【ソフビを彩る60分】仮面ライダーオーズ・タトバコンボを水性アクリルで筆塗りリペイント#728
長男が遊び込んだ仮面ライダーオーズ・タトバコンボのソフビを、水性アクリル塗料のシタデルカラー&ファレホで丁寧にリペイントしました。剥離した彩色の補修から全体塗装まで、フリーハンドの筆塗りで蘇らせた記録です。平成ライダーの思い出をもう一度色鮮やかに。
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① 水性アクリル塗料(シタデル&ファレホ)を使った“実践的な筆塗りリペイント”の工程が分かる
塗装前の下準備から、使用色・筆の使い分け、部分補修の工夫まで、ソフビ塗装に役立つ実例として参考になる内容です。
② 仮面ライダーオーズ・タトバコンボを“ほぼ当時の彩色に近い形で再現”している
長年遊ばれたソフビでも、剥離箇所の補修と色の統一でここまで復元できるという、レストア的な魅力が伝わる点が特徴です。
③ 親子の思い出を“手作業でよみがえらせる”温度感のあるリペイント記録
単なる塗装記事ではなく、「子どもの記憶を色で取り戻す」というストーリーが感じられ、読み物としても惹きつけられる構成になっています。
基本的に塗りなおし、全塗装をしています。
今回は、平成のライダーの一人・仮面ライダーオーズ・タトバコンボです。
煮沸して成形→下地を作る下処理
まずは塗装前の状態です。
ソフビの刻印は2010年になっていました。ちょうどオーズがリアタイで放映されていた年です。
変形してしまっていたところがあるので、熱処理から下準備をしました。
煮沸すると、ビニールが柔らかくなり、元の形にいったん成形しやすくなります。
乾燥したのち、Mr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付け、塗装の下地を作りました。
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です。
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
今回の塗装に使用した塗料はこちら
まずは黄色からスタート
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです
彩色済みのソフビでも、剥離箇所があるので、細筆を使って細かなところも塗りました
ボディと、主に腕部です
ベルトの一部にも使っています
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
緑
ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブです
グリーンのカラーでは隠ぺい力の強めの塗料
主に脚部に使いました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
台座は、シタデルカラーのBASE、メカニカススタンダードグレイで塗りました
赤です
フェイスに主に
首元やベルトの細かな個所にも使いました
ファレホのゲームカラー・ブラッディレッドです
最近は多用している、粘性高く扱いやすいカラーです
主にベルトには銀色
ファレホのゲームカラー、シルバーを使っています
発色の良い、一般的な銀のカラーです
黒は2色を使い分け
まずは腕の縞模様やボディの剥離箇所の補修、これまでのカラーのはみ出し部分などに、ファレホのゲームカラー・ブラックを使いました
色乗りのよい重用している黒です
変わってシタデルカラーのコントラスト・バシリカヌムグレイ
こちらは広い面で、彩色済みの黒の箇所に、ブラシで水分含ませて一気に塗りました
シタデルカラーは、つや消しの塗料なので、テカリが出ていた箇所はこれで落ち着きました
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
基本的にはしっかり彩色済みだったので、剥離箇所の補修が主だった感じもしますが、タトバコンボのオーズが完成
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、仮面ライダーのソフビフィギュア、平成ライダーから、仮面ライダーオーズ・タトバコンボを
水性アクリル塗料でペイントしました
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