【食玩フィギュア制作記録】SHODO 仮面ライダーVS「新2号」を組立&追加塗装 #1022

2025年10月6日

食玩「SHODO 仮面ライダーVS」から仮面ライダー新2号を開封・組立・筆塗りで仕上げました。塗料はファレホとシタデルカラーを使用し、短時間でも質感を高める塗装工程を紹介します。

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SHODO 仮面ライダーVS 新2号とは

「SHODO 仮面ライダーVS」は、全高約100mmのサイズで展開される食玩フィギュアシリーズです。精密な造形と広い可動範囲が魅力で、コレクション性とカスタム塗装の両方を楽しめます。
今回制作したのは 仮面ライダー新2号(ラインナップNo.15)。赤いグローブとブーツが印象的な造形です。


開封と内容物

封入されているパーツは以下の通りです。

  • 本体ボディ
  • 頭部パーツ
  • マフラー
  • 手の交換パーツ
  • スタンド(台座兼収納)

新1号と同じ仕様で、手首パーツをスタンドに収納できるのが便利です。


組立工程

  1. マフラーを挟み込んで頭部を取り付け
  2. 両手をグーの状態で仮組み
  3. 脚部をスタンドに固定し自立可能に

頭部とマフラーはやや固めでしたが、しっかり接続できました。素組みの状態でも十分なクオリティです。


下地処理とベース塗装

塗装前に Mr.スーパークリア つや消し を吹き付け、マットな下地を作成。

ベースカラーには ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」 を使用しました。
薄く水で溶いて塗ることで、後の塗装効率が向上します。


使用した塗料の特徴

  • ファレホ(Vallejo)
     世界標準の水性アクリル塗料。筆塗りが滑らかで筆ムラが出にくく、速乾・無臭・均一な発色。
  • シタデルカラー(Citadel)
     隠ぺい力が高く、下地を気にせず塗れる水性アクリル塗料。マット質感が特徴で、部分塗装や質感表現に最適。

部分塗装の工程

  • ベルト(タイフーン)
     シタデル「ブラックテンプラー」でスミ入れ
  • ベルト追加塗装
     ファレホ「シルバー」で上塗り
  • 背面の緑パーツ
     ファレホ モデルカラー「ミディアムオリーブ」で再現
  • 赤パーツ(マフラー・グローブ・ブーツ)
     シタデル「ブラッドエンジェルレッド」を薄めて染め塗り

細部は極細筆を使用し、ムラなく丁寧に塗り分けました。


質感アップと仕上げ

仕上げには シタデルカラー・ストームシールド を薄めて塗布し、マットな質感を演出。
最後に 水性トップコート(つや消し)を全体に吹き付け、落ち着いた質感に整えました。

塗装時間は約20分。短時間ながらも、塗料の特性を活かした質感表現が可能です。


完成!仮面ライダー新2号

塗装後に再度組み立て、手首パーツを変更してポージング。
フロントビューからリアビューまで、細部の色分けが効いて存在感が増しました。


まとめ

今回は 食玩SHODO 仮面ライダーVS「新2号」 を開封から組立・追加塗装まで行いました。
素組みでも十分楽しめますが、ファレホやシタデルカラーを使った筆塗りで質感が大きく向上します。
短時間でも仕上がりを引き締められるのが、水性アクリル塗料カスタムの魅力です。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年10月6日

Posted by Mさん模活時間の記録