【食玩レビュー】SHODO 仮面ライダーVS「ショッカーライダー2号」を開封・組立・塗装!#952
今回は、食玩フィギュアキットの制作です。
選んだのは「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズから、「ショッカーライダー2号」。このキットを開封し、組み立てたうえで、水性アクリル塗料による追加塗装まで行いました。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!
今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!
■ キット内容と開封の様子
まずはパッケージを開封。中には以下のパーツが封入されています。
- ボディパーツ
- 頭部
- マフラー(2号仕様の白)
- 交換用ハンドパーツ
- スタンド
- 小道具として「アタッシュケース」

このシリーズでは、過去に3号〜6号いずれかが組めるバージョンも制作したことがあり、個人的にも思い入れのあるラインです。
■ SHODO 仮面ライダーVSとは?
「SHODO 仮面ライダーVS」は、バンダイから発売されている食玩フィギュアシリーズ。全高約100mmという手のひらサイズながら、細部までこだわった造形と広い可動範囲が魅力です。


今回制作したショッカーライダーは、「結成!悪の軍団!」というサブタイトルで展開されたラインナップのひとつです。
■ 組み立て工程と素組みの完成度
まずは素組みでの組み立て。劇中で印象的な「アタッシュケース」を左手に持たせ、右手は握り拳のパーツをチョイス。マフラーを挟み込む形で頭部を接続します。



未使用のハンドパーツは、付属スタンドに取り付けて保管できる設計です。脚部を取り付けることで自立も可能。塗装前の時点で、すでに十分な完成度があります。
■ 塗装の下準備:マット下地作り
塗装に入る前に、まずは表面処理。
Mr.スーパークリア つや消しを全体に吹き付け、マットな質感の下地を作っておきました。

■ 塗装工程:使用塗料とカラーリング
今回の塗装は、水性アクリル塗料を使用。塗装対象は主に「ベルト部分の未塗装箇所」と「背中」です。
◯ ベースカラー:ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」
ファレホは、世界的に評価の高い水溶性アクリル塗料。筆塗りでもムラになりにくく、発色の良さと塗膜の強さが特徴です。
「エルフィックフレッシュ」は人物系フィギュアに向いた明るめのカラーで、下地にもなじみやすく、色分けにも適しています。
◯ シルバー塗装:ファレホ ゲームカラー「シルバー」
ベルト部分の上塗りに使用。白下地のおかげで、発色もよく、しっかり色が乗りました。細部は極細の面相筆で丁寧に仕上げています。
◯ 背面カラー:ファレホ モデルカラー「ミディアムオリーブ」
背中の未塗装部分には、「モデルカラー」シリーズを使用。筆ムラが出にくく、均一な塗装が可能なため、広範囲にも対応しやすいです。水で希釈可能で、ニオイも少なく快適です。

■ 仕上げ:マットなコーティングと再組立て
仕上げに使用したのは、シタデルカラーの「ストームシールド」。テクニカル系の液体塗料で、粘度が高いため、水で薄めながら筆塗りしました。
最後に水性トップコートつや消しを全体に吹き、塗膜を保護しつつ落ち着いた質感に。


塗装に使った筆は、面相筆を中心に、広い箇所は平筆やブラシも併用。塗装時間は約15分と、比較的短時間で仕上げることができました。

最後に再度パーツを組み立て直し、今度はアタッシュケースを右手に、左手はグーに変更してポーズを変更。
塗装後のフロントビューとリアビューも撮影して完成です。



まとめ:ショッカーライダー2号を食玩で塗装&再現!
今回の制作では、「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズの魅力を改めて感じました。
小スケールながらも造形と可動に優れ、ちょっとした塗装を加えるだけで、ぐっと完成度が上がります。
食玩フィギュアに手を加えて楽しみたい方、筆塗り塗装に挑戦してみたい方にもおすすめのキットです。
