【キンケシ復刻版3】オメガマンを第2期アニメカラーで筆塗りリペイントしました#1056

2025年12月9日

2009年発売「キンケシ復刻版3」から、オメガマンを水性アクリル塗料で筆塗りリペイントしました。第2期アニメカラーを参考にした白・黒・紫の彩色や、下処理から完成までの工程を詳しくまとめています。

キンケシ復刻版9のオメガマンをリペイント

今回は、2009年発売の「キンケシ復刻版3」に収録されていたオメガマンを塗装していきます。
1990年代の第2期アニメの配色を参考に、いつものように水性アクリル塗料で彩色しました。

キンケシ復刻版3は「キン肉星王位争奪編」にあたり、当時のカプセルにはブックレットも同梱。ゼブラやキン肉マンのワザ消し、マッスルインフェルノなど、運命の王子たちや所属チームの超人が多数ラインナップされた豪華な弾でした。

塗装前の状態とサイズ感

オメガマンは多少の経年劣化はあるものの、汚れや損傷はほぼなく良好な状態でした。復刻版は金型の関係でやや小ぶりですが、このオメガマンは元の造形が大きめで、比較的塗りやすいサイズでした。

完成後のカラーイメージ

仕上がりは、第2期アニメのイメージを再現した白・黒・紫の配色。
特徴的なカラーリングにより、ファンには馴染みのあるオメガマンへと仕上がりました。

下処理の工程

キンケシやデカ消しの塗装では、いつも以下の手順で下処理しています。

この工程を丁寧に行うことで、塗料のノリが大きく向上します。

使用した塗料と筆

塗装は、ファレホをメインにシタデルカラーをポイントで使用。
全行程を筆塗りで仕上げました。

  • 面相筆で細部を丁寧に
  • 広い面はブラシで時短
  • 下地塗り → 上塗りの2段階構成

今回のベースには、ファレホ・モデルカラーの ライトフレッシュ を使用。
下地をしっかり作ることで、その後の発色が安定します。

各色の塗装ポイント

目元・フェイス

  • シタデルカラー:コントラスト「ブラックテンプラー」を薄めてスミ入れ

紫(背中のオメガハンドなど)

  • ファレホ:ラストフルパープル
  • 面積が広いため、ラーミアンメディウムで薄めながら色ムラを防止
  • 乾燥しやすいので2度塗りで発色を安定

  • ゲームカラー:ブラック

赤(目)

尻尾

  • モデルカラー:ダークグレー
  • 極細筆で丁寧に塗装

白(ボディカラー)

  • モデルカラー:ホワイトグレー
  • 頭・腕・脚・胴体と塗る面積が広く、最も時間がかかりました

オメガハンドの爪

今回の塗装時間は約50分ほどでした。

仕上げと完成レビュー

塗装後は、ソフト99のボデーペン(クリア)を全体に吹き付けてコート。

台座にセットし、フロントビューからリアビューまでしっかりまとまりのある仕上がりになりました。

まとめ

今回は、キンケシ復刻版3からスーパーフェニックスチームのオメガマンを、第2期アニメの配色を参考に水性アクリル塗料でリペイントしました。
丁寧な下処理と筆塗りによるアニメカラーの再現を楽しんでいただけたら幸いです。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年12月9日

Posted by Mさん模活時間の記録