【SHODO-X掌動駆】ショッカーライダーを開封・組立・筆塗り15分で仕上げる!水性アクリル塗装レビュー#1045

2025年11月19日

SHODO-X掌動駆シリーズ3「ショッカーライダー」を、開封から組立、追加塗装まで丁寧に紹介します。ファレホとシタデルカラーを使った筆塗り15分仕上げの手順やコツも解説しています。

■ SHODO-X掌動駆「ショッカーライダー」を制作しました

今回は、食玩フィギュア「SHODO-X掌動駆」シリーズから、ショッカーライダーを開封・組立・追加塗装して仕上げました。
シリーズ3のアイテムで、約100mmの可動フィギュアとして高い造形と可動が魅力です。


■ キット内容とシリーズ概要

封入物は以下の構成です。

  • ボディ
  • 頭部
  • マフラー(No.1は黄色)
  • 交換用ハンドパーツ
  • スタンド

SHODO-X掌動駆は、バンダイが展開する可動食玩「SHODO」シリーズの進化版で、造形力と可動範囲をさらに強化したラインです。
様々なライダーやフォーム、バイクが登場し、このショッカーライダーはシリーズ3として発売されました。


■ パッケージ準拠の組み立てとスタンド収納

今回の組立は、

  • 右手:開き手
  • 左手:グー
    とし、パッケージ写真のポーズを再現しました。
    ハンドパーツは3種類付属しており、使わないパーツはスタンド裏に収納できます。

マフラーを本体に挟み込み、頭部を接続して形が整いました。


■ 素組みレビューと塗装準備

素組みの段階でかなり完成度が高く、前後のシルエットも良好です。

まずは下地としてMr.スーパークリアつや消しを吹き、マット質感を作ってから塗装に進みます。


■ 追加塗装:使用したカラーとベース作り

今回の追加塗装では主にベルトと背面の未塗装部を色分けしました。

・ベース塗装:ファレホ モデルカラー「ライトフレッシュ」
筆ムラが出にくく、広い面積も滑らかに塗れるため扱いやすいカラーです。

・ファレホについて

  • 水溶性アクリルで匂いなし
  • 高い隠ぺい力
  • 筆塗り特化の発色と伸びの良さが魅力

・上塗り:ファレホ ゲームカラー「シルバー」
ベルトの追加塗装に使用しました。白下地と相性が良く、綺麗に発色してくれます。

細部は極細筆で丁寧に色を差し込んでいます。
頭部の剥離箇所は、ジェイドグリーン+シルバーで調色した色を補色として入れました。


■ 背面のグリーン追加塗装と影の演出

背面の緑には**ファレホ モデルカラー「ミディアムオリーブ」**を使用しました。
もっとも使用頻度の高いグリーン系のカラーです。

ムラになりやすい面積は、筆を引かずにラーミアンメディウムで薄めて叩くイメージで塗装しています。

金属部分には質感アップのため、
シタデルカラー シェイド「ナルンオイル」
を水で薄めて染め塗りし、陰影を加えました。


■ 仕上げのマット化とトップコート

最終仕上げとして、
シタデルカラー テクニカル「ストームシールド」
を薄めながら塗り、全体をマットな質感に整えました。

使用した筆は模型用の面相筆が主体で、広い面積は刷毛を使って時短しています。
塗装時間は約15分ほどです。

仕上げに水性トップコートつや消しを全体に吹き、乾燥させます。


■ 仕上がりレビューと最終組立

塗装後は右腕もグーの手に交換し、力強いポージングに変更しました。
フロントビューからリアビューまで落ち着いた雰囲気にまとまり、ショッカーライダーらしい仕上がりになりました。


■ まとめ:SHODO-Xショッカーライダー制作を振り返って

今回は、

  • 食玩SHODO-X掌動駆シリーズ3
  • ショッカーライダー
    を、開封から組立、水性アクリル塗料での塗装まで仕上げました。

短時間でもしっかり質感を高められるのが、ファレホ・シタデルカラーの魅力です。
食玩リペイントの楽しさを改めて感じられるキットでした。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年11月19日

Posted by Mさん模活時間の記録