SHODO 仮面ライダーVS ライダーマンを徹底改修!組立・追加塗装で魅力を引き出す #1033

2025年10月17日

食玩フィギュア「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズから、07 ライダーマンをピックアップ。素組みでも高いクオリティを誇るキットを、さらに魅力的に仕上げるため、開封・組立から、ファレホやシタデルカラーを用いた追加塗装までを徹底解説します。特徴的な口元や、ロープアームの質感向上テクニックもご紹介。

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SHODO 仮面ライダーVS ライダーマンを徹底改修!組立・追加塗装で魅力を引き出す

抜粋文(リード文)

食玩フィギュア「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズから、07 ライダーマンをピックアップ。素組みでも高いクオリティを誇るキットを、さらに魅力的に仕上げるため、開封・組立から、ファレホやシタデルカラーを用いた追加塗装までを徹底解説します。特徴的な口元や、ロープアームの質感向上テクニックもご紹介。


はじめに:SHODO 仮面ライダーVS ライダーマンとは?

「SHODO 仮面ライダーVS」は、全高約100mmながら緻密な造型と高い可動範囲が特徴の食玩フィギュアシリーズです。今回制作するのは、仮面ライダーV3に登場するライダーマン。元デストロンの科学者・結城丈二が自ら開発した強化スーツを纏った姿で、のちに仮面ライダー4号と呼ばれることになります。生身の口元が露出したマスクが特徴的なライダーです。

1. キットの開封と内容確認

キットには以下のパーツが封入されています。

  • ボディ本体
  • 頭部
  • マフラー
  • 手の交換パーツ(標準仕様2種、ロープアームパーツ)
  • スタンド

※このキットには別バージョンのアームが付属するシークレットが存在しますが、今回は標準仕様です。

2. 素組みとキットのクオリティ確認

2-1. 組み立てのポイント

  • マフラーを挟み込む形で頭部パーツをジョイントします。SHODOシリーズの頭部パーツは、はめ込みが硬めなことが多いので注意が必要です。
  • 使用しない手のパーツは、スタンドに収納し、脚部と連結して自立用の台座として活用できます。
  • ロープアームパーツを装着しない標準仕様(両開き手)で一度仮組みしました。

2-2. 素組みのクオリティ

塗装前の「素組み」の段階で、緻密な造形とプロポーションの良さが確認できます。このクオリティをベースに、さらに質感向上を目指します。

2-3. 下地処理

塗装前の下準備として、全体にMr.スーパークリアつや消しを吹き付け、塗料の食いつきが良いマットな質感の下地を作ります。

3. 水性アクリル塗料で追加塗装

今回は、筆塗りによる滑らかさと発色が魅力のファレホと、塗膜の強さとマットな質感が特徴のシタデルカラーを併用しました。塗装時間は約30分です。

3-1. ベース塗装と色分け

  • **ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を使用し、追加で色分けする箇所にベース(下地)塗装を行います。
  • この工程は、青の成形色の上に発色させるための色のノリ塗装効率を高める重要なひと手間です。水で薄めて、目印となるように塗っていきます。

3-2. 生身の口元とメタリックパーツの質感向上

箇所使用塗料効果・目的
生身の口元シタデル コントラスト「スケルトンホード染め塗りによる陰影と質感の表現。
メタリック部分全体シタデル シェイド「ナルンオイル」全体に塗布することで、深みと陰影を加える。特にグローブの手パーツに塗布。
ロープアームパーツシタデル コントラスト「ミリタルムグリーン」表面に塗布し、質感と色味を整える。

3-3. 本塗装:細部の色入れ

箇所使用塗料塗料の特長
頭部の細かな箇所ファレホ ゲームカラー「ブラッディレッド鮮やかな赤。極細筆で丁寧に色を入れます。
緑の部分(頭部など)ファレホ モデルカラー「ミディアムオリーブファレホ筆塗りのスタンダードカラー。無臭、速乾、均一でマットな仕上がりが魅力。
頭部、ベルト(前面・側面)ファレホ ゲームカラー「シルバー」メタリックカラーの部分塗装。

3-4. 仕上げのマットコーティング

  • 最終仕上げとして、**シタデル テクニカル「ストームシールド」**を使用。
  • 粘性が高い液体塗料のため、水で溶いて薄めて全体に塗り、表面を均一なマットな質感で保護します。

4. 完成とポージング

  • 塗装が完全に乾燥した後、水性トップコートのつや消しを全体に吹き付けて保護します。
  • 再度組み立てを行い、ロープアームのパーツをジョイントして完成です。
  • 追加塗装によって、成形色では表現できなかったディテールや質感に深みが加わり、フィギュアの魅力が格段に向上しました。
この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年10月17日

Posted by Mさん模活時間の記録