#042 SDガンダムBB戦士No.42 殺駆三兄弟 SD戦国伝

2020年12月6日

この記事のPoint☆

・SDガンプラ、BB戦士を効率よく塗装する方法
・水性アクリル塗料で塗装
・BB戦士、殺駆三兄弟のキットを制作

BB戦士 殺駆三兄弟のキットをご紹介

シリーズNo.42
デザインベースザクⅠ、ザクⅡ、ザクⅢ
登場シリーズSD戦国伝 武者七人衆編
発売1989年10月
価格500円
武器 名刀・古月、バズーカ (古殺駆)
名刀・今月、斧、マシンガン (今殺駆)
特徴標準サイズのキャラクター2体セットという革新的なキットです。
新殺駆は、No.14ザクⅢを活用

500円でキットを買うと三兄弟が作れる!1体は別売りキット前提ですが。
ということで、当時はとても嬉しかった記憶があります。

殺駆三兄弟

闇軍団のトップである殺駆頭配下の兄弟。闇軍団の上忍軍団の一つ、殺駆一族を束ねている。スイカ割りに定評がある事で有名。一族の軍団員だけでなく、作戦内容によっては殺駆頭の代行として下の忍軍を率いて戦う事もある。武器の扱いに関しては素晴らしいセンスを持っている。目隠しをして心の目で敵を捕らえるスイカ割り殺法を編み出したが、たいていは失敗して自滅する。
後に家老へと昇格を果たした。

殺駆三兄弟のキットを開封~素組み

水性アクリル塗料で塗装(古殺駆)

まずはさぁーっと、シタデルカラーのコントラストで色分けしていきます

塗装の際の様子

ワープライトニング
メインボディの緑の下地に使いました
水で溶いて、かなり薄めた状態で色を乗せていきました
塗りというよりも、上塗りのための下処理をした感じです

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

古殺駆では、青が入ります
下地にグリフチャージャーグレイを塗りました

イアンデンイエロー
上塗りでゴールドを塗る箇所の下地にしました

アポシカリーホワイトです
仕上げはシルバーの箇所の下地に

バシリカヌムグレイ
こちらは、黒またはグレイの仕上げにする箇所の下地に塗っています

赤・ブラッドエンジェルレッドを使いました

一部、武器のバズーカの下地に、スネークバイトレザー

塗料は、水性アクリルカラーのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

下地で用いた塗料がこちら

これより上塗り

ファレホを使います 緑、モデルカラーのミディアムオリーブ。

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

シタデルカラーの茶色、モーンファングブラウン

青の上塗りは、マクラーグブルーを使いました。
胴体、腕、脚部に使いました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している塗料
マットな質感の水性塗料で、色のラインナップは実に300以上に及びます

赤、ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
濃い成形パーツへの上塗りだったので、何回か重ねたところもありました

黒はシタデルカラーのアバドンブラック
けっこう多用している扱いやすい、黒の塗料です

シルバーはアイアンハンズスティール
バズーカはほぼ全面。脚部、刀、頭部など適所に塗る箇所がありました
下地にアポシカリーホワイトやバシリカヌムグレイを塗った箇所

最後の色分け、上塗りはゴールド
シタデルカラーのBASE塗料、メタリックのレトリビューターアーマーです
隠ぺい力の強い金色のカラーです
胴体、刀、バズーカ、脚部など塗装箇所がありました

今回この殺駆三兄弟のキットで上塗りに使用した塗料がこちら。
古殺駆のパートで塗装にかかった時間は、下地塗りを合わせて約60分でした

塗装後

色塗り後は、水性トップコート、つや消しを吹き付け、乾燥させて完成です

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

このキットでは、3体の殺駆が作れますがこのパートでは古殺駆。

塗装後がこちら。

長男 古殺駆(ザクⅠ)

古殺駆は長男。
額の飾りのシンボルは鷹。
頭がよく卑怯な手も平気で使うスピード野郎の設定でした

水性アクリル塗料で色塗り(今殺駆)

まずはさぁーっと、シタデルカラーのコントラストで色分けしていきます

塗装の際の様子

ワープライトニング
メインボディの緑の下地に使いました
水で溶いて、かなり薄めた状態で色を乗せていきました
塗りというよりも、上塗りのための下処理をした感じです

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

今殺駆では、パーツ数は多かったですが、カラーリングはシンプルでした

イアンデンイエロー
上塗りでゴールドを塗る箇所の下地にしました

アポシカリーホワイト
シルバーの塗装箇所の下地にしています

バシリカヌムグレイ
こちらは、黒またはグレイの仕上げにする箇所の下地に塗っています

赤・ブラッドエンジェルレッドを使いました

これより上塗り

ファレホを使います 緑、モデルカラーのミディアムオリーブ。

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

シタデルカラーのLAYER、エシングレイ
マシンガンに上塗りしました

シタデルの塗装で面積の広い箇所は、テクニカルカラーにある「ラーミアンメディウム」という溶剤を使って、ムラにならないようにペイントしました

赤、ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
濃い成形パーツへの上塗りだったので、何回か重ねたところもありました

黒はシタデルカラーのアバドンブラック
けっこう多用している扱いやすい、黒の塗料です
刀、さや、鉄オノ、頭部などに使いました

シルバーはアイアンハンズスティール
刀、鉄オノに塗る箇所がありました
下地にアポシカリーホワイトを塗った箇所

最後の色分け、上塗りはゴールド
シタデルカラーのBASE塗料、メタリックのレトリビューターアーマーです
隠ぺい力の強い金色のカラーです
胴体、刀、頭部など塗装箇所がありました

今殺駆のパートで塗装にかかった時間は、下地塗りを合わせて約60分でした

塗装後

色塗り後は、水性トップコート、つや消しを吹き付け、乾燥させて完成です

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

このキットでは、3体の殺駆が作れますが
この動画パートでは今殺駆。

古殺駆は初代ザクがモチーフでしたが、この今殺駆は、ザクⅡがモチーフ

塗装後がこちら。

次男 今殺駆(ザクⅡ)

三兄弟の次男で兄弟一番の力持ちのパワーファイター。怒りっぽく力押しの戦法をやりまくる。その為か武者頑駄無たちに軽くあしらわれる。
武器は名刀・今月と斧、マシンガンである。
トラがシンボルマーク。

水性アクリル塗料で塗装その3(新殺駆)

まずはさぁーっと、シタデルカラーのコントラストで色分けしていきます

塗装の際の様子

アポシカリーホワイト
メインボディの緑の下地に使いました
水で溶いて、かなり薄めた状態で色を乗せていきました
塗りというよりも、上塗りのための下処理をした感じです

新殺駆は、BB戦士シリーズNo.14の。ザクⅢのパーツを使った構成になっています

新殺駆は、先に下地を塗ったライトグレーの箇所と、バシリカヌムグレイ
この濃いグレーのボディの箇所との大きく2色で塗り分けられた構成になります

赤・ブラッドエンジェルレッドを使いました

塗料は、水性アクリルのシタデルカラー
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

これより上塗り

シタデルカラーのLAYER、エシングレイ
面積が広いですが、胴体、腕部、脚部、バックパックそれぞれに上塗りしました

シタデルの塗装で面積の広い箇所は、テクニカルカラーにある「ラーミアンメディウム」という溶剤を使って、ムラにならないようにペイントしました

一部、シルバー、アイアンハンズスティールを使いました

赤、ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
濃い成形パーツへの上塗りだったので、何回か重ねたところもありました

もう一色のメインカラーのグレイ
明るいカラーの「セレストラグレイ」です
ライトな塗料ですが、隠ぺい力の強さと、下地に塗ったアポシカリーホワイトも効いてうまく色が乗っていきました

ディテールです
黒はシタデルカラーのアバドンブラック
けっこう多用している扱いやすい、黒の塗料です

今殺駆のパートで塗装にかかった時間は、下地塗りを合わせて約40分でした

塗装後

色塗り後は、水性トップコート、つや消しを吹き付け、乾燥させて完成です

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

このキットでは、3体の殺駆が作れますが
この動画パートでは新殺駆。

別売りの、ザクⅢのパーツに、三兄弟のキットに入っている換装パーツを使って組み立てていきます

この新殺駆は、ザクⅢがモチーフ

塗装後がこちら。

三男 新殺駆(ザクⅢ)

三兄弟の末っ子。おしゃれで身なりを気にするナルシスト。
普段はおっとりしている彼ではあるが実は怒ると手が付けられない程に暴れまわるとんでもない奴。
武器は名刀・新月など。
シンボルマークは熊。
★別売りのザクⅢに頭・左腕パーツを付け替えて完成させる。

三兄弟そろい踏み

制作過程を動画(YouTube)で見る

素組みの際の動画

塗装その1 古殺駆

古殺駆の塗装動画

塗装その2 今殺駆

今殺駆の塗装動画

塗装その3 新殺駆

新殺駆の塗装動画

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■新殺駆で使用するのはこちら

■殺駆3兄弟の説明はこちらからも

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年12月6日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c