【食玩レビュー】SHODO 仮面ライダーVS「ショッカーライダー2号」を開封・組立・塗装!#952

2025年6月29日

今回は、食玩フィギュアキットの制作です。
選んだのは「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズから、「ショッカーライダー2号」。このキットを開封し、組み立てたうえで、水性アクリル塗料による追加塗装まで行いました。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!

■ キット内容と開封の様子

まずはパッケージを開封。中には以下のパーツが封入されています。

  • ボディパーツ
  • 頭部
  • マフラー(2号仕様の白)
  • 交換用ハンドパーツ
  • スタンド
  • 小道具として「アタッシュケース」

このシリーズでは、過去に3号〜6号いずれかが組めるバージョンも制作したことがあり、個人的にも思い入れのあるラインです。

■ SHODO 仮面ライダーVSとは?

「SHODO 仮面ライダーVS」は、バンダイから発売されている食玩フィギュアシリーズ。全高約100mmという手のひらサイズながら、細部までこだわった造形と広い可動範囲が魅力です。

今回制作したショッカーライダーは、「結成!悪の軍団!」というサブタイトルで展開されたラインナップのひとつです。

■ 組み立て工程と素組みの完成度

まずは素組みでの組み立て。劇中で印象的な「アタッシュケース」を左手に持たせ、右手は握り拳のパーツをチョイス。マフラーを挟み込む形で頭部を接続します。

未使用のハンドパーツは、付属スタンドに取り付けて保管できる設計です。脚部を取り付けることで自立も可能。塗装前の時点で、すでに十分な完成度があります。

■ 塗装の下準備:マット下地作り

塗装に入る前に、まずは表面処理。
Mr.スーパークリア つや消しを全体に吹き付け、マットな質感の下地を作っておきました。

■ 塗装工程:使用塗料とカラーリング

今回の塗装は、水性アクリル塗料を使用。塗装対象は主に「ベルト部分の未塗装箇所」と「背中」です。

◯ ベースカラー:ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」

ファレホは、世界的に評価の高い水溶性アクリル塗料。筆塗りでもムラになりにくく、発色の良さと塗膜の強さが特徴です。
「エルフィックフレッシュ」は人物系フィギュアに向いた明るめのカラーで、下地にもなじみやすく、色分けにも適しています。

◯ シルバー塗装:ファレホ ゲームカラー「シルバー」

ベルト部分の上塗りに使用。白下地のおかげで、発色もよく、しっかり色が乗りました。細部は極細の面相筆で丁寧に仕上げています。

◯ 背面カラー:ファレホ モデルカラー「ミディアムオリーブ

背中の未塗装部分には、「モデルカラー」シリーズを使用。筆ムラが出にくく、均一な塗装が可能なため、広範囲にも対応しやすいです。水で希釈可能で、ニオイも少なく快適です。

■ 仕上げ:マットなコーティングと再組立て

仕上げに使用したのは、シタデルカラーの「ストームシールド」。テクニカル系の液体塗料で、粘度が高いため、水で薄めながら筆塗りしました。
最後に水性トップコートつや消しを全体に吹き、塗膜を保護しつつ落ち着いた質感に。

塗装に使った筆は、面相筆を中心に、広い箇所は平筆やブラシも併用。塗装時間は約15分と、比較的短時間で仕上げることができました。

最後に再度パーツを組み立て直し、今度はアタッシュケースを右手に、左手はグーに変更してポーズを変更。
塗装後のフロントビューとリアビューも撮影して完成です。


まとめ:ショッカーライダー2号を食玩で塗装&再現!

今回の制作では、「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズの魅力を改めて感じました。
小スケールながらも造形と可動に優れ、ちょっとした塗装を加えるだけで、ぐっと完成度が上がります。

食玩フィギュアに手を加えて楽しみたい方、筆塗り塗装に挑戦してみたい方にもおすすめのキットです。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年6月29日

Posted by Mさん模活時間の記録