#712【でかキンケシを塗装】モンゴルマン(原作カラー)
今回は1999年に復刻発売された「でかキンケシ」12種類のラインナップの中からモンゴルマン
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・1999年にバンダイから復刻発売された9㎝サイズの「でかキンケシ」
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
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☆今回は水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)で塗装をしました
可塑剤を抜く塗装前の下処理
「懐かしい約9センチ、でかいヤツが完全復活!」と銘打たれてバンダイから定価200円で復刻発売されたでかキンケシ
かつての全12弾から選抜された、12種類の超人がランナップされていました
今回塗装のモンゴルマンが入っている一方でラーメンマンは選抜から漏れていたりと、なかなか面白い超人のチョイスになっていました
まずは塗装前の状態です。モンゴルマンは、従来のデカ消しシリーズでは第4弾にラインナップされていました
目だった傷や損傷はない、それなりの経年の汚れはあるキンケシでした
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
肌のカラーは3種類の塗料を使いました
まずはファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーンでベースを作りました
原作カラーで今回は仕上げるため、パンツは赤です
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
このカラーで髪を束ねるリボン、そしてフェイスの模様も書き入れました
目と、脚部の一部に白
台座はベースに
ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです
台座の上塗りには、水色
ファレホのゲームカラー、サンライズブルーを使いました
黒はファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
髪と、シューズに使用しています
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
肌のカラーの上塗りです、シタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて、薄めた状態で染め塗りしました
いったんこれで陰影が付いて質感が出ました
目元にシタデルカラーのシェイド、ナルンオイルを使いました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
モンゴルマンは、ラーメンマンが終点山でドクターボンベから授かったマスクを被ってアイドル超人軍に加勢、ブロッケンJr.を窮地から救い、ミスターカーメン、スプリングマンといった悪魔超人を倒した救世主でした
デカ消しシリーズの塗装ではこれまでにアニメカラーの塗装もしたことがありました
バンダイ製のSUPER軍団シリーズでは、2000万パワーズ造形のデカ消しも存在していました
今回の塗装で用いた塗料がこちら
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
赤パンツのモンゴルマン、原作カラーで塗ってみました
フロントビューからリアビューまで
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、でかキンケシ、1999年の復刻版・モンゴルマンをペイントしました
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