#748 ビックリマンのゴム消し【悪魔軍進攻編】しのび魔

2024年8月22日

今回は、魔之壱、悪魔軍進攻編から、しのび魔です
水性アクリル塗料でペイントしました

この記事の3つのPoint☆

・1987年に発売されたビックリマンのゴム消しフィギュア「悪魔軍進攻編」
・ビックリマンチョコ第2弾、しのび魔
・1980年代のゴム消しフィギュアを水性アクリル塗料でペイント

塗装の様子をYoutube動画で

塗装動画

可塑剤を抜く塗装前の下処理

このしのび魔のゴム消しは1987年にセット販売されたものの一つ、こちらのシールは、復刻版の比較的新しいものです

天魔界のキャラクターを集めた今回のセットは1987年に発売されたもので、今回のしのび魔をはじめ、スーパーデビル、他の悪魔シールで登場したキャラクターもたくさんラインナップされていました

ペイントするしのび魔の塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れはあるものの、キズなどはない良好な保管状態のゴム消しでした。彫りの深い、とても凝った造形でした

いつも通りの下処理から作業を進めました

ゴム消しフィギュアの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います

煮沸して表面の埃や、余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトです。
しのび魔本体のディテールと、今回作る台座の下地として塗りました
下地には、多めの水で溶いてサーっと一気に塗り入れました

赤です。目元など細部に。
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました

黒を1度目の塗り入れ
ファレホのゲームカラー、ブラックです

フェイスのメインカラーは、ファレホのモデルカラー、ミディアムフレッシュトーンを使いました
粘性の高い、隠ぺい力の強いフレッシュカラーです

背負った風呂敷のカラーは、黄緑にしました
ファレホのゲームカラー・エスコルピナグリーンです
背面に広い面積の塗装箇所がありました

ボディのメインカラーは紫
忍び、ニンジャっぽいカラーリングです。ファレホのゲームカラー、エイリアンパープルを使いました
扱いやすいカラーで、ゴム消しの地に直接塗り入れました

特に背中・頭部は塗る面積も広いので、ムラにならないように気を付けて刷毛を使いながら塗装しました

細かな個所に入ります
シタデルカラーのBASE、薄いグレー、セレストラグレイです

続いてファレホのゲームカラー、レザーブラウンです
頭部にある突き抜けた角にも塗りました

水色です。ファレホのゲームカラーで、サンライズブルーです
こちらも刀の鞘など細かいところに

黄色です
先のフレッシュカラーと少し似た色味ですが、シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです。
目などの細かいところに塗りました

最後に黒を再び
修正と、塗り残し箇所に塗り入れました

塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました

筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら

塗装にかかった時間は約70分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です

まとめ~あわせて読みたい記事

今回のしのび魔は、夜霧のように音もなくネクラを持ち込む悪魔。つき合い始めると体がキキ耳、ノゾキ目、ヒソヒソ口、ヌキ足になるとされています。

ビックリマンチョコ第2弾No.14、悪魔シールで登場しました

ちなみに第2弾No.14の天使は、皆伝仙人、お守りは甲伊賀流助でした。

ということで今回は、当時物、ビックリマンのゴム消し、魔之壱、天魔界のキャラクターでしのび魔、水性アクリル塗料でペイントしました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年8月22日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c