゲームカラー、青緑色のジェイドグリーンを使用しました
少し成形カラーからはイメージが変わって、明るい仕上がりになりました

この動画パートではツインビームキャノン、パワーハンド・パワーソード、ビームキャノン、兜やアーマーに使用しました

白の仕上げにシタデルカラーのホワイトスカーを使いました

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

前回作った軽装タイプに武装する形で、武者全武装頑駄無の武勇形態を組み立てました

塗装後がこちら

強化形態にパーツ換装

制作過程をYoutube動画で見る

◆素組みの際の動画

◆塗装その1の動画

◆塗装その2の動画

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◆このキットの関連キャラクター

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2021年2月7日

Posted by エムサンチャンネル