【ソフビ改造】仮面ライダー轟鬼を全塗装!水性アクリルでリアルに蘇らせる方法 #973

2025年7月28日

平成ライダー「仮面ライダー轟鬼」のソフビを全塗装。細部まで丁寧に仕上げたリペイント工程を紹介します。

はじめに:蘇る仮面ライダー轟鬼のフィギュア

我が家の長男が小さなころに遊び倒した仮面ライダーのソフビフィギュア。
中でも平成ライダーのひとり「仮面ライダー轟鬼」は、そのまま捨てるには惜しい一体。

↑動画で見たい方はこちら

今回は、全塗装リペイントで轟鬼をリアルに再現した様子を、工程ごとに詳しく紹介します!


使用フィギュアと塗装前の状態

使用したのは2005年、バンダイ製の仮面ライダー響鬼シリーズのソフビです。
造形や色分けは悪くないものの、遊びこまれたことで色剥げや未塗装部分が目立ちます。

  • 腕・脚部に未塗装箇所あり
  • 一部は塗装の剥離が発生

下処理:塗装前の大事な準備

塗装前の下処理を丁寧に行うことで、仕上がりが格段に変わります。

  1. 煮沸処理:ビニール素材を柔らかくし、元の形に成形しやすくします
  2. ベンジン漬け:1〜2日ほど可塑剤を抜いて、塗料の乗りをよくします
  3. 乾燥後、下地処理Mr.スーパークリア(つや消し)で表面を均一化

塗装工程:カラーごとのハイライト紹介

今回はすべて筆塗りで仕上げました。
使った塗料は以下の2種類:

  • シタデルカラー(Citadel Colour)
  • ファレホ(Vallejo)

使い分けることで、カバー力や発色を最大限に活かしました。


下地塗装:エルフィックフレッシュで明るさを演出

ファレホ「エルフィックフレッシュ」で白に近い下地を作成。
主に腕・脚・ベルトの一部に使用しました。


金色の塗装:重厚感を出す

  • 使用塗料:シタデルカラー BASE「レトリビューターアーマー」
  • 部位:ベルト、ディスクアニマル、腕部、頭部など

粘性が高く、ゴールドの隠ぺい力が魅力です。


赤・銀・茶のカラーリング


緑の補色と特殊塗装仕上げ


完成レビュー:リアルに蘇った轟鬼

  • 全高:約17cm
  • 剥離部分を丁寧に補修
  • 未塗装箇所をリアルに色分け

最後に台座を取り付けて展示用に仕上げました
正面・背面どちらから見ても満足のいく仕上がりです。


おわりに:ソフビ改造は愛と根気!

子ども時代の思い出が詰まったフィギュアが、塗装の力でよみがえる感動
ソフビの再塗装は、難しくも楽しいホビーです。

興味があれば、ぜひ挑戦してみてください!

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年7月28日

Posted by Mさん模活時間の記録